毎年上がる気温、暑い日差し。
夏の日差し対策は、年々需要が高まっています。

そんな日差し対策として今、「遮光する窓フィルム」が人気なんです。

トイレなどの小窓から、リビングなど、あらゆる場所に合わせてカットができる窓フィルムが活躍します。

しかし、どんな効果があるのか、どの程度の効果があるのか、貼るのは難しそうだな…など悩みの種はあります。

そこで、遮光する窓フィルムのメリットや注意点、おすすめの商品まで、販売店で商品を仕入れ、さらに撮影を担当したバイヤーの私が、実際に使用してみて感じた所感も含めてご紹介いたします。

ぜひ日差し、暑さ対策の参考にしてください！

遮光する窓フィルムのメリット

まずは、遮光する窓フィルムの主なメリットをまとめてみました。

日差し、熱の侵入の防ぐ

窓からの日差しを遮る、フィルターのような役割を果たしてくれます。
UVカット効果が高いものも多く、肌・家具などの日焼け対策にも効果的です○

カーテンレールがない窓にも貼ることができるので、手軽な遮光対策としておすすめです。

明るさも確保できる

カーテンやロールスクリーンなどで閉め切るより明るさを確保できます。

真っ暗にならず、ほどよく遮光ができるものが多いので、リビングなど昼間は陽の明るさで過ごしたいという部屋には窓フィルムがおすすめです。

ですので、完全に遮光して真っ暗にしたいという方には、窓フィルムのみの遮光はあまりおすすめしていません。
完全遮光カーテンと窓フィルムの2重使いでの対策をしましょう。

実は簡単に貼れる、剥がせる

実は何度も貼り直しができる、水だけで吸着する窓フィルムがあるんです。

のりが無いと貼れないのではないか。といった心配もよくありますが、本格的な施工用でなければ水だけで貼れるものがほとんどです。
剥がしたいときにすぐ剥がすことができるので、賃貸でも貼ることができます。

T字のスキージーやタオルなどで空気を抜きながら貼ると綺麗に仕上がります○

比較的安い

リフォーム、カーテンの買い替えより安く済むので経済的な部分でも大きなメリットがあります。

ただ、個人で貼ることになるので、綺麗に貼れるかは自己責任となります。
しっかり綺麗に貼りたい場合は素直に業者さんに頼むのがよいかもしれません。

目隠し効果があるものも

光の反射を利用した目隠し効果があるものもあります。

プライバシー対策としても効果を発揮するものは、人通りの多い道に面した窓や一人暮らしの部屋におすすめです。

遮光する窓フィルムの注意点

窓フィルムは手軽で便利ですが、注意点もあります。

貼る前にしっかり注意点を確認してから貼るようにしましょう。

窓ガラスによっては貼れないフィルムがある

窓フィルムを貼る上で対応ガラスは必ず確認してください。

上の画像のように、複層ガラスなどフィルムによっては対応しないガラスがあります。
対応しない窓フィルムを貼ってしまうと熱がこもってしまうなどでひび割れなどが起こってしまう可能性があるので注意が必要です。
家の窓ガラスの種類と、窓フィルムがそのガラスに対応しているのかをしっかり確認しましょう。

大きい窓だと貼るのが大変

窓が大きいと貼る際の窓フィルムの扱いが非常に大変だと実際に行ってみて感じました。

私も撮影で貼ったり剝がしたりを繰り返しましたが、空気が入らないように伸ばしながら貼るなど、支える人と貼る人と2人がかりで作業したほうが綺麗に貼ることができました。

綺麗に貼りたいなら、なるべく2人以上で作業することをおすすめします。

おすすめの遮光する窓フィルム5選

ここでは当店にある、遮光する窓フィルムからおすすめの商品をご紹介します！

当店で揃えている窓フィルムはすべて初心者でも安心な”何度でも貼りなおせて、賃貸にも使えるもの”ですが、対応する窓ガラスは窓フィルムによって異なります。
お部屋の窓ガラスの種類と商品ページをしっかり照らし合わせて、しっかり確認しながらお選びください。

	遮光性	遮熱性	UVカット	貼りやすさ	景色の見え方	明るさの変化	対応ガラスの種類
＜省エネミラー窓フィルム＞	◎ 遮光率75%	○	◎ 99%	△ 折り曲がると跡がついてしまう	△ 角度によっては反射するが見える	貼った場所は日陰になる	○
＜スモーク遮熱フィルム＞	○ 遮光率69%	○	◎ 99%	○	○ 暗くなるが見える	フィルムが黒いので暗め	△
＜プライバシー保護遮熱フィルム＞	◎ 遮光率75%	○	◎ 99%	○	◎ 暗くなるがしっかり見える	貼った場所は日陰になる	◎　Low-E複層ガラスにも対応
＜外にも貼れる日よけシート＞	◎ 遮光率72%	○遮熱率69%	○ 81%	◎ 外も貼れる	× 目隠し効果有り	若干暗くなる	○
＜Low-E複層ガラス対応窓ガラスフィルム＞	△	○	◎ 99%	◎	× 目隠し効果有り	若干暗くなるがステンドグラスのように綺麗	◎　Low-E複層ガラスにも対応

視線も日差しも反射する ＜省エネミラー窓フィルム＞

マジックミラーのように、外からの視線と日差しを反射するミラータイプの窓ガラスフィルムです。

遮光率が75%と高く、直射日光を軽減することで、室内に日陰を作ることができます。

昼間は透け感がほとんどなく、外から部屋の中が見えにくくなります。目隠し効果で、あなたの大切なプライバシーもしっかり確保。
夜間、室内が明るい場合は目隠し効果はなくなるので、カーテンとの併用をおすすめしています。

外から見えづらくなる ＜スモーク遮熱フィルム＞

景色も確保したい方におすすめの、スモークタイプの窓ガラスフィルムです。

室内からの景色は確保しつつも、日差しと外からの視線を遮ることができます。
夜間、室内が明るい場合は目隠し効果はなくなるので、カーテンとの併用をおすすめしてます。

黒いシートなので、他の窓フィルムより若干部屋が暗くなる印象でした。
ただ、暗くなってしまうのは、遮光、断熱・遮熱効果の表れですので、しっかりさ効果も感じられるはずです。

景色とプライバシーの両方を確保する ＜プライバシー保護遮熱フィルム＞

景色も確保しつつ、プライバシーを保護する窓ガラスフィルムです。

景色までカットしてしまうフィルムが多い中、外からの目線だけをカットするので、景色とプライバシー両方を確保をしたい方におすすめの1枚です。

メッシュのように細かい穴を空いているので、より景色を楽しめるようになっています。

部屋側はブラックですが、外から見える面はシルバーになっているため、昼間は鏡のように光を反射し、外から見えにくくなります。
※夜間、室内が明るい場合は目隠し効果はありません。

麻のような風合いがおしゃれ ＜外にも貼れる日よけシート＞

麻のような風合いの、カジュアルな遮熱シートです。

外にも貼れるタイプなので、外に向けてカジュアルな面を見せたいのか、室内で風合いを楽しみたいのかなどお好みでお選びいただけます。

強い日差しを遮るおしゃれな窓に ＜Low-E複層ガラス対応窓ガラスフィルム＞

強い日差しを遮る、ステンドグラス風窓ガラスフィルムです。

日が当たることでキラキラと綺麗な表情を見せてくれます。
すりガラスのようにぼやけて、昼でも夜でも外から見えにくくなります。

対応ガラスが多いので、比較的場所を選ばず使えます。

4種類の柄があるのでお好きな柄も見つかるはずです！

 

まとめ

遮光する窓フィルムは、手軽に貼れる日差し対策としてとても優秀です。

注意点をしっかり確認して、夏の暑さを乗り切れる快適空間つくりをしましょう！

紹介した窓フィルムのほかにもたくさん種類があるので、是非こちらからチェックしてみてください。

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓

・窓装飾プランナー
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