カーテンレールは、お部屋の雰囲気を左右するカーテンを支えてくれる重要なインテリアアイテムです。しかし、長年使用していると汚れや劣化が気になることもありますよね。
そんな時は、カーテンレールを外しての交換が必要になります。
今回の記事ではカーテンレールの取り外し方を販売店のバイヤーが分かりやすくご説明していきます。
この記事を読めば、壁やレールを傷めることなく安全に外すことができます。
ぜひ参考にしてください。
そもそもこのカーテンレール、もう寿命なのかな…など、取り外すかどうかを迷っている方、カーテンレールをカーテンに合わせてどんなものにするかも相談したいという方は、こちらからお問合せください◎カーテンのプロがお応えします。
もくじ
カーテンレールを外す前にやっておくこと
カーテンレールを自分で外す場合は、カーテンレールの種類で少し取り外し方が変わります。今回は機能レールといわれる最も一般的なカーテンレールの取り外し方をご紹介します。
①作業前の準備と必要なものを確認
作業前に、ドライバーや軍手など、必要な工具を準備しておきましょう。
- グリップ付きのドライバー
- 養生テープ(一人で作業する場合)
- 養生シート
使用するドライバーは、ピンポイントで力を入れられる「グリップつき」がおすすめです。
便利なグリップつきのドライバーは、100均やホームセンターで購入できるので、ぜひ探してみてください。
また、ドライバーはカーテンレールのビス(ネジ)とサイズがぴったり合っているものを選びましょう。
他には、作業場所を確保し、カーテンレールの下に養生シートなどを敷いて、床を汚さないよう注意が必要です。
②二人で作業する
カーテンレールは長さがあり、頭よりも上の方に取り付けられている場合が多いため、1人でやると怪我につながる可能性もあります。
うっかりバランスを崩しそうになったり、片手で支えにくい場面が発生するので、なるべく2人以上で作業にあたることをおすすめします。
一人で作業を行った場合、レールの1か所だけに負担がかかると、カーテンレールの脱落事故につながります。
作業をしているときに、カーテンレールを支えてもらえるように誰かに手助けをお願いしましょう。
どうしても1人でやらないといけないときには、養生テープなどを上手に活用するのがおすすめです。
カーテンレールが宙ぶらりんな状態にならないように、仮止めをしておくと安心です。
一般的なカーテンレールの外し方
取り外しはとても簡単ですので、DIY初心者の方でもお手軽に取り外すことができます。
作業の手順を3つのステップで、詳しく解説していきます。
今回は正面付けを例に説明しますが、天井付けも付いている場所が違うだけで同様の手順になります。
①固定されている部分を確認する
カーテンレールが壁に、どのように固定されているのかを確認します。一般的には、ブラケットと呼ばれる金具で固定されています※。
※装飾レールやカーテンボックスなどは除く
「カーテンレールだけ外して、ブラケットは壁についたままでもOK!」なら、ブラケットから取り外すことも可能です。その場合は、次のように取り外しましょう。
・引っかけているツメを押しながら手前に引き出す(カーテンレールの種類による)
・一人で作業する場合は、片方外したら養生テープで落ちない程度に軽く固定して、もう片方を外す(レースが宙ぶらりんにならない)
②カーテンを取り外す
カーテンレールに取り付けられているランナー(カーテンフック)からカーテンをすべて取り外します。
重さもあり落下事故につながってしまうため、カーテンは取り外して作業を行うようにしましょう。
またカーテンが破れたり、カーテンレールが破損するという、悲しいトラブルにつながってしまいます。
カーテンレールからなるべく重量を減らし、すっきりさせてから作業に取り掛かることをお勧めします。
カーテンを外す作業は、実際にやってみると3分もかからずに完了し、楽な作業です。面倒に思ってしまうかもしれませんが、必ず外すようにしましょう。
また、重さに耐えるためにもバランスを崩さないように、足元を安定させておくことも大切です。脚立などを使用する場合は、ぐらつきに注意しましょう。
③カーテンレールを取り外す
カーテンレールを支えているブラケットと呼ばれる金具に、ビスが付いている状態を確認し、そのビスは取り外していく作業になります。
ビスを回すときには手持ちのドライバーをビスの溝に沿わせ、押す方向にも力を加えながら回しましょう。
ドライバーが空回りすると、段々とビスの溝が崩れて回転させられなくなってしまいます。ビス穴がつぶれてしまうと、通常のドライバーでは取り外しが難しくなるため、注意が必要です。
ドライバーのサイズがあっているか確認したり、グリップつきのドライバーを活用するなどの解決策を試してみましょう。
この時に、無理に力を入れすぎないことが大事です。カーテンレールや壁を壊してしまう可能性があるので、注意しましょう
カーテンレールのブラケットが取り外せたら、作業完了です!ブラケットを取り外す際は、カーテンレールの落下に注意して取り外しましょう。
天井付けの場合のネジの外し方は上記画像のようになります。
今回は正面付の外し方をご紹介しましたが、天井付けの場合は同様の手順で作業を行いましょう。ビスの位置が違う以外は同じ作業で取りはずすことができます。
つっぱりタイプの外し方
中にはつっぱりタイプのカーテンレールもあります。
取り外し方法は商品によって異なりますが、大まかな取り外し方法をご紹介します。
①レバーを外し、突っ張り部分を縮める
カーテンレールの両端にある金具を回す、またはレバーを引くことで、カーテンレールを縮めることができます。
壁面に接着する部分が、壁にくっついてしまっており外せないことがあります。
この場合無理に引っ張ると危ないですので、慎重に力を加えて外しましょう。
無理に力を入れすぎると、レールを壊してしまう可能性があります。
慎重に取り外しましょう。
②カーテンレールを取り外す
縮めたカーテンレールを壁から取り外します。
落下しないように注意しましょう。
エンドキャップ(カーテンの端っこ)の外し方
エンドキャップは、カーテンレールの端に取り付けられている装飾用のパーツです。
ランナーが多すぎる、少なすぎるといったときや、破損してしまい交換したい時などは取り外す必要があります。
取り外す際は、キャップはネジやパーツのツメを引っかけて固定していることがあるので、ネジの場合はドライバーを使用してネジをゆるめてから外します。
キャップが動かしにくいときには、マイナスドライバーをレールとキャップの間に差し込み、ぐぐっと外へ押し出してもいいでしょう。
難しい場合や正確に行いたい場合は専門店に任せる手も
カーテンレール外しは、基本的には簡単な作業といえます。
ですが、長年使用しているカーテンレールの場合、固着していたり、破損しやすい状態になっている可能性があります。
そんな時におすすめなのが、プロのカーテン専門店にお任せすることです。
カーテンを取り付け、取り外しを専門とするスタッフが、経験と知識に基づいて迅速かつ丁寧に作業を行います。
まとめ
今回の記事で紹介した、カーテンレール外しのポイントをもう一度確認してみましょう。
- ・作業前の準備をしっかり行い、 工具を揃え、作業場所を確保
- ・二人で作業する。 特に長いものや重いカーテンレールは、二人で作業すると安全で効率的
- ・カーテンレールや壁を壊してしまう可能性があるので無理に力を入れすぎない
- ・自信がない場合は無理せず専門業者に依頼
レールの外し方を誤ると壁に傷をつけたり、ケガをする恐れがあります。
今回紹介した方法を参考に、安全に作業を行ってください。
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