引っ越し時のカーテン完全ガイド!販売店のプロが3stepで解説

2024/1/30 2024/2/2

段ボールをガムテープで止める人

引っ越しは色々と手続きや準備が大変。
特に大変な準備の一つが「カーテン」です。

「お気に入りだから新居でも使いたい」
「ただでさえ出費がかさんでいるから再利用したい」

など考え出したらキリがないほど、色んな疑問が浮かんでくると思います。

今回は、引っ越しを何度も経験しているカーテン販売店のプロ監修の元、引っ越しのカーテンに関するよくある疑問や確認するべき項目など解説していきます。

引っ越しシーズンの際、実際に多くのカーテンに関するお問い合わせに対応してきたスタッフが監修ですので、この記事を読めば引っ越しシーズンは安心!

是非最後までお読みくださいね。

引っ越しが決まったら確認する項目は3つのステップ!

3と書かれた紙

引っ越しが決まった場合まずは以下の3つを確認しましょう

【STEP1】新居で必要なカーテンの数とサイズを確認
【STEP2】現状のカーテンが使えるかどうか確認
【STEP3】カーテンを外さないといけない日を確認

 

ポイントは出来るだけ早く確認を行うこと。
先延ばしにすると、手元にカーテンが届かない、引っ越し作業の時に慌てるなどの結果になりかねません。

それではそれぞれの項目を詳しく見ていきます。

【STEP1】新居で必要なカーテンの数やサイズ、窓周りのアイテムを確認

ステップ①と書かれたウッドブロック

まず引っ越し先が決まったら、新居で必要なカーテンの数を確認します。
出来れば内見の時点で調べておくと、手間が省けます。

この手順でのポイントは以下の3つです。

①そもそもカーテンレールがあるか確認

新居が新築の一軒家の場合、カーテンレールが付いていない場合もあります。
見落としがちな部分ではありますが、そもそもカーテンレールが付いているのか確認しましょう。

付いている場合カーテンレールのサイズを測っておきましょう。
付いていない場合カーテンレールを購入し取り付けが必要です。

 

カーテンレールは取り付けが少々難しく、自分でやると時間がかかったり、上手く取り付けられないリスクも。
そのため正確に行いたいのであれば、業者に頼むのも一つの手です。

詳細は以下の記事をご覧ください。

カーテンレール取り付けなら15分でDIY 【動画】も見れば失敗なし!

②ふさかけがあるかも確認

カーテンを束ねる紐(タッセル)を付けておくフック状のものを「ふさかけ」と言います。
このふさかけが付いていない場合も多いので、こちらも有無を調べておきましょう。

ただし、ふさかけは必ず付いてないといけないものでもありません。
引っ越しで少しでも出費を抑えたいというのであれば、購入を先送りにするのも一つの手です。

房掛けに関しては、こちらの記事で解説しておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。

カーテンのふさかけはいらない?ない時の対処法と付けるときの正しい位置を伝授

③1窓に必要なカーテンの数が1枚か2枚か確認

窓にカーテンを付ける場合、普通は左右両開きで2枚です。
しかし小窓などの場合は、片開きで済む場合も多いので必要数が1枚の場合もあります。

このあたりを把握しないと、「小窓に2枚買ってしまった…」「両開きのはずの大窓が1枚のカーテンになってしまった」という事態になりかねないので、注意しましょう。

④サイズを確認

必要なカーテンの数を把握出来たら、サイズを測りましょう。
測り方に関しては、こちらの記事を参考にして頂ければと思います。

オーダーカーテン購入も安心!! カーテンサイズの測り方・採寸方法

⑤引っ越しの前に届くように注文

カーテンはプライバシーを守る役割があり、防犯的な観点から引っ越したその日から付けておくのが理想的です。
カーテンを新居に届くようにした場合、配達遅延で届かなかったり、忙しくて受け取れなかったといった事態になりかねませんので、引っ越し前に受け取り、新居に持っていくようにすると良いでしょう。

もしどうして引っ越し前に間に合わず、新居でカーテンがない場合は、100円均一で売っている安いカーテンで一時的に代用するなどすると良いでしょう。

※注意点※
引っ越しの前に受け取った場合、必ず商品の状態をすぐ確認しましょう。
注文したものと違う商品が誤配送された、汚れていたといった不良品の場合でも、返品に期限がある場合がほとんどです(当店では7日以内)。

引っ越し後に新居で確認して不良品だったが、返品期限を過ぎていたという事態にならないように注意しましょう。

【STEP2】現状のカーテンが使えるかどうか確認

ステップ②と書かれたウッドブロック

新居で必要なカーテンを洗い出した後は、引っ越し前の新居についているカーテンの確認をします。

①サイズや状態を確認

引っ越し前のカーテンが新居で使いたい場合は、まずサイズの確認をしましょう。【STEP1】で必要なカーテンの数とサイズを洗い出しているので、新居でも使用できるか、捨てるか判断します。

仮にサイズがぴったりで新居で使用出来る場合でも、あまりに汚れていたり、使用年数が経っている場合は処分しましょう。

・ドレープカーテン(厚手)の捨て時の判断は、こちらの記事を参照
・レースカーテンの捨て時の判断は、こちらの記事を参照

②新居で使用する場合は引っ越し当日に外す

カーテンは防犯の役割も担っているので、前もって外すのはあまり好ましくありません。
引っ越し当日は時間に余裕を持って行動し、カーテンを外す時間を確保しておきましょう。

③カーテンを処分する場合も引っ越し当日に外す

こちらも防犯上の理由から引っ越し当日まで窓に付けておき、引っ越し当日に処分するようにしましょう。

カーテンは基本的に可燃ごみ(防炎カーテン含む)ですが、自治体によって異なります。
引っ越し当日に出せない場合もありますので、引っ越し当日に処分が出来ない場合は新居に持っていき処分しましょう。

捨て方の手順に関しては、こちらの記事をご覧ください。

意外と知らない!カーテンの捨て方とリメイク方法

【STEP3】引っ越しまでの流れ・当日の流れを確認

ステップ③と書かれたウッドブロック

現在使用しているカーテンを新居に持っていくのか処分するのか確認出来たら、次は引っ越し当日の流れを確認します。

①新居にカーテンを持っていく場合は段ボールの入れ方を事前に確認

カーテンを新居に持っていく場合、注意しないといけないのは段ボールへの入れ方です。
しまい方を誤ると、折角新居で使用出来るカーテンが傷つく原因に・・・。

以下のポイントに注意しましょう。

シワが出来ないように大きく畳む
細かく畳むとシワが出来る原因になるので大きく畳みましょう

段ボールには余裕をもって入れ、カーテンの上に他の物を積まない
上に物があると、運搬の時に滑ることで傷がつく原因になります。
他の物と一緒にしまうことは問題ありませんが、必ず他の物を下にしまいましょう。

段ボールに必ずネーミングをすること
引っ越しの際、大量の段ボールに紛れて、目的の物が見つからない場合が多々あります。
引っ越した夜、カーテンが付けられない事態にならないように、段ボールに「カーテン」と分かりやすくネーミングするようにしましょう。

 

②カーテンを捨てる場合は引っ越し当日に捨てられるか確認

カーテンを捨てる場合、当日に収集所に出す必要があります。

もし当日カーテンを捨てれる曜日ではなく、かつ事前のゴミ出しが禁止されている場合は、新居で捨てるようにしましょう。

【注意】
仮に捨てるタイミングを逃したからと言って、旧居に置いていくのはNG!
残置物は原状復帰義務を果たしていないと見なされ、罰金を請求されたり、敷金から一定の金額を引かれる可能性があります。

③洗濯する場合は余裕をもって行う

新居に引っ越す前にカーテンを洗濯しておく場合は、カーテンが引っ越し当日までに確実に乾くよう余裕をもって行いましょう。

カーテンが乾くまでの時間は時期によって大きく異なります。
夏場外に干すのであれば数時間で乾くこともありますが、梅雨で外に干せない場合は丸一日以上かかることもあります。

余裕をもって引っ越しの数日前に洗濯は済ませるように注意しましょう。

新しくカーテンを買う場合によくある疑問

キューアンドエーと書かれたウッドブロック

ここまでstep形式でやるべきことをお話してきました。
それ以外の引っ越しの際によくある疑問についてご説明します。

①どこで買ったらいいのか

いざカーテンを買おうと思っても、そもそもどこで買ったらいいのか迷ってしまうかもしれません。
引っ越しの際は忙しいことも多いので、実際に店舗で見るよりもネット通販で購入することをお勧めします。

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是非一度覗いてみてくださいね。

②どんな色のカーテンを買ったらよいか

一番時間がかかってしまう部分が、カーテンの色
何の色を買ったらいいのか、すぐに決められず気づいたら引っ越しが近くなっていた…ということも。

カーテンの色に迷ったら、こちらの記事をご覧ください

カーテンの色の選び方を大手販売店の看板コーディネーターが伝授【3ステップで出来る!】

③そもそもカーテンで良いのか?

今回は引っ越しのカーテン事情についてお話しましたが、引っ越しに伴って思い切って別の窓アイテムに変えてしまうという選択肢もあります。

カーテン以外の代表的な窓アイテムが、ブラインドとロールスクリーン。
この2つとカーテンとの特徴の違いを以下の記事で紹介しております。

カーテンとブラインドとロールスクリーンどれが最適?失敗しない選び方を販売店のプロが解説

もし新居はもっとおしゃれな部屋にしたい!と考えているのであれば、是非参考にしてみてくださいね。

まとめ

今回は引っ越しのカーテンに関するお悩みなどに関してお話しいたしました。

カーテンは新居での防犯対策の意味でも、そして新居での楽しい生活をより彩る意味でも非常に重要です。
本記事を参考に、新居での新生活をより快適なものにして頂ければ幸いです。

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓

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