戸建て住宅では見かけることの多いカーテンボックス。見たことはあっても、実際にどんな役割があるのかは知らないという方も多いのではないでしょうか。
(私は猫ちゃんが歩いたりくつろいだりするためのキャットウォークだと思っていました!)
すっきりとした雰囲気でインテリア要素の強いカーテンボックスですが、実は見た目以外にも様々なメリットを持っているんです。今回は、そんなカーテンボックスのメリットデメリットや、どんな種類があるのかについても解説していきます。
尚、大がかりなDIYは難しい…という方は、以下のようなトップカバー付きのカーテンレールもありますのでぜひ活用してみてくださいね。
カーテンボックスとは?
カーテンボックスとは、「カーテンレールや取り付け部分を隠すための箱型のインテリア」です。
カーテンボックスという名前ですが、ブラインドやロールスクリーンなどにも取り付けることができます。分かりやすいようカーテンボックスがないカーテンレールとも、見比べてみましょう。
【カーテンボックスがないダブルレール】
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ボックスで囲まれていないので、レール部分が上から露出しています。
カーテンボックスは、新築やリフォームのタイミングで取り付けするイメージがあるので
「取り付けの手間がかかりそう」
「値段が高そう」
「後からは取り付けできないのかな」
など、取り入れるには少しハードルが高いイメージですよね。では実際に、簡単に後からでも取り付け可能なカーテンボックスはあるのでしょうか?
カーテンボックスは後付けできる?DIYでもOK?
結論から言うと、カーテンボックスは後から取り付けすることが可能です。
ですが、種類によっては後付け出来ないものもありますので、ここからは後付け可能なカーテンボックスの種類や設置タイプについて詳しく説明していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
カーテンボックスの種類には
②「レールが付いていないボックス単体タイプ」
の2種類があります。
「単体タイプ」は後付けが可能です。
カーテンレールとは別に、ボックスだけを取り外しできるようになっているので、お部屋の雰囲気に合わせて好みの素材やカラーの物に変えることができます。
取り付け方法は「壁付けタイプ」「天井付け納まり」の2種類があります。
「壁付けタイプ」は後付けが可能です。
窓の上の壁に取り付けるタイプで、正面付けともいいます。
賃貸なので壁に穴をあけたり大掛かりな模様替えが出来ない方や費用を抑えたい方は、
・カーテンレールのトップカバーを使用する
・カーテンボックスをDIYで自作する
といった方法もあります。
トップカバーとは、カーテンレールの上部に載せて隙間をカバーするプレートのことです。
載せるだけなので賃貸の方でも問題なく使用できます。また、軽量なのでレール本体には負担をかけません。
カーテンボックスを自作するやり方は
一般的には、カーテンレールを隠すようにコの字型に組み立ててカーテンレールの上に載せるだけで完了です。
材料は
・木材(MDF材やスギ板など)
・プラスチックダンボール
・段ボールや牛乳パックなどの厚紙
などの軽い素材がおすすめです。
他にも色々な材料・作り方などを紹介している方がいるので、気になる方はYouTubeなどで検索してみてください。
カーテンボックスのメリット・デメリット
前項まではカーテンボックスの種類について解説してきました。
では、実際にカーテンボックスのメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
ここからは、カーテンボックスのメリット・デメリットをそれぞれ説明していきます。
メリット
1・遮光性を高めてくれる
遮光カーテンを使っていても上の隙間から光が入ってきて気になる・・・。という経験ありますよね。
カーテンボックスは窓の上部から隙間なく覆う形で取り付けをするので、上部からの光漏れをしっかりと防いでくれます。
横からの光漏れも防ぎたいという方には、カーテンをリターン仕様にするといった方法もおすすめです。
リターン仕様とは、
このように、ドレープカーテンの両端のフックをレースカーテン側の両端フックに付けて、コの字型になるようにカーテンをかける方法です。
この「リターン仕様」なら、横からの光漏れも効果的に防ぐことができます。
ただし、生地の横幅が短い場合は外側に布が引っ張られる分、カーテン中央に隙間ができる可能性があるので注意が必要です。
リターン仕様の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
2・断熱効果を高めることができる
前述の通りカーテンボックスはレールの上部を覆う形で取り付けることができるので、お部屋の気密性があがることに繋がり、外部からの冷気熱気もシャットアウトしてくれます。それにより冷暖房の効きもよくなるので電気代の節約にも繋がります。
長い目で見ると、カーテンボックスは省エネなアイテムですね。
3・お掃除の手間が軽減される
カーテンレールの溝の部分のお掃除って地味に面倒くさいですよね。
カーテンボックスはレールと違い上部がフラットなので、布やハンディモップで拭くだけでお掃除できます。
4・生活感の少ないすっきりとした高級感のあるお部屋にできる
カーテンレールや取り付け部分を隠すことで生活感のないすっきりとした印象になります。
カーテンボックスの素材やカラーでアクセントをつけたりおしゃれ度をアップすることもできます。
5・飾り棚としても使用できる
軽いものであれば上に置いて飾り棚として使用することも可能です。
観葉植物やお気に入りの雑貨などを飾るのもおすすめです◎
猫ちゃんと暮らしているお家なら、猫ちゃんのくつろぎスペースにもぴったりですね。
デメリット
では、逆にデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
1・部屋のサイズや形状によってはサイズが合わず、圧迫感も
カーテンボックスは壁から前へ張出した形をしているため、お部屋のサイズや形状によっては圧迫感を感じてしまうかもしれません。
2・間取りやボックスの種類によっては取り付けが難しい
・設置個所から近い部分にエアコンやダクトがある
・設置個所のすぐ隣にクローゼットがあり扉を開くと窓枠ギリギリに接触してしまう
など、取り付け箇所の近くに干渉物がある場合には、カーテンボックスを取り付けできない可能性があるため注意が必要です。
また、このように特殊な形状のお部屋の場合も取り付けが難しい場合があるので、取り付けの際はメーカーに相談してから購入することをおすすめします。
カーテンボックスの採寸方法
いざカーテンボックスを取り付けしようとなった時に、どこからどこまでのサイズを測れば良いのか悩みますよね。
2・横幅は両サイドに+5cm程度、奥行も+3cm程度余裕を持たせてください。
正確なサイズは既製品なのかDIYなのか、素材やメーカー等によっても変わってくるので、メーカーに確認することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
生活感を隠しお部屋に高級感を演出してくれるだけでなく、遮光遮熱の効果で快適さのアップにも繋がるカーテンボックス。
カーテンボックスのメリット・デメリットをしっかり把握して、ぜひ理想のお部屋作りをしてくださいね♪
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