「お店で見かけたラグが単体ではいいなと思っても、全体のカラーコーディネートを想像すると決められない」
「カーテンかラグ、どちらをアクセントの色にするか迷っている」
というのは、よく耳にするお悩みです。
そこで今回はお部屋の印象を大きく左右するといわれるラグの「色」の選び方について、以下4点からプロが徹底解説。
②カーテンに合わせた色選び
③インテリアのテイストに合わせた色選び
④心理効果からの色選び(茶色、緑、青、ピンク、黄色)
また、当店の2000商品以上の中から、各項目に合ったおすすめ商品もご紹介します!
実際にお客様からの商品の色選びについてお問合せいただくことは多く、どこにこだわりたいかに合わせて色のアドバイスをすることで、納得してご購入いただけています!
やっぱり気分と合わない、ラグだけ浮いて見えるなんてことも回避して、お部屋がもっと大好きになる色選びをしましょう◎
もくじ
王道は【床】に合わせたベーシックカラー
ラグの色を選ぶ際には床色に合わせて選ぶのが基本となっています。まとまった空間に仕上げるのに、最も効果のある方法です。
床色が明るければ明るい色のラグを選び、暗ければ暗い色のラグを選ぶことでまとまった空間に仕上がるでしょう。
一方で、床や壁が真っ白という場合は白っぽいラグを選ぶと、まとまった印象にはなるものの、メリハリのない印象に仕上がってしまうといった注意点も。
このような場合は、ラグの色でアクセントを付けるのもおすすめです。
【アクセントを付ける方法】
・爽やかで開放的なムードを演出したいのであれば、ブルー系
・温かみのある雰囲気を演出したい場合は、ライトブラウンなどの中間色
床色についてはホワイト系、ナチュラル系、ブラウン系、ダーク系となっていることがほとんどです。使用される床色ごとにアクセントとして合うラグの色についてまとめましたので参考にしてください。
床色 | ラグ色(同系色) | ラグ色(アクセント) |
ホワイト系 | アイボリー系、ベージュ系 | ブルー系、ライトブラウン系 |
ナチュラル系 | ベージュ系、ライトブラウン系 | ブラック系、レッド系 |
ブラウン系 | ブラウン系、レッド系 | ベージュ系、濃グレー系 |
ダーク系 | ブラウン系、ブラック系 | グリーン系、シルバー系 |
ブラックやブラウンといった主張が強い色の場合はインパクトがある反面、明るい色のラグを選ぶと浮いてしまう可能性が。アクセントを付けたい場合は明るさを抑えた色を選ぶことがポイントです。
インテリアの印象を決定したいなら【カーテン】に合わせる
インテリアの印象を決定したならラグの色をカーテンと合わせましょう。
「柄物やインパクトのある色味のカーテンに合わせたい」
「今の無難すぎるお部屋を、カーテンとラグでガラッとイメチェンしたい」
そんな方はカーテン×ラグの組み合わせ方を見ていきましょう。カーテン×ラグの組み合わせのポイントは次のとおりです。
同系色とは、青とネイビー、オレンジと黄色など、似通った色のこと。同系色にすることで、色の差が大きく変わらないことからインテリア全体に統一感と落ち着きが生まれます。
類似色とは、色の分類図「色相環(下図)」の中で隣にある色のこと。性質や印象が近い色です。類似色の組み合わせはまとまった印象を与えます。
捕色、対照色というのは、色相環で正反対に位置する関係の色のこと。
例えば、黄色の正反対に位置するのは青紫となっています。
コントラストの強い配色となっており、個性を表現することが可能です。
モノトーン・無彩色というのは、白、グレー、黒などの色味のない色のことです。スタイリッシュな印象を与えたいのであれば、モノトーンもしくは無彩色の組み合わせがおすすめです。
さらに詳しく知りたい方にはこちらの記事も参考にしてください。
お部屋のコーディネートにこだわりがあるなら【テイスト】に合わせる
お部屋のコーディネートにこだわりがあるなら、テイストに合わせて色を選ぶのがおすすめです。
①ナチュラル
ナチュラルの色選びは、白やアイボリー、ベージュなどをベースに組み合わせます。白の分量が多いほど、素朴というよりも大人っぽいインテリアに仕上がります。
白やベージュ以外の色味を追加する際には、トーンを抑えて淡く軽やかな色を選ぶと全体的におしゃれに仕上がりますよ。また、奥行きのあるインテリアに仕上げたいときには、コットン、リネンなどのナチュラルな素材を組み合わせましょう。
②シンプル
シンプルなテイストに合わせるには、白やグレー、ブラウンやベージュなどベーシックな色味を選ぶと良いでしょう。有彩色の場合は、ビビッドな色味よりも淡い色を選ぶとまとまりやすくなります。
色とともに無地のオーソドックスなものや、すっきりした柄を選ぶのがコツです。
③北欧風
北欧風では、白やグレーをベースカラーにして、自然を思わせる緑や青をアクセントに取り入れるのが王道。ポップな北欧風にしたい場合は、もっとカラフルに好きな色味をアクセントに使い、北欧雑貨を取り入れてくださいね。
④モダン・ヴィンテージ
モダン・ヴィンテージのテイストに合わせる場合は、ダークブラウンやネイビー、グレーなどのダークな色合いを多めに取り入れます。クールな印象に仕上げるのがコツです。
⑤西海岸
西海岸テイストでは、海を想像させるブルーやブルーグリーン、白い砂浜をイメージさせるホワイトを基調に、夕日や太陽の黄・オレンジなどもちょっぴり入れるのがおすすめです。
▼西海岸風のテイストにぴったりなラグはコチラ
⑥ラグジュアリー
ラグジュアリーテイストでは、高貴な雰囲気のパープル、シルバー、光沢のある毛色のほか、毛足の長いシャギーラグやフェイクファーもおすすめです。
▼ラグジュアリーテイストにぴったりなラグはコチラ
おしゃれよりも快適さを重視するなら【心理効果】に合わせて選ぶ
部屋におしゃれさよりも快適さを求めるのであれば、心理効果に合わせて色選びをするのがおすすめです。
一般的に癒やしや穏やかな気持ちにしてくれたりする効果があります。くわえて暖かさや時間の流れをゆっくりに感じさせる効果も。
集中力や判断力を高めてくれたりする効果があるといわれています。また、後退色ともいわれ、部屋を広く見せたい場合に有効です。
このように求めている効果に添って色選びをするのも選択肢のひとつです。色別の心理効果を解説していきます。
取り入れやすい「茶色」は大人な安心感に
茶色は自然界に多く存在する色です。安心感をもたらしてくれる色であり、落ち着きや堅実といったイメージがあります。ダークブラウンなど、モダンで大人な印象を与える色もおすすめですよ。
観葉植物のような「緑」は癒しをくれる
緑は森や山を連想させ、優しい雰囲気と安心感をもたらし、心を落ち着かせてくれます。目の疲れなどに対する回復効果も期待できますよ。リビングや寝室、ダイニングなどリラックスしたい部屋におすすめです。
心を落ち着かせ集中力を上げる「青」
青は集中力や判断力を高める効果があり、気分を落ち着かせてくれる効果が期待できる色です。仕事部屋や作業部屋に向いている色でもありますよ。
ただし注意点として、寒く感じる効果のある色である点を踏まえて使用する必要があります。
優しく愛情深い気持ちにさせてくれる「ピンク」
ピンクは部屋を華やかな雰囲気にしてくれ、穏やかで優しい気持ちをもたらしてくれる効果が期待できます。面積の大きいアイテムにピンクを使用すると、部屋から日常感が薄れてしまうためポイント使いをすることに注意が必要です。
明るい気持ちにさせてくれる「黄色」
黄色は部屋の印象を明るくし、元気をくれる色なので、目にするとハッピーな気持ちになります。
ただし使いすぎるとイライラが募る心理効果もあるため、注意が必要です。同じ黄色でも明度の高いものではなく、マスタードなど落ち着いた色味を使うのも良いでしょう。
まとめ
ラグの色の選びは、統一感を出したいのか、ちょっぴり個性を出しておしゃれにしたいのか、心理効果を狙いたいのかによって選ぶ色が変わってきます。
暖色系、寒色系によって私たちの心理効果には違いがあり、毎日過ごす部屋のラグの色一つで印象は大きく変わることでしょう。
記事を参考に、ラグの色にこだわってみてはいかがでしょうか。
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