「お隣さんの物音や、外の騒音が気になる…」
「家の中の物音が外に漏れていないか心配…」
このようなお悩みには「防音レースカーテン」で手軽にアプローチすることができます!
でも、実際にどれほど効果があるのか気になりますよね。
今回は、防音レースカーテンが実際にどれほど防音効果があるのか検証いたしました!
またおすすめ商品や、防音性を高めるポイントに関してもプロ目線で解説しております。
あまり馴染みのない防音レースカーテンに関する疑問がこの記事で全て解決。
参考になれば幸いです。
もくじ
防音・遮音・吸音の違い
防音と混同されがちな機能が、遮音と吸音。
それぞれの言葉の定義は以下の通りです。
・吸音…音そのものを吸収して、騒音を抑える機能
・防音…上記2つを含め、音を軽減する方法や仕組み全般のことを指す。
つまりは、防音レースカーテンと謳われているものは、遮音機能で騒音を軽減するものもあれば、吸音機能によって騒音を軽減するものもあるということです。
どちらの仕組みで騒音を軽減するかは、商品説明を見て確認しましょう。
【検証①】室外で音を発し、室内でどれほど音が聞こえるか検証!
今回は、
・防音レースカーテン
・防音効果のないレースカーテン
・レースカーテンなし
の3つのパターンで検証してみました。
アパートのベランダより3つの音を発して室内でどれほど聞こえるか検証。
音の種類は「男性の声・女性の声・環境音」の3パターン。
スマホアプリ「騒音測定器」を室内に置き、数値(デシベル:㏈)を測定。
目安として、日常会話レベルは60dBです。
①人通りが少ないベランダの外側から、男性の声を発した場合
防音効果のないレースカーテン:64.7dB
レースカーテンなし:68.6dB
防音レースカーテンは、レースカーテンなしの場合と比べると、約25㏈効果を発揮しています!
防音効果のないレースカーテンをかけた場合と比べても、約23㏈効果を発揮しているのが分かります。
②通りが少ないベランダの外側から、女性の声を発した場合
防音効果のないレースカーテン:68.2dB
レースカーテンなし:69.6dB
男性の声と比べてみると、女性の声に対しては
あまり大きな防音効果は発揮出来ませんでした。
3つのパターンを比べてみても、差は2dB~6dBと防音効果は低い結果となりました。
③人通りが少ないベランダの窓を開け、環境音だけを測定した場合
防音効果のないレースカーテン:40.2dB
レースカーテンなし:41.2dB
人の声ではなく環境音を発した場合、3つの検証結果の差は1dB~2dBと
大差のない数字になりました。
ただ、数値の差が低いとはいえ、防音レースカーテンが最も防音していたといえます。
3つのパターンの検証をしてみた結果まとめ
・女性の声のように高い音より、男性の声のような低い音の方に、防音効果を発揮する
・数値の差は少なくても、どの音に対しても防音レースカーテンが最も外からの音を防音できていた
ということが分かりました。
【検証②】室内で音を発し、室外にどれほど漏れるか検証!
続いて、室内で音を発し、どれほど室外やお隣に音漏れするかを検証!
部屋と部屋の間をレースカーテンで仕切り、隣の部屋に対してどれぐらい騒音が防げるのかを検証。
「アラームの音、ピアノの音、掃除機の音」を鳴らした場合の3つのパターンで測定。
先ほどと同様、スマホアプリ「騒音測定器」を室内に置き、数値(デシベル:㏈)を測定。
①アラームの音をスマホで鳴らした場合
防音効果のないレースカーテン:58dB
レースカーテンなし:60dB
防音レースカーテンとレースカーテンなしの場合、12dBほどの防音効果を発揮しています!
また、防音レースカーテンと防音効果なしのレースカーテンの場合も、10dBの差が出ています。
②ピアノ版「猫ふんじゃった」をスマホで流した場合
防音効果のないレースカーテン:56.5dB
レースカーテンなし:57.0dB
防音効果のないレースカーテンの場合とレースカーテンなしの場合では、特に変化はありませんでした。
防音レースカーテンと2つのパターンを比べてみても、2~3dBほどの差に。
③掃除機のスイッチを入れた場合
防音効果のないレースカーテン:64.8dB
レースカーテンなし:66.1dB
防音レースカーテンとレースカーテンなしの場合は4dBほどの差に。
3つのパターンの検証をしてみた結果まとめ
・防音レースカーテンでは、掃除機の音などの大きな騒音に対しては、防音レースカーテンでは少ししか防音効果を発揮できない
・アラーム音などに対してはある程度の防音効果を発揮できる
・どの検証結果も数値の差の大小はありますが、防音レースカーテンが最も音漏れを防いでいた。
ということが分かりました。
防音レースカーテンの機能性を高めるポイント2つ
実際の検証を踏まえ、高い音に対してはしっかりと発揮することが分かりました!
それでは、防音レースカーテンの機能性を高めるポイントを2つご紹介します!
レースカーテンと窓の隙間を減らす
レースカーテンと窓の間には上部や横、裾など様々な場所に隙間ができてしまいます。
防音性にこだわりたい時は、これらの隙間をできるだけ少なくすることが大切です。
方法は2つ!
①レースカーテンの長さを長めにする
一般的にドレープカーテンとレースカーテンを組み合わせる場合、
レースカーテンはドレープカーテンの長さをマイナス1㎝にした長さで仕上げます。
(ドレープカーテンの裾からレースカーテンがはみ出ないようにするため)
防音効果を高めたい場合は、
ドレープカーテンの長さからマイナス1㎝せず注文しましょう!
②チップカバーやカーテンボックスを付ける
さらに防音効果を高めたい場合は、カーテンレールの上に「トップカバー」や「カーテンボックス」があるとレール上部のすき間を埋めてくれるので、防音効果が高まります。
当店にも様々なカーテンレールがあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
レースカーテンのヒダがフラットのものを選ぶ
カーテンの「ヒダ」をご存じですか?
ヒダとはレースカーテン上部にある、山の箇所を指します。
カーテンのヒダの種類は主に3種類あり、それぞれ見た目も異なります。
下記画像のように、
・2倍ヒダ(3つ山)
・フラット(ヒダなし)
の3種類あります。
1.5倍ヒダ、2倍ヒダのようにヒダとヒダの間に隙間が空いてしまうと、防音効果が半減してしまう場合もあるので、
ヒダがなくレースカーテンと窓の間に隙間ができにくい「フラット」スタイルがおすすめです!
▼フラットスタイル
おすすめの防音レースカーテン
それでは、カーテン専門店おすすめの防音カーテンをご紹介します!
①<ソヌス>
防音試験をクリアした、多機能レースカーテンです。
どんなドレープカーテンにも合わせやすい安定の無地。
そのうえ防音試験をクリアした防音効果と、遮像・遮熱・UVカット・保温など嬉しい機能も詰め込みました!
②<ソニード>
ストライプ×ドットが可愛いレースカーテン!
こちらも防音試験をクリアしています。
ストライプ調にドットのデザインがプラスされているから、無地のドレープカーテンと組み合わせてもお部屋が華やかに。
防音効果に加え、遮像・遮熱・UVカット効果など嬉しい機能も詰め込みました!
さらに防音効果を高めたい方には、防音ドレープカーテンと防音レースカーテンの組み合わせがおすすめ!
防音率当店No.01のドレープカーテンをご紹介。
③<ペッシェ・ドッピオ>
静かな暮らしを叶える防音効果に優れた完全遮光カーテン!
特殊なコーティングを施した裏地によって防音効果がグンと上昇!
防音試験をクリアした防音効果と、遮光・遮熱・保温機能まで◎
防音レースカーテンまとめ
いかがでしたか?
実際に防音レースカーテンを使用して行った検証結果から、高い音よりも低い音の方に防音効果があることが分かりました。
また、数値の差に大小はありますが、レースカーテンだけでも防音効果を発揮しましたね!
レースカーテンだけでは防音対策が足りないと感じる方には、防音のドレープカーテンとの組み合わせもおすすめします。
あなたの用途に合わせて、ぜひ試してみてくださいね。
当店では防音のレースカーテン以外にも、沢山のレースカーテンをご用意しております。
生活が快適になる様々な機能付きの物をご用意しておりますので、是非一度ご覧くださいね。
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