大量に収納出来て重宝する和室の押し入れ。
便利な反面、襖(ふすま)の扱いに苦戦したことはありませんか?
「上手くスライドしないから、開け閉めがおっくう」
「どうしても湿気がこもってしまい、カビ臭くなる」
など、押し入れに関する悩みを抱えている方は少なくないはず。
そんなあなたにおすすめしたいのがロールスクリーン。
実は押し入れの襖をロールスクリーンにするだけで様々なメリットが得られるんです。
押し入れ収納の利便性が劇的に向上して、生活の質が劇的にアップ!
なんてことも夢ではありません。
と言うのも、ロールスクリーンを販売する当店では、過去押し入れの襖をロールスクリーンに変えて、ストレスフリーな収納を実現出来た!というお客様が沢山いらっしゃいます。
今回は、専門知識を持ったバイヤーやお客様の声を数多く聞いている販売員監修の元、押入れに取り付けるロールスクリーンについて解説していきます。
これを読めば、押し入れの扉をロールスクリーンにするかどうかで迷うことは無くなります!
是非最後までお読みくださいね。
もくじ
押し入れにロールスクリーンが超おすすめな5つの理由
ここでは押し入れにロールスクリーンがおすすめな理由を説明していきます。
ロールスクリーンにすることのメリットはこんなに沢山あるんです!
①カラバリ豊富で和室がおしゃれになる
何と言っても、最大の魅力はロールスクリーンにすればカラバリが豊富になること。
沢山色がある分、コーディネートの幅も広がります。
特にロールスクリーンは面積が大きく、お部屋の雰囲気にも直結するため、ブラウンにして落ち着きのある部屋にしたり、グレーにしてシックな雰囲気にして、ワンランク上の和室にすることも出来ちゃいます。
【当店に寄せられたお客様の声】
②開け閉めが楽
何といっても、ロールスクリーンにすると開け閉めが楽です!
襖のスライドがスムーズにいかずに、中々開かないというストレスが全くありません。
ロールスクリーンの開け方は大きく分けて
・プルコード/プルクリップ式
の2種類に分けられます。
プルコード式を選べばワンプッシュで操作出来るので、よりスムーズに開閉を行うことが出来ます。
【当店に寄せられたお客様の声】
③縦に少しだけ開けられるので、ワイドな物が取り出しやすい
ロールスクリーンは上に少しだけ開けることも可能なので、布団などのワイドな物を取り出しやすいのが特徴です。
襖でも少しだけ開けることは出来るのですが、襖の場合は横に開けることしか出来ず、布団のような幅のあるものを取り出すには不向きです。
しかしロールスクリーンであれば縦に少しだけ開けることが可能。
幅のあるものも楽に取り出すことが出来ます。
【当店に寄せられたお客様の声】
④通気性が良い
扉が襖だと隙間がないため、押し入れ内が密封状態に。
その結果、湿気が溜まりやすくなってしまいます。
特に押し入れには、睡眠時に汗を含んだ布団や乾燥直後の洗濯物を収納することが多く、乾燥が不十分だとカビが発生するリスクも。
しかしロールスクリーンであれば、若干隙間が開くため湿気を溜め込みません。
梅雨の時期など湿気を溜め込みやすい時期でも、ロールスクリーンであれば気軽に扉の開放出来るため、簡単に湿気対策を行えます。
【当店に寄せられたお客様の声】
⑤圧迫感がなくすっきり
襖は意外と重量があり、厚みもあります。
そのため重厚感あり、気づかない間に圧迫感を生み出しています。
しかし、ロールスクリーンは薄いので圧迫感がなくすっきり!
さらにカラバリが豊富なので、白やアイボリーなど圧迫感のない色を選ぶことで、より和室がスタイリッシュな印象となります。
押し入れにロールスクリーンを入れるデメリットと対策
とは言え、押し入れの襖をロールスクリーンにして良いことづくしという訳でもありません。
襖に劣ってしまうデメリットの部分も存在しています。
これらも知った上で、ロールスクリーンを導入するかどうか選んでくださいね。
①押し入れ内にホコリが溜まりやすくなる
先述した通り、ロールスクリーンには隙間があります。
それが湿気対策に繋がるのですが、逆にホコリの侵入を許してしまうというデメリットも生み出します。
✔対策法①➡ロールスクリーンを正面付けする
正面付けとは窓や押し入れを覆うようにする取り付け方法。
正面付けにすることで、ロールスクリーンの上と左右の隙間がなくなり、ホコリが侵入するのを若干防ぐことが出来ます。
✔対策法②➡吸い口の細い掃除機でこまめに掃除!
一番の対策はこまめに掃除すること。
ホコリは押し入れの端や四隅に溜まりやすいので、細いノズルの掃除機を活用し掃除することをお勧めします。
また押し入れの壁や天井にもホコリが付着するので、定期的に中の物を全て出して、大掃除を行うと良いでしょう。
②お部屋の気密性が薄れ、冷暖房効率の低下に
こちらも隙間があることに関連したデメリットですが、お部屋の気密性の低下によって冷暖房効率が低下してしまいます。
特に押し入れは、一般的な住宅の壁に入っている断熱材などが入っていないことも多く、冬になると冷気が入り込んで来て和室が激寒になってしまうこともあります。
✔対策法①➡ロールスクリーンを正面付けする
正面付けにすることで、ロールスクリーンの上と左右の隙間がなくなります。
扉が密封される訳ではないのと、下にはどうしても隙間が出来てしまうので、完全に気密性の問題を解消出来るわけではありませんが、かなり有効な解決法です。
✔対策法②➡遮熱効果のあるロールスクリーンを付ける
ロールスクリーンにも様々な機能性があり、中には幕体(生地の部分のこと)に遮熱効果のあるものも存在しています。
これを付けることで押し入れにエアコンの冷気や温気を逃がさなくなり、冷暖房の効率の向上に繋がります。
③外した襖が邪魔になる
初めから襖の付いている物件に住んでいた場合、外した襖をどこかに保存しなくてはならなくなります。
襖はそこそこの大きさがあるので保存場所に困るのと、どこかに立てかけておいた場合、転倒する危険性もあります。
✔対策法➡タンスなど大きな家具の後ろに入れる
和室に大型家具がある場合は、その後ろに外した襖を入れるのが最善策です。
目立たない上に転倒の危険性もなくなります。
とは言え、ホコリがついたり、狭い空間に保存しておくことでカビが発生する可能性もあるので、定期的に表面をふき取るなど掃除をする必要があります。
押し入れにロールスクリーンを付けたい場合は取り付け方法を必ず確認
ここまでロールスクリーンのメリットとデメリットを説明してきました。
「ロールスクリーンいいじゃん!」と思われたかもしれませんが、購入する前に必ず確認しないとポイントがいくつかあります。
それは取り付け方法!
押し入れへのロールスクリーンの取り付け方法は、大きく分けて3種類あります。
②正面付け
③突っ張りロールスクリーン
それぞれの取り付け方法に、特徴や制約などがあり、場合によってはどの方法でも取り付けが出来ない場合があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①テンションバーを使用→最もおすすめの方法
テンションバーとは、枠内に突っ張ってロールスクリーンやブラインドを取り付けられるようにする専用のバーのこと。
他の取り付け方法として挙げた突っ張りロールスクリーンは、突っ張り部分とスクリーン本体が一体化しているのに対し、テンションバーは独立して突っ張り部分のみの棒になります。
・押し入れの幅200mまで対応可能
・ネジなどを使用しないので、木枠を傷つけないで済む
・バーにロールスクリーンを2つ取り付けられる➡左右2つ取り付ければ、収納物を取り出す際に片方のみ開けることが可能
・テンションバーに付けられるロールスクリーンが限られる
・テンションバーと商品を両方とも購入する必要があるので、値段がかさむ
・正面付けが出来なくなる➡冷暖房効率の低下とホコリが入る原因になる
➡テンションバーが向いている人
・押し入れの幅が180~200㎝
・木枠を傷つけたくない
・左右2つのロールスクリーンを付けたい
・選べるロールスクリーンの数が少なくても良い
・若干金額がかさんでも大丈夫
②正面付け→木枠の太さの確認必須
正面付けは、押入れ扉の木枠の正面部に固定する方法です。
正面付けをするには木枠にビスを固定するために、おおよそ3センチ程の厚みが必要になります。
ロールスクリーンの購入する場合は、必ずこの木枠の厚さを確認しましょう。
・ネジで取り付けるので最も安定感がある取り付け方法
・押し入れの気密性が高くなる➡冷暖房効率が良くなり、押入れにホコリが入らない
・外した後ネジ穴が残ってしまう
・木枠の厚さが足りないと、取り付けられない
・工具の扱いなどが苦手な方には難しく感じてしまう
➡正面付けが向いている人
・冷暖房効率を重視し、正面付けにしたい
・外れるのが心配
・押し入れの幅が2m以上ある
・DIYなどが得意で、工具を使った作業を苦に感じない
③突っ張りロールスクリーン→横幅の確認必須
正面付けが厳しい場合、木枠内に突っ張ってロールスクリーンを固定する「突っ張りロールスクリーン」を選択する方法もあります。
一方で突っ張りロールスクリーンは180㎝以下の枠内にしか取り付け出来ません。
突っ張りタイプにする場合は、必ず押し入れの木枠内の幅を確認しましょう。
・ネジなどを使用しないので、木枠を傷つけないで済む
・突っ張るだけなので取り付けが簡単
・180㎝以下の枠内にしか取り付け出来ない
・幕体1枚のみに限定される➡片側だけの開閉が出来なくなる
➡つっぱりロールスクリーンが向いている人
・押し入れが180㎝以下のコンパクトタイプ
・簡単に取り付けしたい
・幕体が1枚でも良い
おすすめのロールスクリーン
ここでは押し入れに付けるのにおすすめのロールスクリーンをご紹介いたします。
どの商品も全ての取り付け方法に対応しているというわけではないので、取り付け方法も確認していただければと思います。
①【正面付け】カラバリ豊富で和室にも最適な生地感の <フェスタⅡ >
【可能な取り付け方法】 ➡ 正面付けのみ
こちらのロールスクリーンは24色展開しており、色に拘りたい方におすすめです。
どれも色味が強くなく、少しくすんだものやパステルカラーで、和室に付けても悪目立ちしません。
更に幕体がテカテカではなく、コットンライクの生地感になっているので、和室の落ち着いた雰囲気にもマッチします。
②【正面付け】和室を完全に意識したロールスクリーン<カスミ >
【可能な取り付け方法】 ➡ 正面付けのみ
すだれを連想させるようなざっくりとした生地感で、和室にぴったりのロールスクリーン。
通気性も抜群で押し入れの湿気問題にも対応しているのも嬉しい点。
写真では向こう側が透けてしまっていますが、押入れのように向こう側から光が入らない場合は透けないので、収納物を見られたくない人も安心です。
③【つっぱり式】遮熱保温機能付きで冷暖房効率問題にも対応の<フィール >
【可能な取り付け方法】 ➡ つっぱりのみ
遮熱・保温機能付きで和室の冷暖房を押し入れに逃がさないのが、こちらのロールスクリーン。
機能性を重視したい人におすすめです。
9色展開でカラバリも豊富。
どれも落ち着いた色味なので、和室を上品な空間に仕上げてくれます。
④【テンションバー】【正面付け】コスパ最強の<ベーシック>
【可能な取り付け方法】 ➡ 正面付け、テンションバー使用
テンションバーを使用した取り付けの場合は、こちらのロールスクリーン一択です!
コスパも抜群なので、押入れの左右に2つ付けるなど、複数買いする場合でもお財布に優しいです。
まとめ
いかがでしたか?
押入れにロールスクリーンを取り付けるのは、沢山のメリットがあることがお分かり頂けたかと思います。
しかし、その一方で取り付け方法など注意点もあります。
お伝えした内容を踏まえて、ロールスクリーンの導入を検討していただければと思います。
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