縦のデザインが特徴的なバーチカルブラインド。

そのスタイリッシュな見た目は美しい窓辺を演出します。
オフィスなどのビジネスシーンで使われているだけでなく、家庭用にも取り入れられることが多くなってきた人気上昇中の窓装飾。

カーテンのようなファブリックとは違い、無機質なイメージを持つ方も多いかもしれませんが、近年では様々なテイストのバーチカルブラインドが登場しています。

今回は、モダンテイスト、ナチュラルテイスト、和テイストなど、インテリアの雰囲気に合わせたバーチカルブラインドの選び方をご紹介します。

バーチカルブラインドとは

ヘッドレールに吊るした「ルーバー」と呼ばれる細長い羽根を、垂直に並べた「バーチカルブラインド」。
ブラインドやスクリーンなどの“メカもの”と呼ばれる中で唯一、左右に開閉を行う窓装飾エレメントです。

ルーバーの角度を調節すれば、室内に入る光の量を自由に調節できるため、日差しを柔らかく取り入れることも、完全に遮光することも可能。
ルーバーが作る連続した垂直のラインは、天井を高く、空間を広く見せる効果もあります。

ライフスタイルの多様化、高層マンションの需要も高まり、大きな窓のあるリビングには最適な窓装飾といえます。

また、メンテナンス面での評価も高く、埃が付きにくく掃除がしやすいのも取り入れやすいポイント。
バーチカルブラインドはフックでルーバーを吊るすだけのシンプルな構造なので、汚れたルーバーだけ交換するなど、部分的なメンテナンスも容易です。

さらに、カーブした窓や、コーナー窓に合わせて作成したり、三角窓や傾斜台形窓などの、変形窓にも取り付け可能。
そのため、オフィスやショップはもちろん、自宅のリビングや寝室など、さまざまな場所で活躍しています。

バーチカルブラインドのメリットやデメリットに関しては、こちらの記事で更に深く解説しておりますので、気になる方はご覧くださいね。

バーチカルブラインドのメリット・デメリットとは？後悔しないための選ぶ前のポイント解説

インテリアの雰囲気に合わせたバーチカルブラインドの選び方

早速ですが、バーチカルブラインドのテイスト別の選び方についてご説明します。
これを読めばバーチカルブラインドの購入で失敗することもありません！

都会的で洗練された空間に～モダンテイスト～

バーチカルブラインドの色にはグレーやホワイト、ブラックなどのモノトーンを選ぶと良いでしょう。

ソファやクッションカバーなどのファブリック、大理石やアイアンなど、素材感にこだわった家具を配置し、色の統一感を持たせることがポイントです。
アクセントにシルバーやゴールドの小物を取り入れたり、額縁に飾られたアートなど、スッキリとしたラインのインテリアで空間を整えれば完成度がグッと高まります。

また、照明による光の影響も無視できません。デザイン照明で照らし出すことで、より洗練されたモダンな空間を楽しむことができます。

落ち着いた雰囲気で寛ぐ～ナチュラルテイスト～

バーチカルブラインドの色には優しい色合いのベージュ系がおすすめです。
また、ざっくりとした織り感のあるルーバーを選ぶといいでしょう。

木のぬくもりを感じるテーブルや家具は、ナチュラルな雰囲気を醸し出す大きな役割を果たします。

さらに、観葉植物を取り入れることで、お部屋に自然の風が吹き込み、心が癒される寛ぎの空間に。

アクセントにはグリーン、ブルー、オレンジ、マスタードなど、1色だけ好きな色の小物を置いて、あなたにとってお気に入りのインテリアを叶えてください。

和の空間を完成させる～和モダンテイスト～

和室などの場合、バーチカルブラインドの色は障子のような穏やかなアイボリー、畳に馴染むような曖昧な色、藍染めのようなネイビーなど、和の伝統を感じるような色がおすすめです。
また、木目調のバーチカルブラインドも和の空間にぴったり。

日本の誇る素晴らしい陶器や、生け花を飾ったり、麻の葉や矢絣をモチーフにしたファブリックやインテリア小物を置けば、まるで旅館に訪れたかのような贅沢な空間に仕上がります。

インテリアをもっと素敵に！カラーコーディネートのポイント

窓は、お部屋の中でも大きな面積を持つため、インテリアのイメージを大きく左右しますよね。
そのため、窓装飾の色選びはとっても重要です。
理想のインテリアをイメージして、色選びを楽しみましょう♪

カラーコーディネートの黄金比

ベースカラー70％、メインカラー25％、アクセントカラー5％の割合でお部屋の色を決めると、美しいインテリアに仕上がります。
ベースカラーは壁や床の色、メインカラーは家具やカーテン類の色、アクセントカラーはクッションや照明など小物類の色を指します。

色の配色を考える

インテリアスタイリングの色彩計画をカラースキームと言います。
内装材、家具、建具の塗装色、インテリアファブリックスなど、どのような色を使うかの計画を立てていきましょう。

1．モノトーン

同一色相、同一色調、ひとつの（＝モノ）トーンでまとめる配色テクニックです。

例えばベージュのみを使う、ライトグレーでまとめるなど。
単調な色使いなので、アクセントとして変化に富んだテクスチャーを持つ素材を組み合わせると素敵に仕上がります。

2．モノクローム
同一色相の中で、異なるトーンで調和させる配色テクニックです。

ベースになる色はダークトーンやグレイッシュトーンなど無彩色に近いトーンを選び、アクセントに明るいカラーを組み合わせると美しく仕上がります。

3．アナロガス

類似色相の配色テクニック。赤から紫、黄から緑などの似た色を2～3色組み合わせ、例えばグレイッシュトーンに揃えて調和させる。

4．コンプレメンタリー
補色を組み合わせる配色テクニック。ダイナミックな演出に向いています。
赤と青緑、黄と青などを組み合わせ、どちらかをメインカラーに使うのが一般的。

5．ブラック＆ホワイト明度対比の配色テクニック。強烈なコントラストが特徴的なスタイル。

おしゃれなバーチカルブラインドまとめ

窓まわりは、一般的なカーテンを取り付けられる方がとても多いので、バーチカルブラインドを取り入れるだけで、人とは違ったセンスの光るお洒落なインテリアを演出することができます。

でも、バーチカルブラインドを取り入れるには「ちょっとハードルが高いな…」「失敗したくないし…」と思う方もいらっしゃいますよね。

事前にしっかり完成イメージを膨らましておくことで、あなたのお家のインテリアにとって、最適な窓装飾を叶えてくださいね。

初めてバーチカルブラインドの購入を考えているけれど「分からないことも多い…」そんな方は、是非パーフェクトスペース・カーテン館へお気軽にお問合せください。

窓装飾のプロが、全力でお客様の理想に近づけられるようお手伝いいたします。

バーチカルブラインドの購入が決まったけど、取り付けが不安という方はこちらをご覧ください↓

人気急上昇！ バーチカルブラインドの選び方と取付方法

お気に入りのインテリアのテイストを見つけて、窓周りから快適に、そして豊かな暮らしを過ごせますように。