【誕生ストーリー】アールデコの濃厚な香り漂う、当店オリジナル <バウハウス>

2025/4/24 2025/4/24
アールデコスタイルのオリジナルデザインカーテン<バウハウス>
アールデコの濃厚な香り漂う、当店オリジナルデザイン <バウハウス ブロンズ>

当店オリジナルデザインのカーテン<バウハウス>は、商品企画の私が図案に一目ぼれして、商品化したものです。

このアート作品のようなデザインを、1枚のカーテンにするまでの道のり。
そしてデザインへの想いなど、お話したいと思います。

この<バウハウス>に興味を持っていただいた方に、より深く知っていただきけると幸いです。

<バウハウス>図案との出会い

アートの図案

この<バウハウス>の図案は、海外・国内のテキスタイルデザインや書籍を取り扱っている事務所で出会いました。

ごく小さなスペースに所狭しと積み重なった図案の数々。
足を踏み入れただけで期待に胸が膨らみます。

図案は、シーズンごとに各国から最新作が送られてきて、一定期間を過ぎるとまた別のところに移動してしまいます。
その時だけの「出会い」の図案を求めて、さまざまなデザイン分野の方々が足を運ぶところなのです。

紙に印刷された大きな図案は、図案専門の一流デザイナーが手描きで描いた一点もので、そのものがアート作品のよう。

データもいただきますが、まず「紙の図案」で選ぶ、ということがいいのです。
1枚1枚じっくりと、悩みに悩んで購入を決定。
高価な図案なので、感性にビビッと響くものに出会った時だけ購入します。

<バウハウス>は見たとたん「なにこれ、素敵…!」とほぼ即決でした。

選んだのはパリのデザインスタジオELKA STUDIOの図案。
このデザインスタジオの図案は、日本国内のデザインにはない、成熟した大人のもつモダンな美しさ、パリらしい洗練されたデザインが特徴です。

アールデコが好き

アールデコのイメージボード

 

この<バウハウス>はアールデコスタイルをアレンジしたデザインです。

私はもともとファッションや、時代の文化・風俗の歴史に興味があるのですが、その中でもアールデコは特別な存在。

今に通じるモダンデザインが初めて生まれたのもこの頃ですし、ファッションやインテリアデザイン、アートでも革新的なデザインが登場した時代です。

そんな思い入れの強いアールデコですが、その時代のそのままのデザインでは今のインテリアに合いにくいのがほとんど。

ところが、この図案はアールデコ様式をベースにしながらも、よりモダンにアレンジされていて、現代のインテリアにピタッとはまると感じたのです。

Art Deco(アールデコ)

アールデコとは、フランス語で「装飾美術」「Art (芸術)+Déco(装飾)」を意味します。
1910年代半ば~1930年代にヨーロッパおよびアメリカ(ニューヨーク)を中心に流行した建築、家具、絵画、ポスター、工芸、ファッションなど多岐にわたる装飾デザインです。

特徴は、幾何学的な模様やパターンで構成されたデザイン。
カラーは原色の対比、メタリック&モノトーンの組み合わせが代表的。
また、ダンスやジャズ、ハリウッド映画など、ジャズ・エイジに象徴される豪華できらびやかなものがベースとなっています。

 

修正を繰り返して完成した、深いカラーと箔の表現

遮光カーテン<バウハウス>の生地アップ

柄が決まったら、インクジェットプリンターで生地にプリントします。
インクジェットプリントは写真を印刷するように、デザインそのままをプリント。細かなタッチもすべて表現できるのが最大の特徴です。

ただ、問題は色の調節。
上品で重厚感のある色、アンティークゴールドのような金の色、工場では相当な技術と経験が必要な作業だったと思います。

生地の色、生地表面の素材感や環境によって色味がかわるので、細やかに調整を繰り返さないといけません。
納得がいく仕上がりになりまで何度も修正をお願いしました。

でも完成した時の仕上がりは最高で、それまでの苦労が報われた気がしました…!

今までになかった斬新さ、漂う高級感。
じっくりと手間ひまかけて作り上げたからこそ生まれた、特別な1枚です。

カーテンが作るムードに浸った撮影

せっかく素晴らしいデザインを形にできたのだから、その魅力を全部伝えたい、という思いで撮影に臨みました。

まるでそのカーテンをかけた部屋に住んでいる気分になりながら、没入してインテリアを作っていきます。

ダークな壁に、硬質なガラスやメタリックをアクセントに添えたシンプルなインテリア。

差し込むアンニュイな西日を取り入れたり、ライティングでドラマティックに演出したり。

 

世界に一つのアート、当店だけのオリジナルカーテン

終わりに

<バウハウス>に興味を持っていただいた方に、より深く知っていただきたい、という思いでこのストーリーを書き始めました。

商品を企画したこだわり、撮影の現場でディレクションをした時のエピソードなど、生の言葉で飾らずにお伝えできたかな、と思っています。

商品ページ以外のちょっとしたお話で、より関心を持っていただけると幸いです。

 

 

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