最近は一般的な家庭でもカーテンではなく、ロールスクリーンやブラインドを設置したいといったお問い合わせがとても増えています。
以前に比べ、ロールスクリーン自体の商品展開は、カラーのバリエーションや種類が豊富になり、価格面でもカーテンと同じくらいの価格で購入できるようになっています。
その影響もあるのか、新築戸建物件はもちろんですが、1人暮らしの方からのご依頼も多く、気軽に取り入れることができる商材になりつつあります。
その反面、カーテンに比べ馴染みがないため、どんな色や質感を選べば良いのか、何を基準にして選べば良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか?
今回はロールスクリーンの選定方法について、主に色味を基準として紹介していきたいと思います!
もくじ
ロールスクリーンの色の選び方は2ステップ
ロールスクリーンの色を選ぶ際には以下の方法がおすすめです。
・目指したいテイストから選ぶ
・取り付ける部屋から選ぶ
この二つの方法を踏まえて、設置したい場所に合ったロールスクリーンカラーを決めていきましょう!
目指したいテイストから選ぶ
ロールスクリーンの色選びとして、まずは自分が目指したいお部屋のテイストをイメージしてみましょう。
テイストとは北欧やモダンといった特定のインテリアイメージ、またはホワイト系の家具で統一したいといったざっくりとしたものでも構いません。
理想のテイストをイメージすることで、その部屋に合う色の種類が決まり、選択肢を一気に狭めることが出来ます。
例えばお部屋をホワイト系で統一したい方は当然ロールスクリーンもホワイト一択になりますよね。
テイストがよく分からないといった方は、雑誌で掲載されている部屋、テレビドラマで放送されている主人公の部屋、インスタグラム等のSNSで紹介されている部屋などから、自分が気に入った部屋を探してみるとよいでしょう。
気に入った部屋が見つかれば、家具の選定もしやすくなり、自然とロールスクリーンの色味も決まっていきます。
まずは理想のテイストをイメージすることが、ロールスクリーンの色選びの第一歩と言えるでしょう。
取り付ける部屋から選ぶ
大まかなテイストが決まってきたら、設置する部屋ごとに分けて、さらに色味の選択肢を絞っていきましょう。
ひとえに部屋と言っても、リビングや寝室、書斎、子供部屋など、お部屋ごとに使用する人や目的が分かれていきますよね。
使用する人や目的が違えば、設置するロールスクリーンの色や機能も変わっていきます。
一人暮らしのワンルームの方は、部屋全体がリビングであり、寝室であり、書斎でもあるかと思います。
その場合は自分が一番重要視する点を考えてみましょう。
例えば自分にとって一番大切な時間が睡眠であれば寝室、在宅勤務のため、仕事中は快適に過ごしたいのであれば書斎といったように、その部屋で過ごす時間帯別の重要度から考えてみると良いのではないでしょうか?
目指したいテイストから選ぶ場合
ここからはテイストごとに選ぶ場合のおすすめカラーを紹介していきます。
今回は「ナチュラル」「北欧」「モダン・高級」の3つのテイストに分類してみました。
ナチュラル
ナチュラルなテイストにしたい場合は、ベージュ、ブラウン、グリーン、ブルーといったアースカラーから選ぶことがおすすめです。
アースカラーとは木や土、砂などの「大地」の色や、海や植物などの「自然物」を表した色味のことを指します。
一般的なナチュラルな色味というと、ベージュやブラウン系が人気の色味となります。
掃き出し窓のように窓の面積が大きい場合には、暗い印象にならないように、明るめのベージュがおすすめです。
小窓などにアクセントカラーなどでロールスクリーンを設置したい場合には、グリーンやブルーなどの色味を取り入れても良いかと思います。
ただしあくまでもアースカラーなので、鮮やかな色味ではなく、少しくすんだトーンの低い色味を選択することがポイントです。
質感はツルっとしたものよりも少し立体的なものを選び、更に非遮光生地にすることで、ほんのりと太陽の光が入り、よりナチュラル感が増します。
■ナチュラルテイストにおすすめのロールスクリーン<ミスモ>
優しい色合いでふんわりとした柔らかい印象を与えてくれます。
非遮光生地のため、お天気の良い日には程よい太陽の光が差し込み、ナチュラルなお部屋づくりにはおすすめです。
北欧
北欧カラーといえば、ホワイト、グレー、ブルー系の色味がよく取り入れられています。
特にグレーは不動の人気で、北欧テイストにしたいのであれば、グレーを選んでおけば間違いなしです!
最近はわりとシンプルで無地なデザインが人気ですが、北欧といえばマリメッコなど大胆なデザインの柄をイメージをされる方も多いのではないでしょうか?
北欧は寒い地域のため家の中で過ごす時間がとても多いそうです。
そのため家の中に「ヌック」と呼ばれる場所を作る文化も根付いています。
「ヌック」とは居心地のいいこじんまりとした場所という意味です。
家の中で少しでも楽しい時間を過ごしたいという願いから、マリメッコのように素敵なデザインが数多く誕生するのかもしれませんね。
ちなみに柄ものを選ぶのであれば花柄やリーフ柄などが良いでしょう。
色味であれば温かみの感じるオレンジ系を差し色として取り入れのもおすすめです。
■北欧テイストにおすすめのロールスクリーン<ヘリンボーン>
ヘリンボーンの織柄が素敵なロールスクリーン。
木の素材が多い北欧家具とも相性が良く、リネンライクな素材感がお部屋を引き立ててくれます。
モダン・高級
モダンで高級感のあるテイストを目指したい場合は、シルバー、グレー、ネイビー、ブラウンあたりがおすすめです。
「モダン」とは現代風、都会的などいった意味の言葉となります。
反対の意味では「古典的」「クラシック」などの言葉が使われますが、要するに「スタイリッシュでカッコイイイ」といったイメージがモダンとなります。
モダンなカーテンとして真っ先にご提案するカラーは「シルバー」です。
シルバーは光沢感のあるカラーとなるため、高級感のある印象に見せてくれます。
同じ光沢感の色味でゴールドもありますが、こちらは少し主張が強すぎてしまうため、モダンテイストであればシルバーがおすすめです。
とはいえシルバーのロールスクリーンを探してもなかなか探すのは難しそうですよね。
そんな時はグレー系でかつ光沢感の色味を選びましょう。
質感は目が細かく、ナチュラルとは真逆なツルっとした素材がおすすめです。
また重厚感のあるカッコイイ部屋にしたい場合は、ネイビーやブラウンなど暗めの色味が良いでしょう。
柄を取り入れたい場合はストライプなど、縦ラインのデザインにすることでスタイリッシュな印象となり、モダンなテイストとマッチします。
■モダンテイストにおすすめのロールスクリーン<シャロル>
光沢感のある素材となるため、モダンテイストのお部屋にとてもよく合います。
よく見ると控えめな縦模様が入っており、高級感も感じられるデザインになっています。
ロールスクリーンを付ける部屋から選ぶ場合
続いてはお部屋別のおすすめカラーを紹介していきます。
一般的なお部屋区分として挙げられる「リビング」「寝室」「書斎・ワークルーム」「子供部屋」で分類しています。
リビング
リビングは家族団らんの場所であるため、楽しく会話が弾むように、ロールスクリーンの色味自体も明るめがおすすめです。
さらにリビングは部屋の中で一番広い空間となるため、より広々とした空間に見せるためにも、明るめの色を選ぶことは効果的です。
またリビングは家族以外の人も訪れる「来客の場」でもあります。
色味は主張しない無彩色や明るいベージュ系を選ぶと良いでしょう。
無彩色とは白、灰色、黒といったように、明度のみで表現される色味のことを指します。
あまり奇抜な色味にすると来客が不快感を感じてしまう可能性もあるため、リビングには万人受けのする落ち着いた色味にしておくことが、無難な選択と言えるでしょう。
■リビングにおすすめのロールスクリーン<シュクル 遮熱>
リビングは明るくしたいけれど、西日が気になるといった方におすすめなのが、遮熱ロールスクリーン。
生地は薄手でありながらも遮熱の他、消臭、抗菌、抗カビといった嬉しい機能満載の商品です。
寝室
寝室は主に睡眠、休息の場となるため、リラックスできる色味がおすすめです。
一般的にリラックス効果のある色味として挙げられるのは、冷静・知的・誠実などクールなイメージを喚起させる「ブルー」です。
海や空が連想されやすい色であり、興奮状態の心を抑える「鎮静効果」が期待でき、ストレスを解消してリラックス効果があると言われています。
また落ち着きのある安心感を与えるカラーとしては「ブラウン」が良いでしょう。
木製の家具や木造の建物を見ると、どこか温もりや安らぎが感じられますよね。
ブラウンは土や樹木など自然界に多く存在する色であり、普段から目にする機会が多いため、自然と安心感のある色味として認識されるのではないでしょうか?
■寝室におすすめのロールスクリーン<ニーム>
デニム好きな方にぜひおすすめしたいロールスクリーン。
遮光生地でかつブルー系の色味展開なため、寝室などリラックスしたい場所にはぴったりです。
書斎・ワークルーム
仕事部屋に取り入れる色味であれば、やはり集中力を高める効果のある色味が良いでしょう。
寝室でも紹介したように鎮静効果のあるブルーは仕事部屋にもおすすめの色味です。
代表的な例で言うと、オフィスなどに設置されている照明の色は、青みがかった蛍光灯が多く設置されています。
これは集中力を高めるために、暖色系の照明ではなく、あえて蛍光灯が用いられているそうです。
またリラックス効果という点では、グリーンもおすすめです。
観葉植物などを眺めていると、気持ちが穏やかになり癒し効果が感じられた経験はありませんでしょうか?
グリーンは緊張を緩和する効果があるため、仕事部屋にもぴったりな色味となります。
■書斎におすすめのロールスクリーン<トバリ遮光>
渋みのある落ち着いた色合いとがとても安心感を与えてくれるロールスクリーン。
まるで茶室のような雰囲気をまとい、書斎のように集中したいお部屋におすすめです。
子供部屋
子供部屋については、特におすすめの色というものはありませんが、明るくポップな色味が好まれるでしょう。
イエローやピンク、ブルーといったような色味にすることで、楽しい雰囲気のお部屋になります。
ただしレッドやオレンジなどは、興奮色と呼ばれており、心拍数を上げ気分を高揚させる効果があるため、子供部屋にはあまりおすすめできないカラーです。
また子供部屋であれば、カラフルなデザインや恐竜や花柄など、子供らしいデザインのロールスクリーンも販売されているので、ぜひ挑戦してみてください!
■子供部屋におすすめのロールスクリーン<クラシ>
可愛らしい洋館が立ち並ぶデザインのロールスクリーン。
子供らしさもありながら、どこかレトロチックでおしゃれな印象もあるため、お子様が成長しても長く使用できます。
ロールスクリーンの色の選び方まとめ
このようにテイストや部屋別に考えてみると、意外と簡単に色味選定が出来そうではないでしょうか?
ロールスクリーンの色をどのように選んでいったら良いのか分からないといった方は、今回の記事をぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
また現代はたくさんの情報が溢れており、同じ悩みを持った人や参考になる資料がたくさんあります。
色んなツールを活用し、理想のテイストを探すために雑誌やSNSを見たり、部屋ごとの目的を考えたりする過程もまた楽しめますよね。
様々な角度からおすすめのカラーを紹介してきましたが、絶対的な決まりというものはないので、みなさんもぜひ失敗を恐れずに、ロールスクリーンの選定を楽しみましょう!
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