暑くてじめじめする夏…そんな季節に竹ラグは、清涼感を与えてくれるアイテムとして昔から人気を集めてきました。さらに、SDGsで地球に優しい素材である点も注目されています。
でも、購入を検討している方にとって気になるのが「デメリットってないの?」ということではないでしょうか。
実はラグを販売している当店でも「デメリットをよく知らずに購入してしまって、後悔している…」という方からのお悩み相談をいただくことがあるんです。今回は、そんな当店だからこそ、竹ラグの主なデメリットを詳しく解説していきます。
くわえて、竹ラグのメリットについてもプロ目線でわかりやすくお話ししますので比較してみてくださいね。
- 竹ラグの種類2種とそれぞれの特徴
- 竹ラグのデメリット
- 竹ラグのメリット
- 使いやすいおすすめアイテム4選
デメリットを知っていれば選び方を変えたり対策できたりするかもしれません。また、竹ラグ以外の選択肢を採るのも良いですよね。あなたにとって、ベストな選択をして快適な暮らしを手に入れられますように◎
もくじ
竹ラグの種類はおおまかに2つ!
竹ラグには、主に竹板ラグと竹ひごラグの2種類があります。
どちらも、竹の自然な風合いを生かしたエコフレンドリーなアイテムとなっており、インテリアにあたたかみと洗練された雰囲気をもたらしてくれます。
最近では和モダンなどのインテリアテイストも人気のため、和室だけではなく色々なシーンで選ばれることも増えてきている印象ですよね。
選ぶ際には用途や設置する部屋のスタイルを考慮して、最適なものを選ぶことをおすすめします。まずはそれぞれの特徴を以下に解説していきます。
竹ラグの種類①竹板ラグ
竹板ラグは、その名の通り、竹の板を使用して作られています。竹板ラグは、しっかりと壊れにくくできており、耐久性に優れているのが特徴。
そのため、人が良く通るエリアへの使用に適しています。表面が滑らかで、モダンなデザインの家具とも相性が良いです。
竹ラグの種類②竹ひごラグ
竹ひごラグは、細かく割いた竹を織り交ぜて作られた竹ラグ。柔軟性があり、足触りが柔らかいため、リビングエリアや寝室など、リラックスしたい空間にピッタリです。
竹ひごラグは通気性が良く、夏場でも涼しげな印象を与えます。
竹板ラグのデメリット
以下のようなデメリットがあります。
・水分に弱い
・収納性は低い(収納時かさばる)
・表面は硬め
竹板ラグを選ぶ際には、これらの点を踏まえた上で、慎重に検討することをおすすめします。デメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
個体差によるムラが出やすい
竹板ラグは自然素材であるため、竹の個体差によって折れ・割れ・色ムラが出ることがあります。
捉え方によっては、一つ一つのラグがユニークであるというメリットだともとれますが、一貫した外観を求める場合には不都合となることがあるので注意してください。特に大きな面積に使用する際には、このムラが目立つ可能性が高くなります。
水分に弱い
竹ラグは水を吸収しやすく、濡れた場合や湿気の多い環境では変形やカビの原因となる可能性があります。水のかかりやすい場所では使用しないようにし、水をこぼすなどした際は、早めにふき取って乾かしましょう。
収納性は低い
竹板ラグは竹でできており、コンパクトに折りたたんだり丸めたりすることができません。収納するときにはくるくる巻く形になるのでかさばりやすく収納性が低いです。
使用しない時期がある場合や、引っ越しの際には、その収納性の低さが大きなデメリットとなることもあるでしょう。竹ひごラグは特に、夏季のみ使う方も多いでしょうから収納場所を確保できるか確認しておくと良いでしょう。
表面は硬め
竹板ラグの表面は硬く、座ったり寝転んだりする際の心地よさは他のラグ素材に比べて劣るかもしれません。天然の竹を使用しているので、繊維素材のラグと比較するとやや硬めです。
特に裸足で歩く文化がある日本の家庭では、この硬さが不快に感じられることがあります。また、小さな子供がいる家庭では、転んだ時にけがにつながりやすいという点も考慮する必要があるでしょう。
【固さや収納問題への対策】
こうした固さや収納性の問題を回避しながら「竹」を楽しみたい方には、竹ひごラグがおすすめです。
また、どうしても竹「板」ラグの風合いが捨てがたいという方は、裏面に不織布がついたタイプのものを選ぶと、フローリングなどに直接敷く場合よりもクッション性が増し、座った時の固さがやわらぎます。
不織布が裏面に貼られたものは、床を傷つけにくいというメリットもあります◎
竹板ラグのおすすめ(裏面不織布貼り)4選
やっぱり夏の間だけは、竹板のひんやりつるっとした感触と、見た目の涼やかさを取り入れたい!という方に、おすすめの裏面不織布貼り商品をご紹介します。フローリングを傷つけにくく、なおかつクッション性の面でも固さを和らげてくれます。
自然素材ならではの程良いアンティーク感を楽しむ竹ラグ<シャビー>
シンプルなデザインで、板1枚1枚で竹の素材感を感じられます。ナチュラルカラーのほか、くすみカラーのホワイト・グリーン・ピンクの色展開も豊富。シャビーシックなお部屋や、キュートな雰囲気にもしっくりくる竹板ラグです。
<シャビー 円形>
シャビ―の円形バージョン。竹のさらっとした質感とともに、円形の柔らかさや空間の広がりを楽しめるラグです。裏面不織布貼りで、床を傷つけずクッション性も保てます。
無垢材を使用した、ほっこりあたたかみのある質感の竹ラグ<ローマ>
無垢材を使用した、柔らかでナチュラルな雰囲気が魅力の竹ラグ。触れてひんやり涼やかさがあるのに、暖かみのあるお部屋づくりも叶います。
リネンやグリーンと合わせたり、和Cafeな空間を目指すのもおすすめ◎天然の消臭・抗菌作用も活用して、心地よさを演出してみては。
シックなカラーで洗練されたお部屋作りに役立つバンブーラグ<ユニバース>
竹板の風合いをシックなカラーで取り入れられる1枚。ほっこりし過ぎず、スタイリッシュなバリ風や和モダンのお部屋に仕上げられます。
ダークブラウン、ブラックの2色から選べるのも魅力です!シックでも柔らかな雰囲気をつくるか、モノトーンの都会的な雰囲気でまとめるかはあなた次第◎
竹ひごラグのデメリット
竹ひごラグは自然素材の温もりと独特の風合いで人気がありますが、以下のようなデメリットも存在します。
・竹っぽい印象は少ない
・水分に弱い
・竹板ラグに比べて耐久性が劣るため、お手入れ方法に注意が必要
上記の点を理解したうえで、竹ひごラグの購入を検討することが重要です。それぞれ解説していきます。
個体差によるムラが出やすい
竹板ラグと同様に、個体差で特に竹ひごラグの場合には変色や曲がりなどが起きやすいのが一つ目のデメリットです。
竹は天然素材であるため、一本一本に色や形の個体差があります。したがってどうしても竹ひごラグを作成する際には、色ムラや質感の違いが生じやすくなるのです。
水分に弱い
竹板ラグ同様、水分に弱く変形やカビの原因となる可能性があります。キッチンの近くなど水回りに近い場所での使用は避け、水をこぼした時は迅速にふき取るようにしましょう。
耐久性が低く、お手入れに注意が必要
竹板ラグと比較しても耐久性に劣り傷つきやすいため、普段のお手入れでも強くこするなどはせず気を配って掃除をする必要があります。水洗いや強い力での掃除機がけなどはせず、柔らかい布で丁寧にふき取るなど、ややお手入れの手間がかかるのがネックです。
ただし一方で天然の抗菌・消臭機能をもっていることから「臭い」や見えない菌が気になるという方にとってはお手入れがかえって楽と感じる方もいるかもしれません。
【ムラや清掃性が気になる場合の他の選択肢】
製品のムラなどが気になる人は、繊維系のラグなどを選んだ方がいいでしょう。特に、ポリプロピレンなどの化学繊維を使いつつ和の趣を残した「い草風のラグ」などもあるため、そういったものを選ぶのもひとつの手です。
い草風のラグは、竹ひごラグとは比較的近い見た目なのが嬉しいところ。また、サラッとした質感で防カビ・防ダニ機能があったり手洗いができたりするのも大きなポイントです!
【い草風ポリプロピレンラグのおすすめ】
竹っぽい印象は少ない
竹ひごラグは、竹を細かく加工して作られるため、大きな竹の節や特有の質感が失われがちです。その結果、竹特有の印象が弱くなり、素材感を活かしたコーディネートがしにくくなることがあります。
竹の自然な美しさを求める方にとっては、デメリットになるでしょう。
竹ラグのメリットについて
ここまでは竹ラグそれぞれのデメリットについて触れてきましたが、最後に竹ラグを取り入れるべきメリットにも解説しておきます。
主な竹ラグのメリットは以下の通りとなり、
・清涼感は竹ラグならでは
・消臭効果も期待できる
竹ラグは日本の伝統的な美しさを現代の生活空間に取り入れたい方には、特におすすめのアイテムです。各メリットについても、詳しく見ていきましょう。
和モダンでおしゃれに取り入れられる
竹ラグは、和室だけでなく、和モダンなインテリアにも馴染むアイテムとなっていて、洋風の現代的なデザインのインテリアと和風な印象を与える竹ラグを組み合わせることで効果的に和モダンを演出することができます。
竹ラグの自然な色合いとシンプルなデザインは、モダンでスタイリッシュな部屋にも合いやすく、お部屋全体に落ち着きと温かみを与えますよ。
清涼感は竹ラグならでは
竹は熱を吸収しにくいため夏場でもサラッとした感触を保ってくれますし、
また見た目にも清涼感があることも、竹ラグならではの大きな魅力の一つだといえるでしょう。
竹は熱伝導率が高い素材なので、体にこもった熱が竹に移ることで体感的ではありますが1〜3°Cほど涼しく感じると言われています。暑い日には、竹ラグの上で過ごすことで、ひんやりとした快適さを感じることができますよ。
消臭効果も期待できる
竹には、空気を浄化する効果があると言われています。
竹炭などは消臭効果のある商品としてよく知られていますが、竹ラグにもこのような竹の性質が期待できるのです。
近年の研究で、竹には抗菌作用が期待できる乳酸菌が含まれていることが分かっており、この抗菌作用により消臭効果を発揮するわけです。
そのため竹ラグを敷くことで、室内の不快な臭いを軽減し、清潔な空間を保つ効果が期待できますよ。
やっぱり竹ラグが良いと思ったら!おすすめの竹ラグアイテム5選
デメリットとメリットを比べたうえで「やっぱり竹ラグがいい」と思った方に、おすすめの竹ラグアイテムを紹介します!
ここでは、比較的選択肢が多く使い勝手も良い「竹ひごラグ」をピックアップしました。いずれも裏面不織布で、竹ラグの固さを緩和した商品です◎
北欧インテリアにもピッタリ!竹の自然な色合いがやさしいバンブーラグ<リラ>
インテリアでも根強い人気の「北欧テイスト」
そんな北欧風のお部屋づくりにも大活躍してくれる、幾何学模様をジャカード織で表現した竹ひごラグです。
触ってさらっと涼しく。においまで美しく、ナチュラルで繊細な佇まい。さり気ない個性が光る、あなただけの竹ひごラグで、おしゃれも思い切り楽しんでくださいね◎
16mmウレタン入りでふんわり座り心地のチェック柄竹ひごラグ<ダッヂ>
竹ラグのひんやりさらっとした涼やかな風合いはそのままに、16mmたっぷりのウレタンフォームと不織布を裏面に施した1枚。底付き感がなく座り心地まで追求できます。
モダンなチェック柄で「和」に偏りすぎないデザインは、洋室にもすっと馴染みます。
老舗デニムメーカーとコラボ!カジュアルにリゾート感を楽しむ竹ラグ<リオ>
▲【送料無料】ラグ 気分はカジュアルリゾート!老舗デニムメーカーとタッグを組んだ竹ラグ<リオ>
竹ラグの風合いにひかれているけど、ほっこりし過ぎたり渋くなり過ぎたりしないか不安…そんな方におすすめの1枚です。老舗デニムメーカーとタッグを組み、縁にはデニム生地を採用。竹ひごにはカラフルな糸を掛け、マルチボーダー柄を表現しています。
13mmのウレタンフォームと不織布貼りで、クッション性もプラス。リゾートのような心地よさのラグです。
エスニックな雰囲気を楽しむ<カイデ>
▲【送料無料】ラグ 竹の風合いと色糸による繊細なデザインが目を惹くバンブーラグ<カイデ>
2.5mmの細い竹ひごの編みの中に等間隔で竹板をあしらい、縦のライン模様でエスニックな雰囲気も醸し出している竹ラグ。カーキ色デニムの縁が柔らかな雰囲気で、ナチュラル系の家具や木目にもなじみます。
竹ひご自体も竹本来の色味に、くすみカラーのイエローとグリーンを織り込み、絶妙なニュアンスをプラスできます。
裏面不織布貼りで、クッション性も増されているのが嬉しいところです。
極細竹ひご×カモフラ柄の縁が個性的カジュアルな竹ラグ<ジョア>
1.3mmの極細の竹ひごとカモフラージュ柄の縁を合わせることで、ぐっとカジュアルな印象に。アウトドアな雰囲気にも似合います。竹ラグでも個性的に自分らしくお部屋をコーディネートしたい方に、おすすめの1枚です。
5mmのウレタンと不織布で厚すぎず、なおかつクッション性も維持。取り回し便利なのもジョアの魅力です。
まとめ
いかがでしたか?
竹ラグは湿気に弱く、日焼けや色あせの可能性もありますし、商品によって色ムラの個体差がある点もデメリットに感じる人もいるでしょう。また、硬い素材のため、ラグに座り心地を求める方には不向きかもしれません。
しかし竹ラグにはそれ以上に、清涼感やエコフレンドリーな特性、そして空間を引き締める洗練されたデザインという魅力がたくさん詰まったアイテムです。ぜひ竹ラグを取り入れることを、検討してみてくださいね。
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