イライラ解消!カーテンのめくれ対策を専門店のインテリアコーディネーターが解説

2024/12/17 2024/12/17

レースカーテン

エアコンに頼らず秋の空気を楽しめる今の時期、つい窓を開けて過ごしたくなりますね。でも、気持ちいい風と共にやってくるプチストレス。それはカーテンのめくれではないでしょうか。

「風でカーテンが舞い上がり真ん中がひらいてしまう」
「裾がぴらぴらと揺れたりして落ち着かない」

そんなお悩みで、せっかくのリラックスタイムが台無しになってしまうことも。でも実は、簡単な工夫やアイテムで、このプチストレスを軽減する方法があるんです!

この記事では、

・レースカーテンが風によってめくれる
・ドレープカーテンの中央がめくれて隙間ができる
・両端に寄せたカーテンがめくれてうまくまとまらない

 

これらを防ぐ簡単な工夫や便利なアイテムを、カーテン専門店のインテリアコーディネーターが紹介します。めくれがなくなれば、カーテン本来の機能や美しさもしっかり発揮。もっとお家時間が心地よくなるはずです。

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カーテンのめくれの種類による原因と防止対策

「カーテンがめくれる」と一言でいっても、その原因や状況はさまざまです。たとえば風でカーテン全体が舞い上がるケースや、裾だけがめくれてしまうケースなど、めくれ方によって対策も異なります。

ここでは、カーテンのめくれ方別に、その原因と対策を詳しくご紹介します。

レースカーテンが風でめくれる原因と対策

人気No,1遮像レースカーテン
人気No,1遮像レースカーテン<ふわりぃ>のニュアンスカラー <ふわりぃ ニュアンス>

レースカーテンは薄手で軽量な素材が多く、少しの風でも動きやすい特徴があります。特にエアコンや扇風機の風、窓を開けた際の自然な風の影響を受けやすく、遮光性やプライバシー保護が損なわれる原因となります。

では、どのような対策をしたらいいのでしょうか。簡単にできる順番に解説していきます。

1.カーテンのサイズを見直す

カーテンの丈が窓枠より短かいと風でめくれやすくなります。この問題は特に素材の軽いレースカーテンで起こりやすいです。

カーテンの丈を窓枠より長くして、床すれすれまでの丈にすることで、風の影響を受けにくくなります。もし、お使いのカーテンがアジャスター付きであれば、数センチ程度調整するだけで、めくれやすかったカーテンが格段に安定します。

●カーテンのサイズを選ぶときのポイント
床との距離:5~10mm程度の余裕をもたせると、見た目が美しく、めくれにくくなります。

 

2.マグネットカーテンウェイトを使う

マグネットカーテンウェイトは、カーテンの裾部分に取り付けることで重さを追加し、安定させるアイテムです。

裾部分を挟むだけで完了するため、工具や特別なスキルは不要です。またホームセンターやネットショップで購入できるのも手軽でいいですね。取り外しも簡単なので別のカーテンに使い回すこともできます。

一方で、マグネットの存在感が出てしまうため、デザイン性を気にする方には向かない場合があります。


3.マグネットタッセルを使う

風通しを良くしたいけど、カーテンの安定感も欲しい方におすすめな方法です。カーテンの裾部分を少し折りたたみ、マグネットタッセルで挟みます。

裾を持ち上げて固定すると、風が通り抜けてもカーテンが動きにくくなります。裾を挟むだけで手軽に導入できるので、忙しい方でもすぐに試せる方法です。

バルーン風レースカーテン

しっとり生地の極厚レースカーテン <リッチ アイボリー>

カーテンの裾を固定し風の影響を受けにくくするだけでなく、見た目にもおしゃれでインテリアとして楽しめるのが魅力です。

4.厚みのあるレースカーテンを選ぶ

生地が厚いことで、カーテンに重みが加わり、風が通り抜けてもめくれにくくなります。

極厚レース
しっとり生地の極厚レースカーテン <リッチ アイボリー>

風でのめくれ防止効果だけでなく、外からの視線を遮る効果があり、プライバシーを守りつつ、遮熱・保温性まで兼ね備えた優れた選択肢です。

5.窓フィルムを貼ってめくれた時の室内見えをカバー

窓ガラスフィルム
景色とプライバシーの両方を確保する <プライバシー保護遮熱フィルム>

窓フィルムを貼ることで、外からの視線を遮ることができるため、カーテンが一瞬めくれたり隙間ができたりしても、室内が見えにくくなります。

無地のシンプルなフィルムから、デザイン性のあるおしゃれなタイプまで豊富なバリエーションがあり、インテリアに合わせて選ぶことができます。

また、省エネ、防犯、台風・地震対策、紫外線対策など、プライバシー保護以外にも様々な効果があります。DIYで手軽に貼り付けでき、長期間使えるためコスパが良いのも嬉しいですね。

ドレープカーテンの中央がめくれて隙間ができる原因と対策

カーテン隙間

カーテンを閉めた際に中央がめくれて隙間ができると、プライバシーが保たれなかったり、光や風が入り込んでしまったりと、不便を感じることがありますね。

1.日常的な開閉時の注意

開閉の際、左右のカーテンを均等に動かすように心がけましょう。また、閉じた後に中央部分を手で軽く整える習慣をつけましょう。簡単なひと手間で隙間が目立ちにくくなります。

2.フックの位置や間隔の問題

カーテンレールの均等な位置にフックを取り付け直すことで、カーテンの偏りを防ぎます。フックの取付位置が不均等だったり、間隔が広すぎる場合、中央がうまく閉じられません。フック同士の間隔を10~15cmに調整しましょう。

3.マグネットやクリップを使用する

ホームセンターや家具量販店などで販売されている、カーテン用のマグネットやクリップをカーテンの中央部分に取り付けて、中央をぴったりと固定します。必要な時だけ取り外せるので、使い勝手も良いです。

4.カーテンの幅を適切にする

カーテンの幅が、窓やレールの長さに対して足りない場合、中央に隙間ができやすくなります。特に既製品のカーテンを仕様している場合、窓幅にピッタリ合わないことが多いです。

買い替えが必要になりますが、どうしてもめくれが解消できない場合は、窓サイズに合わせたオーダーカーテンを検討してみてはいかがでしょうか。

生地をたっぷりつかっているオーダーカーテンなら、幅にゆとりを持たせたているので隙間ができにくくなります。隙間が少ないと、遮熱、保温の効果がアップして結果的に光熱費の節約につながります。家計にも嬉しいポイントです。

5.裾に重さを追加する

ドレープカーテンの裾に専用のウェイトテープを縫い込むことや、おもり付きのドレープカーテンを選ぶなど、裾に重さを追加することで、安定感を高め風などの影響を軽減することができます。

両端に寄せたカーテンがめくれて、うまくまとまらない場合の原因と対策

ドレープの美しいカーテン

カーテンを開けた際に綺麗にまとまらず、広がってしまうと見た目が悪くなるだけでなく、窓回りのスペースを有効に使えなくなることもあります。

1.タッセルを使う

カーテンを束ねるタッセルや固定具を使っていないと、カーテンを開けたときに左右に広がってしまいます。

モノトーンのタッセル

カーテンをしっかり固定することで、広がるカーテンを押さえながら、風通しも確保できます。タッセルの位置を調整すれば、光の入り具合や外からの視線もコントロールしやすくなります。

・タッセルを取り付ける高さのポイント
タッセルはカーテンの裾から高さ3分の1程度の位置に取り付けるとまとまりやすくなります。

2.ウェイト付のカーテンを選ぶ

カーテンを新しく購入する際に、裾にウェイトが入ったものを選ぶのも一つの手です。これにより、自然な形でめくれや広がりを防ぎ、よりしっかりと窓をカバーすることができます。

3.形態安定加工の付いたカーテンを選ぶ

左右に寄せたカーテンが風でめくれてまとまらない問題は、形態安定加工付きのカーテンを選ぶことで簡単に解決できます。

美しいドレープを保ちながら、風による動きも軽減できるため、快適で見た目も整った窓回りを実現できます。

次は窓回りをガラッと変えて、気分もお部屋もスッキリさせるアイデアをご紹介します!

カーテンのめくれから解放!代わりになる窓周りアイテム3選

思い切ってカーテンをウッドブラインドやシェードカーテン、バーチカルブラインドに換えるという方法も!めくれのストレスから解放されるだけでなく、お部屋の印象もガラリと変わります。

ここでは、カーテンの代わりになる窓周りアイテム3選を紹介します。

1. ウッドブラインド

ウッドブラインド

ナチュラルで高級感のあるウッドブラインドは、風でめくれることがなく、木の素材が空間を温かく演出します。

ウッドブラインドなら、風を通してもブラインドが動きにくいので、風通しを保ちながらもインテリアとしてしっかりとした存在感を発揮します。特にモダンやナチュラルテイストのお部屋にぴったりです。

ただし、強い風でブラインドが揺れて窓枠との接触音が気になるなんてこともあります。そんな時は、サイドガイドを取り付けたり、スラット(ブラインドの羽)を調整することで、揺れを最小限に抑えることができます。


2. シェードカーテン

シェードカーテン

シェードカーテンは、布を上下に引き上げて開閉するタイプで、一般的なカーテンのように風で大きくめくれ上がって室内が見えることがありません

必要に応じて少しずつ高さを調整でき、外からの視線を遮りながらも光を効果的に取り入れることができます。スタイリッシュな見た目と、窓枠にすっきりと収まるデザインで、リビングや寝室におすすめです。

 

3. バーチカルブラインド

バーチカルブラインド

縦型のバーチカルブラインドは風通しを確保できる一方で、スラット(縦の羽根)が風に強い構造になっています。

窓全体を覆いつつも風を通しやすく、空間を広く見せる効果もあるため、モダンなお部屋や広い窓に最適です。また、光の角度を調整してお部屋に入る量をコントロールできるため、日差しが気になる方にも便利です。

 

カーテンのめくれを気にせず快適に過ごしながら、インテリアとしてもおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか。

カーテンのめくれは、ちょっとした工夫で簡単に防ぐことができます。ご自身のインテリアスタイルに合わせて、最適な対策を見つけてみてくださいね。

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談いただけます↓

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