何となく寒いイメージのある北欧。国により差はありますが、実際に北欧は寒い地域と言えます。

寒くて日照時間も短い北欧の冬。そんな寒い地域で過ごす北欧の人達が、どのような対策をして冬を過ごしているのか気になりませんか？

実は北欧の人達は寒くて暗い冬でも明るい気持ちで過ごせるように、様々な工夫をして生活しているんです。

この記事では、そんな寒い冬を上手に乗り越える北欧の人達の暮らしについてご紹介します。冬ならではの魅力を見出して、楽しみ方を見つける北欧の人達からヒントをもらい楽しい冬を過ごしましょう♪

北欧の冬について

寒くて暗いイメージがある北欧の冬。実際はどのぐらい寒いのか気になりますよね。実際にはどの位寒いのか、ご存知ですか？

実は北欧の中でも想像するより寒くない国もあるのです。例えばデンマークのコペンハーゲンやアイスランドは、真冬の東京と似た体感で気温もそんなに変わらないのです。

上記を見てわかるように、北欧の中でもフィンランドが一番寒い国で、1～2月は時折－30度まで下がる事もあります。

そんな北欧の中でも一番寒いフィンランドですが、南にあるヘルシンキでは日照時間もとても短くなります。

一年で一番日の短くなる冬至頃、ヘルシンキの日の出は9時半で15時過ぎには日が沈んでしまいます。15時に日が沈んでしまうなんて、日本だとあまり想像が出来ないですよね。

朝起きて通勤・通学する時間になってもまだ真っ暗です。10時ぐらいにようやく明るくなりますが、それも束の間。15時ごろから暗くなっていきます。

これだけ暗い冬が続くとどうしても気分が落ち込んでしまいます。北欧の方々が、そんな暗くて寒い北欧の冬を、どのようにして過ごしているのか気になりますよね。

最初に少し説明したように、北欧の人達は寒くて暗い冬でも、明るい気持ちで過ごせるように、様々な工夫をして生活しているんです。

下記では、そんな暗くて寒い冬を過ごす北欧の方々が、明るく楽しい気持ちで過ごす為の工夫をご紹介します！是非最後までお読み下さい♪

思わず真似したくなる、北欧の冬を楽しく過ごすためのポイント5選

こちらではそんな北欧の冬を楽しく過ごす方法をご紹介します。日本でも取り入れられるものも多いので、是非真似してみて下さいね。

1.サウナ

「サ活」という「サウナ活動」を略した言葉をよく耳にするぐらい日本でも流行っているサウナ。温泉施設などにサウナがあるため、手軽にマネしやすいフィンランドの習慣の1つです。

そんなサウナとは、約2000年前に一年中激寒で太陽の恵みが少ない北欧の風土の国フィンランドの人々が、厳しい寒さと日頃の疲れを癒すために考えられた習慣です。

フィンランドサウナでは、体が温まったら一度外に出てぬるめのシャワーを浴びてクールダウンし、またサウナで温まる、を繰り返す入り方が効果的とされています。

2.スポーツ

スウェーデンでは、子どもたちがウインタースポーツを楽しむ「スポーツ休暇」が2月に1週間あります。元々は学校の暖房費を節約するために、と1940年に制定されたのですが、その後ウィンタースポーツを楽しむ休暇へと変わっていきました。

地域ごとに一週間ずつ休暇がずれているので、スキー場などが一度に混むことがなく、多くの人がウィンタースポーツを楽しむことができます。大人も有給休暇を取り、家族でスキーに出かける人も多いとの事でとても羨ましいですよね♪

■アイススケート
北欧の湖や海が凍ってくると、湖や公園の一部がスケートリンクに早変わり！大人も子どももアイススケートを楽しみます。

人工的に作られているアイススケートリンクももちろんありますが、自然に囲まれている広い湖の上で滑ると開放感がやっぱり違いますので、北欧の人気な冬遊びとなっています。

■クロスカントリースキー
日本ではスキーと言えば山の斜面を利用して滑り降りる「ダウンヒルスキー」ですが、フィンランドでスキーと言えば平野を滑っていく「カントリースキー」が主流です。

細い板に踵を固定せずに平地を進んだり、坂を登ったり、雪原を自由に滑りながら移動することができます。北欧では子どもからお年寄りまで幅広い年齢の人たちが日常的に楽しんでいます。

■そり遊び
プルカと呼ばれるそり遊びが子供の中では大人気です。最近では、大人なしで遊んでいる子どもたちをよく見かけますが、そり遊びは今でも親子で楽しんでいる方が多いです。

3.編み物

冬が長い北欧では編み物がとても盛んです。冬の電車やカフェ、図書館では編み物をしている人も多く、北欧の小学校では編み物の授業がある学校もあるそうです。

手編みの靴下は、クリスマスプレゼントの定番！人を思う心で編み上げられた靴下や衣服は、北欧の厳しい気候を乗りきるには、欠かせないアイテムですね♪

4.食事

北欧の人々は、家族団らんや友人を招いて食事をゆっくりと楽しむことが大好きです。

冬が長い北欧では、家で過ごす時間をとても大事にしています。外食は高いということもあり、食事も家で楽しむのが一般的。お客さまも家庭料理でもてなします。

それぞれの家庭に大きなオーブンやワッフルメーカーなど、しっかりとした調理機器が揃っています。パンは生地から手作り、ハーブやスプラウトは自ら栽培するなど、じっくりと丁寧に、楽しみながら家での食事を楽しんでいます。

5.インテリア

■キャンドル
日本ではインテリアとして飾ることも多いキャンドルですが、北欧では心を落ち着かせてくれる『なくてはならない存在』のキャンドル。

北欧の人にとってキャンドルは年中、欠かせない日用品なのです。どんよりとした曇りの朝は食卓に小さな灯りを少し置くだけで、やわらかな明るさが生まれます。

長く暗く、寒い冬を耐えなければならない北欧の人々にとって、自然の炎は明るさや暖かさの象徴です。

■明るいカラーのインテリア雑貨

冬の日照時間が少なく、寒い冬の北欧だからこそ、家の中は明るく温かな雰囲気にする事を好む北欧の人達。そんな北欧の人達のように明るいカラーのインテリアを取り入れると、気持ちも明るくなれるはずです♪

【ラグ】

リサ・ラーソンは、世界でいちばん「かわいい」ことを考えているおばあさん。思わず「かわいい！」と声をあげてしまうようなリサ・ラーソン作品からは、あたたかいぬくもりを感じられます。

見ているだけで思わず笑顔になってしまう、遊びごころあふれるデザインや、優しいカラーのラグを取り入れるとお部屋も明るい雰囲気に♪

【カーテン】

フィンランドを代表するテキスタイルブランド「マリメッコ」。大胆な色使いと独創的なデザインは一度見ると心に残り、気持ちをハッピーにする魅力をもっています。

そんなマリメッコの中でも人気なデザインの「ウニッコ」。ウニッコとはフィンランド語で「ポピーの花」の事です。（ピエニは「小さな」という意味）
思わず目を奪われるような、鮮やかなカラーのを取り入れると気持ちも上向きに♪

あたたかみを感じる色使いや模様がおすすめ

寒い冬を楽しく過ごす方法を色々と紹介してきましたが、簡単に色々な場面に活用できるポイント。それはあたたかみを感じる色使いや模様を取り入れること！

こちらでは、寒い冬も何だかあたたかくなるような、そんな魅力的な北欧の色使いやデザインをご紹介します。

色使い

寒くて日照時間の短い北欧では、あたたかみを感じるカラーを使用する事が多いです。ほっとするようなカラーや、元気になるようなカラー。北欧ならではの色使いですよね。ここでは、そんなあたたかみを感じる色使いについて紹介します。

■落ち着きのある優しい色使い

優しいアースカラーを取り入れると心も何だかほっとします。

寒くて暗くなりがちな冬も柔らかな色を取り入れることで、あたたかくて落ち着いた雰囲気になりますよね。落ち着いたカラーを取り入れることで癒しを与えたり、和やかな雰囲気を演出してくれます。

■元気で明るいポップな色使い

気持ちがふわっと明るくなるような、鮮やかな色使い。心が弾むようなカラーは、自然と気持ちも上向きに♪

存在感がありながらも優しい色合いを取り入れると、日常に安らぎや楽しみをプラスする事が出来ます。

デザイン

手書きの柔らかさを楽しむデザインは、思わずほっこりした気持ちになりますよね。少しいびつだったり、かすれていたり。暖かみのある優しいタッチは、北欧らしいほっこりと和む雰囲気を感じさせてくれます。

寒い冬におすすめのインテリアアイテム

寒い冬は家の中の寒さ対策が重要！それは北欧でも日本でも同じですよね。ここではそんな寒い冬に大活躍間違いなしのアイテムを紹介します。寒い冬への対策として、是非参考にしてみて下さいね♪

ラグ

大人気の北欧テイストのラグ。冬が長い北欧ならではの「家の中で明るい気持ちで過ごすアイデア」は、もちろんラグのデザインにも反映されています。

ほっと温もりを感じる柔らかな表情のものから、お部屋をぱっと明るくしているブライトカラーのアイテムまで幅広くご紹介します。

■欧インテリアを彩るブロック調の幾何学ラグ＜ゼクス＞

ブロック調の幾何学パターンが北欧モダンな印象に。中材にはウレタンを使用し、防音効果のある裏加工を施しているので、ボリュームもあり暮らしにやさしいラグです。

■カラフルな糸を織り込んだナチュラルカラーのシンプルラグ＜シェリーズ＞

色のさりげない混じり方がおしゃれな、ミックスカラーのラグです。程よい毛足の長さの「セミシャギー」なので、ふんわりとした空気感があるのもポイントです。

■ナチュラルな風合いのベースと柔らかなライン柄が魅力的なウィルトン織りラグ＜リニエ＞

ラインを描いただけのシンプルなデザインながらも、ほんのわずかなアクセントがおしゃれなラグです。ウールのようなふかふかとした触り心地が心地よく、床に座っても底付き感を感じない程よい厚み◎ふかふかの触り心地でゆったりと心落ち着く時間を楽しめそう♪

断熱カーテン

冬場、室内の暖房の熱の58％が窓から逃げてしまうと言われています。窓の断熱対策を怠ると、暖まった空気が窓辺で冷やされてしまうため、暖房をつけていてもなかなか部屋が暖まりません。

ですが、窓の断熱対策をすることで、室内の暖かさをしっかりキープすることができます！手軽に断熱対策をするときは、まずカーテンを見直してみましょう♪

■お洒落な完全遮光をお探しの方に！大胆な花柄とナチュラルな淡いカラーが魅力の完全遮光カーテン＜ダレリア＞

完全遮光は外からの強い陽射しをしっかりと遮ってくれるだけでなく、遮熱・保温効果があり、冷暖房効率が上がるのでお財布にも環境にも優しいカーテンです。

100%の遮光率でありながら、お部屋の中は明るく保ってくれるのがこのカーテンの特徴。落ち着いたトーンでお部屋に馴染みやすく、室内の明るい印象をキープしてくれます。

■強い日差しやプライバシーをしっかりガード！ほっこり北欧デザイン ＜ミーサ イエロー＞

ゆっくりとくつろぐ空間にパッとお花が咲いたような、明るい雰囲気が素敵なデザインのカーテン。

ただ可愛いだけではなく、特殊コーティングによる高機能カーテンなのです！裏面の屋外からの熱気や冷気をカットし、室内温度の著しい上昇・低下を抑えてくれます♪

 

■北欧の街並みが楽しめるカーテン ＜マチ＞

窓辺から北欧の街を見下ろしているような、おしゃれな街並みのデザインカーテンです。こちらも保温30.8%という嬉しい機能付き！

すっきりとしたホワイト、温かみのあるベージュ、大人っぽいグレー。どれもコーディネートにかかせないナチュラルな色合いがかわいい3色展開です♪

窓ガラスフィルム

断熱対策としてカーテンを見直したけど、もうひと手間加えたい！という方にオススメなのが窓ガラスフィルム。窓ガラスに貼ることで熱を外に逃さないように遮断してくれます。

熱を遮断してくれるのでエアコンやヒーターで温めた部屋の空気が外に逃げるのを防ぎ、窓から伝わる冷気をシャットアウトしてくれます。断熱カーテンを併用することで、断熱効果を高めることできます。

■窓フィルム 外から見えづらくなる ＜スモーク遮熱フィルム＞

保温効果付きの窓ガラスフィルム。景色までカットしてしまうフィルムが多い中、スモークタイプなら日焼けも気にせずに景色を楽しめます。

まとめ

いかがでしたか？厳しい冬を楽しく過ごそう、と工夫している北欧の人達の暮らし方はとても素敵ですよね。そんな寒くて暗い冬を楽しく過ごす北欧の人達からヒントをもらい、楽しい冬を楽しんで下さい♪

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