ヒダなしのレースカーテン!「フラット」のメリット・デメリットを解説

2023/10/31 2024/6/13
グラデーションのようなストライプのカラーレースカーテン <ミルキーウェイ>

お洒落な部屋作りに欠かせないレースカーテン
近年、シンプルな暮らしを求める方が増え、コスト面でも優秀なヒダのない「フラットスタイル」のレースカーテンが気になる方も増えております。

オーソドックスな、ヒダを取るスタイルと違って、

「そもそもフラットカーテンとは?」
「ヒダあり(1.5倍ヒダ・2倍ヒダ)のドレープカーテンと、フラットレールの組み 合わせはどうなの?」

などなど、疑問もたくさん出てきます。

本記事では、フラットカーテンについてと、メリット・デメリット、選び方などをカーテン販売店のプロ紹介します!

これを読めば、ヒダなしのレースカーテンを選んだら良いのかどうかが分かります!
是非最後までお読みくださいね。

そもそもフラットカーテンとは?

お洒落なレースカーテン
レースカーテン ~イーニッド~ アイボリーを見る。

フラットカーテンとは、ーテンの上部にヒダ山タックをとらないカーテンです。

一般的なカーテンは、1.5倍ヒダで上部に2つ山のヒダをつくりますが(既成カーテンの大半がこちらです)、フラットカーテンは一枚の布をかけているイメージで、
とてもシンプルな印象に仕上がります。

カーテンのヒダで「1.5倍」「2倍」とは。失敗しない選び方をカーテン専門店が解説!

▲上記記事では、カーテンのヒダについてまとめています。ぜひご覧ください。

レースカーテンを「フラット」にするメリット3つ

メリットの文字が書かれたウッドブロック

レースカーテンをフラットにする際のメリットをここでは紹介いたします。

①柄や模様をきれいに見せてくれる

フラットカーテンはヒダがほとんどないので、柄や模様をきれい
に見せてくれる
のが大きな魅力です。
大きい柄や模様がある場合はアート感覚で楽しむことが出来ます。

厚手カーテンを無地でシンプルに、レースにはお気に入りの柄入り・・・なんてコーディネートも素敵ですね。

②価格を抑えられる

生地を使用する量が少ないスタイルなので、比較的お求めやすい価格で購入できます。

厚手カーテンとレースカーテンを同時に・・・となると価格も気になります。
レースカーテンをフラット仕様にして価格を抑えることが可能に!

③シンプル・カジュアル・ナチュラルテイストを演出できる

シンプル/カジュアル/ナチュラルな演出には欠かせないスタイルです。
天然素材のレースカーテンには、フラットが超おススメ!ナチュラル感が倍増します。

レースカーテンを「フラット」にするデメリット2つ

デメリットの文字が書かれたウッドブロック

レースカーテンをフラットにする際のメリットをここでは紹介いたします。

①巾継ぎがある場合は継ぎ目が目立つ

フラットにすることで「巾つぎ」が目立つ可能性があります。
広い窓の場合は生地を縫い合わせる”巾つぎ”が入りますが、他のスタイルよりも目立ってしまいます。

*ヒダ山ありのカーテンは、ヒダの谷の部分に隠れるように巾つぎ縫製する場合がほとんどです。

②レースカーテンを開けた時のたまり幅が大きくなる

ヒダがないと、レースカーテンを開けた時のカーテンのたまり幅が比較的大きくなります。

ヒダありとヒダなしで比較すると、

・ヒダあり→カーテンの上部をつまんでヒダを作っているのですっきり納まる。
・フラットカーテン→緩やかなウェーブ状の膨らみが出来てしまうので、少し窓を塞いでしまう。

 

頻繁に出入りする窓のレースカーテンをフラットにしてしまうと、たまり幅が邪魔になってしまう可能性があります。

レースカーテンをフラットにする場合に幅の倍率に注意したほうが良い理由2つ

キーポイントのウッドブロック

もしレースカーテンをフラットにする場合、ヒダの幅の倍率に注意する必要があります。

ここでは幅の倍率について解説します。

①横幅の倍率によって部屋の雰囲気が変わる

カーテンには必ずゆとり分をプラスする必要があります。
特に、フラットカーテンの場合はどの程度のゆとりをプラスするかで、雰囲気が大きく変わります。

■1.1倍(カーテンレールの幅x1.1倍)←ゆとりが少ないため、直線
的な仕上がりになります。大きい柄や模様がある場合におススメ。

■1.2~1.3倍←緩やかなウェーブ感があり、天然粗材や、ナチュラル
テイストの生地におススメ。

 

*横幅の広い窓の場合は、ゆとりを取りすぎると、だぶつき感が出てしまう場合がありますので注意が必要です。

パーフェクトスペースカーテン館では、ご注文時に、ゆとり分が1.1倍で自動計算されます。

コーディネートバナー
▲ご不明な点等ございましたら、ご連絡くださいませ。

②カーテンが開けにくくなるため

一般的に、ドレープカーテンとレースカーテンを2重にして使用するので、カーテンレールもダブルレールが付いていることが多いです。
一般的な機能レールをご使用の場合には、前後のレール幅が狭い場合がありますので、少し注意が必要です。

と言うのも、フラットカーテンは開けた際に、つまみ部分のある一般的なカーテンと異なり、ウェーブ状にたたまれていき、幅を取ります。

レールの幅が狭いと、その幅が厚手カーテンに干渉してしまい、開閉がし辛くなってしまいます。

特に、厚手カーテン・レースカーテン共にフラット仕様にした場合、下記の通り、倍率を抑えることによって干渉は軽減されます。

●厚手カーテン(フラット):レール幅に対して1.2倍~1.3倍
●レースカーテン(フラット):レール幅に対して1.1~1.2倍

 

開け閉めが頻繁で気になる方は、厚手カーテンを1.5倍ヒダにする等々違うスタイルも検討しましょう。

カーテンボックスの場合は、厚手・レース共にフラット仕様にしてしまうと開閉がし辛く、ボックス内への干渉により、生地の劣化が早まる場合がありますので、慎重に検討しましょう。

レースカーテンをフラットにする場合はAフックがおすすめ

AフックとB服の違い

フラット仕様のカーテンは【Aフック】がおススメです。
Bフックの場合には開閉ががスムーズにいかず、カーテンを開けた際に、綺麗に収まらない場合が多いためです。

レースカーテンは厚手カーテンと一緒に使用することを考えると【Aフック】一択です。

【参考】フラットカーテンAフック:開けた状態

カーテンのヒダのアップ

【参考】フラットカーテンBフック:開けた状態

カーテンのひだのアップ

フックに関してはこちらの記事でより詳しく説明しておりますので、気になる方は参考にしてみて下さいね。

カーテンフックの選び方を5000点以上のカーテンを販売する専門店が解説

フラットレースカーテンでおすすめの商品

リーフ柄のカーテン
▲ハワイの森を渡る風を感じるレースカーテン~ネヘレ~グリーン
柄付きレースカーテン
▲アウトドアスタイル レースカーテン ~イーニッド~ アイボリー
ブロック柄のレースカーテン
▲レースカーテンでつくるヴィンテージアメリカン~エド~
花びら柄のレースカーテン
▲素朴でナチュラルなテキスタイルデザイン ~レースフロート~ ホワイト
花柄レースカーテン
▲エスニックデザインのレース <アトラス オレンジ>
ジャカードカーテン
▲レースとジャガードを組み合わせたデコレイトカーテン<ファッション>
リネンのレースカーテン
▲5色展開のベラルーシ産リネンレースカーテン~ニース~
10色のレースカーテン
▲リネンカーテン 絹のようなとろみのあるレーヨンに麻を混合させたお手頃リネン混カーテン全10色 <アルネン>
レースカーテン一覧へのバナー
機能性抜群なのにデザインも豊富!一覧ページはこちら

まとめ

カーテンを開ける女

いかがでしたでしょうか?

生地の風合いをシンプルに活かす事ができるフラットカーテン。
素材や柄の魅力を十分に引き出し、窓周りをすっきりと、
自分らしく仕上げたい時におススメのスタイルです。

注意ポイントをしっかり押さえて、おしゃれ上級者を目指しましょう。

フラットならではの空間作りに是非チャレンジしてみてくださいね!

この記事を読んで、他にも疑問がある場合は、こちらのサイトから無料でカーテンのプロにご相談頂けます↓

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓

問い合わせ窓口へのバナーリンク
カーテンの事なら何でもお問い合わせください

・窓装飾プランナー
・インテリアコーディネーター
・リビングスタイリスト
・ライフスタイルプランナー

などの資格を持った経験豊富なプロが、商品の機能性から購入・採寸・取り付け、更にはコーディネートなど何でも親切にお答えいたします!

是非お気軽にご相談ください。

トップページへのバナー
品揃え5000種類以上!日本唯一のテイスト別カーテンショップで期待以上の素敵なお部屋が実現!
この記事をSNSでシェア!
関連記事