木製カーテンレールのデメリットと対策を専門店スタッフが解説

2024/12/19 2024/12/25

「木製カーテンレールの自然な風合いに惹かれるけれど、長期的に見てもつか心配」「他のカーテンレールと比べてどのようなデメリットがあるか知りたい」そんな思いを抱えていませんか?

木製カーテンレールは、その美しさや温もりで部屋全体の雰囲気をワンランク高めてくれる一方、特有のデメリットや注意点もあります。

そこでこの記事では、木製カーテンレールのデメリットを具体的に解説。日常で快適に使うための対策や、その他の選択肢も紹介します。

デメリットを前もって知り、きちんと対策してお気に入りのカーテンレールを末永く使えるようにしましょう。きっと外を眺める時間も、おうち時間ももっと楽しくなるはずです◎

木製カーテンレールのデメリット

木製カーテンレールのデメリットは以下の5つです。

①湿気に弱い

②光漏れ防止・静音の機能をもったものが少ない

③伸縮機能がない

④デザインの選択肢が限られる

⑤重量があるため、取り付けに注意が必要

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

デメリット① 湿気に弱い

木製カーテンレールは、高温多湿の環境での使用において注意が必要です。特に浴室や脱衣所などでは、湿度による木材の変形(ゆがみ・沈み)が起こる可能性が高くなります。

対策
  • 防湿スプレーを定期的に使用する
  • ・木製の表面をコーティングし、湿気から保護します。
  • 通気性の良い環境で使用する
  • ・湿気がこもりやすい場所での使用は避け、風通しの良い部屋に設置することを推奨します。

デメリット② 光漏れ防止・静音の機能をもったものが少ない

カーテンの上や横は隙間ができやすく、そこから光が漏れてしまうことがあります。そこで、役立つのが「リターン縫製」といってカーテンの両端の隙間をなくし、光漏れを防ぐ方法。

でも、木製カーテンレールは構造的にこの機能をなかなか取り入れることができません。そのため完全に遮光するのが難しいのです。

また、静音性の高いランナーの採用も難しいため、他の素材に比べて開閉時の音がやや大きい傾向があります。

カーテンの音や光漏れが気になる方けれど木目の風合いを楽しみたいという方は、<ネクスティ>のような木目調機能レールなどがおすすめです。

木目が美しいオーダーカットレール
▲<ネクスティ>を見る

デメリット③ 伸縮機能がない

木製カーテンは伸縮機能がないため、賃貸住宅など取り付けに制約がある場合には適していません。

レールを固定する「ブラケット」のネジ穴を空けたくないけれど、カーテンを付けたいという方には「伸縮レール」が向いているでしょう。自分で長さを調節して、つっぱって固定することができます。

つっぱりカーテンレール
▲つっぱり式だから、すぐ、簡単に、どこでも設置<フィットワン>を見る

デメリット④ デザインの選択肢が限られる

木製レールには、天然木ならではの独特の温かみと自然な美しさを感じさせる魅力がありますよね。一方で、木材特有の節やつなぎ目が目立つ場合があり、これが好みに合わない方もいるのではないのでしょうか。また、色のバリエーションも限られてきます。

このような場合には、木目調のカーテンレールを選ぶことで、より幅広いデザインやカラーを楽しむことができるでしょう。

木目調の装飾カーテンレール
▲シャービックなホワイトグレイやあたたかみのウォールナットまでカラバリ豊富な木目レール<レガートAキャップ ダブル オーク>

デメリット⑤ 重量があるため、取り付けに注意が必要

木製カーテンレールは他の素材に比べて重量があり、取り付け時に注意が必です。特に壁への負担が大きくなるため、しっかりとした施工が求められます。

対策
  • 二人で取り付ける
  • ・耐荷重に注意しながら作業を進めることが重要です。
  • 専門スタッフに依頼する
  • ・取り付けが難しい場合は、経験豊富なプロに相談することで、安全に設置することができます。
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木製カーテンレールのメリット

木製カーテンレールのメリットは、以下の5つです。

①空間全体に高級感をプラスできる

②インテリアの統一感を出せる

③多様なスタイルに対応できる

④心理的な豊かさと癒しを感じられる

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット① 空間全体に高級感をプラスできる

やはり木製カーテンレールの一番の魅力は天然木特有の自然な質感なのではないでしょうか。空間に温かみと洗練された雰囲気を与えてくれます。これにより、部屋全体の印象がワンランク上に上がるでしょう。

メリット② インテリアの統一感を出せる

木製カーテンレールは、家具やフローリング、ドアなど、他の木製アイテムとの相性が非常に良いのが特徴です。素材や色味を統一することで、部屋全体に統一感が生まれ、インテリアの完成度が高まります。

メリット③ 多様なスタイルに対応できる

高級感のある木製デザインは、クラシック、モダン、ナチュラル、北欧風など、さまざまなインテリアスタイルに対応できます。そのため、テイストを変えたり、模様替えをしても違和感なく使い続けることができます。

メリット④ 心理的な豊かさと癒しを感じられる

天然木は、人工素材にはない自然の温かみを持っており、見る人に安心感や癒しを与えてくれます。木の温もりや自然な美しさは、現代の忙しい生活の中で、癒しとリフレッシュを提供してくれる大切な存在となってくれるでしょう。

まとめ

木製カーテンレールには、耐久性や選択肢の幅などいくつかのデメリットがありますが、一方で、その自然な美しさや高級感は、他の素材では得られない味があります。メリット・デメリットを踏まえたうえで、自分に合った空間作りを楽しんでください。

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