無骨でヴィンテージ感のあるかっこいいインテリアテイストがお好きな方も多いと思いますが、最近ではインダストリアルなインテリアも人気ですよね。

ラグはインテリアに占める割合も多いアイテムになるので、インダストリアルな雰囲気を作る上で相性の悪いラグを選んでしまうとちぐはぐな印象になり、インダストリアルテイストの魅力が十分に引き出せないことも多いのです。

そこで今回は、ラグでインダストリアルテイストを再現するポイントやラグを敷く際の注意点、おすすめのラグ5選をご紹介していきます。

販売店のバイヤーがプロ目線でわかりやすくまとめましたので、インダストリアルテイストのラグ選びにお悩みの方にとって一見の価値あり！

ぜひ最後まで読んでラグ選びの参考にしてみてくださいね。

ラグでインダストリアルテイストを表現する3つのポイント

まず初めに、ラグを使って機械的でかっこいいインダストリアルテイストを再現するには主に３つのポイントがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

シンプルで無骨なデザインを選ぶ

ラグを使ってインダストリアルテイストを再現するなら、基本的にシンプルでかつ無骨なデザインを選ぶのがポイントになります。

特に花柄やリーフ柄などはポップな雰囲気になり過ぎるので、インダストリアルな空間とはミスマッチになりがちです。
お部屋全体のイメージ自体が変わってしまうので、柄を取り入れる際には少し注意が必要。

まずは無地調のラグを選び、できるだけシンプルなデザインにすることで、お部屋を機械的な空間に見せカッコよさを表現できますよ。

ブラック、グレー、ブラウン系のカラーを選ぶ

インダストリアルテイストを表現できる色と言えば、ブラック、グレー、ブラウン系のカラー。
ラグ選びにおいてもこれらの色のアイテムを選ぶことが重要で、反対にこれらの色味を選んでおけば大きく間違えることも少ないと言えるでしょう。

ダークでトーンが暗めのブラックやグレー系のラグを使うだけで、部屋全体が落ち着いてシャープな空間に変わりますし、他のインテリアアイテムを引き立たせることにも繋がるので、お部屋全体をグッと引き締めてくれます。

反対にイエローやピンクなど、明るい色のラグを選んでしまうと、他の家具との相性が悪くちぐはぐな印象に。
インダストリアルテイストを表現するうえで、色選びは重要な要素なのです。

スチール、ウッド、レザー系の素材を選ぶ

インダストリアルな雰囲気を出すのなら、主にスチール・ウッド・レザー系素材のラグがおすすめです。

スチールやコンクリートなどインダストリアルデザインが醸し出す雰囲気とマッチする素材感のラグを選ぶことでお部屋全体に統一感が生まれて一気におしゃれな空間が出来上がります。

また、ヴィンテージな雰囲気や錆を連想させる素材を使うと、インダストリアルが持つ独特のイメージにより近づくのでおすすめです。
後半でもご紹介していますが、なかには金属に付着した錆を表現したインダストリアル空間にぴったりなラグも存在していますので、探してみてくださいね。

反対に、ムートンなどの柔らかい印象を与える素材はあまりマッチしないので、素材選びにもこだわって最適な1枚を見つけましょう。

ラグの敷き方の2つの注意点

ここからはラグを使ってインダストリアルな部屋にする際の、2つの注意点について触れておきましょう。

主な注意点は上記の2点になりますが、
それぞれ詳しく見ていきましょう。

あまり敷き詰め過ぎない

1つ目の注意点として、ラグはあまりお部屋全体に敷き詰めないようにしましょう。

インダストリアルテイストが持つお部屋のメインテーマは無骨さになるので、
端っこまでぴったり配置されているような見栄えはテーマから外れてしまうことにも繋がります。

あえて隙間が出るような置き方にすることで解放感のあるイメージとも合致しており、ラグを敷き詰め過ぎると余白が減ることで、無骨さや解放感がなくなってしまいます。

また、フローリングがスチールやウッド、コンクリートなど、インダストリアル空間とマッチする素材のお部屋の場合には、ラグをできるだけ敷き詰めすぎず床面を見せることが大切です。

床面を活かすことで、インダストリアル空間のマテリアルな雰囲気をより演出できますよ。

重量のある家具の下に敷くと劣化の可能性

劣化の可能性があるので重量のある家具の下にはできるだけラグを敷かないようにしましょう。

インダストリアルの家具の場合は、アイアンの物が多かったりと、どうしても重量があるアイテムが中心にインテリアを組むことも多いですよね。
そのためそういった重量のある家具の下にラグを敷くと、どうしても劣化が早くなってしまい、せっかくのお気に入りの1枚がすぐダメになってしまうかも。

インテリアの配置的にどうしても重い家具の下に敷く必要があるのなら、ナイロンなど丈夫な素材のラグを選ぶようにしましょう。

インダストリアルテイストにおすすめのラグ5選

 

ここからは、実際にインダストリアルテイストに合いそうなおすすめのラグを5つご紹介します。

数ある商品の中から５つに厳選しましたので、インダストリアルテイストにぴったりなラグをお探しの方はぜひ最後までお読みくださいね。

アートのような魅力溢れるキリム柄ラグ＜ケナ＞

＜ケナ＞は、ヴィンテージ感のあるキリム柄のラグで、深みのある空間を演出します。

インダストリアルテイストな空間は、どこかオールドアメリカンな印象を感じさせますが、ケナは、そんなオールドアメリカンな雰囲気を深め、部屋を一段とアーティステックに仕上げるデザインのラグです。

伝統的なキリム柄で温かみのある風合いが特徴で、ヴィンテージ感のある生地感が、お部屋に味わい深い印象を与えてくれます。

軽く、持ち運びもできて手洗いも可能であり、
また床暖対応ラグなので、冬場でも安心して使える優れものです。

合わせやすいストライプ柄がお部屋を彩る防ダニ加工を付きラグ＜ストレイル＞

ストレイルは、ブラウントーンが空間に馴染む、ヴィンテージ調のボーダーラグ 。このようなレトロ調なラグもインダストリアルテイストにぴったりです。

ブラウンとベージュの２色展開で、いずれもシックかつモダンなボーダー柄に仕上がっており、100%ポリプロピレンのため、素材的にもインダストリアル空間にマッチしているだけでなく、耐久性にも優れています。

目が詰まっているので汚れやほこりが奥まで入り込まず、手入れは掃除機のみでOK。
また床暖房・ホットカーペット対応、防ダニ加工と、機能性にも優れた国産の人気ラグになります。

インパクトのある月柄のデザインがかっこいい雰囲気つくりに＜ムーン 円形＞

＜ムーン 円形＞は、まるで足元に満月が出現したかのようなデザインが特徴的なラグ。
インダストリアルデザインの重厚感ある空間に遊び心を取り入れるアイテムです。

円形のラグに月の柄を細かくプリントしており、このリアリティさが力強さとスタイリッシュな雰囲気を与えてくれますので、個性的な空間を作りたいという方にはぴったりなラグですよ。

家具の重みや生活で発生する摩擦にも強い素材を使用していますので、置き場所を選びませんし、変色が起こりにくいのも特徴です。

生地は毛足が短いので、ゴミが詰まらず簡単にお手入れできるのも嬉しいポイント！
滑り止めが付いた安全設計で裏面にも模様がついているので、他の人は被らない自分だけのオリジナルインテリアを作ることができます。

金属の重厚感でインダストリアル感抜群＜シャビィ＞

＜シャビィ＞はインダストリアルな金属の重厚感を表現したラグ。
複数の糸を使用して金属に付着した錆を表現したインダストリアル空間にぴったりなアイテムです。

鉄のようなどっしりとした存在感があり、上品で高級感溢れるお部屋を演出してくれるので、これ1枚で一気にお部屋をおしゃれに決めてくれます。

機能性も高く、遊び毛防止加工やポリプロピレン100%。ウォッシャブルなど、お手入れも楽ちんです。

日本製でホルムアルデヒド対策もばっちりなので、小さなお子様のいるご家庭でも安心して使えるラグですよ。

ハラコパッチワークの＜アニマルラグ＞

＜アニマルラグ＞は工業的なインテリア空間に温かみを与えるパッチワークラグで、インダストリアル空間に使用するラグとしては毛足が長めで温かい印象を与えてくれます。

一見するとインダストリアルな印象ですが、ラグジュアリーさを兼ね揃えた高級感ただようラグになります。

さまざまな獣の毛皮のようなデザインが格子状に配列されており、
見た目と触り心地がまるで本物のアニマルの皮のように表現されているので、個性派のインテリアで揃えたい方には特におすすめ！

ひとつひとつ手作業で製作されており、オリジナルのラグとして日々の生活に彩りを添えてくれますよ。

まとめ

いかがでしたか？

シンプルで機械的、ヴィンテージ感のただようどこかシャープなインダストリアル空間を作るには、しっかり相性の良いラグを選ぶことが大切です。

今回紹介したインダストリアル空間におすすめのラグは、見た目のデザインに加え機能性も重視した商品も多く、お手入れも簡単で安心して使えるので、是非ラグ選びの参考にしてみてくださいね。

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料でラグ・カーペット・マットのプロにご相談いただけます↓

・インテリアコーディネーター ・リビングスタイリスト ・ライフスタイルプランナー などの資格を持った経験豊富なプロが、商品の機能性から購入・採寸、更にはコーディネートなど何でも親切にお答えいたします！ 是非お気軽にご相談ください。