カーテンやブラインドに比べて、
風合いが障子に似ているプリーツスクリーンは、
とっても和室に調和しやすいんです!
しかし、一般的にはあまり馴染みがないので、
使い方や選び方がわからない部分もありますよね。
また、寒さやお手入れの点を気にされる方も多いようです。
そこで、この記事では
「和室にぴったりのおしゃれなプリーツスクリーンの活用法」
「プリーツスクリーンを選ぶ際の注意点やポイント」
について詳しく解説します。
もくじ
和室と相性がよいプリーツスクリーンは?
「プリーツスクリーン」は生地が
プリーツ状になった窓装飾アイテムです。
この特殊なデザインにより、
生地を折りたたむようにして開閉することができます。
プリーツの規則正しい水平ラインは、
窓辺にモダンな印象をプラス。
洋室だけでなく和室の窓に取り付けても
すっと馴染み、よりおしゃれな空間にしてくれます。
さらに、プリーツスクリーンは
生地が簡単に破れたりする心配もありません。
お子様がいるご家庭やペットのいるご家庭でも
安心してご利用いただけるでしょう。
以上のことから安全性と実用性を兼ね備えた、
窓周りのアイテムとして人気を集めています。
和室にぴったりなプリーツスクリーン選びのポイント
プリーツスクリーンを選んでみようと思ったあなた。
でも実際に商品を前にして
「どんな点に注目して選べば良いの?」
という疑問が浮かぶのではないでしょうか。
つづいて、和室に合う
プリーツスクリーンの選び方を追っていきましょう!
色の選択
和室のコーディネートにおいて、
多くの人が悩むポイントは「色の選択」です。
洋室と同じアプローチで色を選んで良いものか、
不安に感じることもありますよね。
和室に取り付けるプリーツスクリーンでは、
ずばり!以下の色がおすすめです。
<アースカラー>
和の穏やかな雰囲気となじませるなら、
アースカラーのプリーツスクリーンがおすすめ!
アースカラーとは、自然の色合いを表現したもので、
緑や茶色、ベージュなどが含まれます。
アースカラーの優しいトーンが和室の畳や柱と調和。
落ち着きと温かさに包まれた空間が演出できます。
<淡い色>
ピンクやオレンジなど明るい色の中でも、
トーンが淡いものなら、和室のコーディネートに適しています。
特に桜色や藤色のような色合いは
日本の伝統的なカラーパレットにも属しており、
和の雰囲気を引き立てるのにぴったりです。
非遮光で淡い色のプリーツスクリーンなら、
部屋にほんのりとした彩りを加えることもできます。
<モノトーン>
和モダンな空間を演出するには、
モノトーンのプリーツスクリーンがおすすめです。
ただモノトーンといっても
黒いプリーツスクリーンは圧迫感につながることも…
落ち着いた雰囲気を醸し出すためには、
上品な「グレー」のプリーツスクリーンがイチオシです◎
また、白いプリーツスクリーンを選ぶと、
障子のような風合いを楽しむことができます。
和室の伝統的な雰囲気を持ちながら、
モダンな要素を取り入れるのも素敵ですよね!
遮光・非遮光
プリーツスクリーンには
・光を遮断する遮光タイプ
・柔らかな光を部屋に取り込む非遮光タイプ
2つのタイプがあります。
どちらのタイプも独自の利点がありますので、
お部屋のニーズやお好みに応じて選択しましょう。
<非遮光プリーツスクリーン>
障子のような風合いを演出したい方には、
非遮光タイプのプリーツスクリーンが最適!
柔らかい透け感が見る人の心を、ほっこりと落ち着かせてくれます。
<遮光プリーツスクリーン>
西向きなど日差しが強い部屋で
和らげたい場合には、遮光タイプのプリーツスクリーンが良いでしょう。
太陽光を効果的に遮断してくれるため、
畳の劣化を防ぐ効果もございます。
部屋の明るさを調節し、家具や床材を長持ちさせたい方におすすめです。
上下生地の配置
レース生地と不透明生地を組み合わせるのが
ツインタイプやペアタイプと呼ばれるプリーツスクリーンです。
しかし、どちらの生地を上に配置すべきか
迷うこともありますよね。
生地の配置を後から変更するのは難しいため、
最初から正しい選択をすることが重要。
検討する際には、以下のポイントを考慮しましょう。
<上:シースルー生地 下:不透明生地>
上にシースルー生地が配置されている
ツインタイプのプリーツスクリーン。
水平方向からの視線を遮りながらも、
日差しを室内に取り入れることが可能です。
この特性から1階のお部屋や
外部からの視線が気になるお部屋に選ぶと良いでしょう。
<上:不透明生地 下:シースルー生地>
上に不透明な生地が配置されている
ツインタイプのプリーツスクリーンは、
上からの視線を効果的に遮る一方、
美しい景色を楽しむことが可能です。
特に、周囲に高い建物がある場合や、
上からの強い日差しを制御したい時に非常に便利です。
プリーツスクリーンの活用術&実例
プリーツスクリーンは、
窓以外にも様々な用途に活用できる多目的アイテムです。
目隠しや部屋の間仕切り、
その他のクリエイティブなアレンジを楽しみましょう!
プリーツスクリーンの幅広い活用術を
おしゃれなコーディネートの実例写真とともに、ご紹介します。
コーディネートのアイデアや
実用的な使い方について、イメージしてみてくださいね。
調光・眺望を楽しむ
障子は「開ける」か「閉める」かの2択。
でも、プリーツスクリーンなら、
視線をブロックしつつ、明るさや眺望を自在に調整できます。
より繊細にコントロールしたい場合は
「ツインタイプ」のプリーツスクリーンを活用しましょう。
スクリーンがツートンカラーのデザインで、
お部屋のアクセントになるのも魅力です。
和モダンなインテリアを楽しむ
お話ししてきた通り、
プリーツスクリーンは和室を洗練されたスタイルに仕上げてくれます。
高級旅館のような雰囲気を醸し出せるでしょう。
一方でプリーツスクリーンは
洋室に取り入れるのもおすすめ。
和の要素がくわわり、和モダンなインテリアを演出できます。
昨今多くのインテリア愛好家の間で
注目されている「ジャパンディスタイル」
日本の伝統的なデザインと、北欧家具を融合させた和洋折衷のテイストです。
プリーツスクリーンを洋室に使えば
このジャパンディスタイルをかんたんに再現できるでしょう。
小窓の目隠しに
プリーツスクリーンは、幅の狭い縦長の窓にもおすすめ。
並んで配置された小さな窓に
同じスタイルのプリーツスクリーンを取り付けてみましょう。
お部屋全体が一気に、スタイリッシュな雰囲気に変身します!
間仕切りの代わりとして
最近では、リビングと和室が続き間になっているような
間取りが増えてきてます。
でも引き戸や襖(ふすま)を使って
リビングと和室を仕切る場合、
完全に開放的な雰囲気を保つことが難しいことがあります。
そこで導入したいのが、
プリーツスクリーンの間仕切り!
スクリーンはフルオープンにもでき、開放感を保つことも可能です。
プライバシーを確保したい場合は、
上下に開閉できるアップダウンスタイルがおすすめ。
視線を効果的に遮りつつ、空間を快適に調整できます。
和室にプリーツスクリーンを使うデメリットは?
和室において見た目的にも機能的にも
活躍してくれるプリーツスクリーン。
でも、考慮すべきデメリットもあります。
つづいては、プリーツスクリーンを
和室に使用する際の注意点を見ていきましょう。
型が崩れることがある
「障子に手をついたら破けてしまった」
「子どもが遊んで見るも無残な姿に…」
そんな失敗談は、障子のあるあるといっても良いかもしれません。
対してプリーツスクリーンは
不織布などで製造されています。
つまり簡単に破れる心配はありません。
ただし、注意が必要なポイントも。
無理に引っ張ると、プリーツの形が乱れてしまうリスクがあります。
力を加える際は、慎重に行うことが大切です。
少々な負荷には十分耐えますが、
強力な引っ張りや、プリーツが崩れた状態で放置すると、
プリーツが元の形に戻りにくくなることも。
特にお子さんがいる場合は、
遊び道具として使われないよう
しっかりと説明し、注意して利用する必要があります。
安全性のためにも長く楽しむためにも
適切な取り扱いを心がけましょう。
出入りが少し大変かも?
意外と盲点になっているのが、
出入りが頻繁な場所にはプリーツスクリーンは向いていないという点です。
障子は軽やかに横に開いて
人の出入りを容易にしてくれます。
これに対しプリーツスクリーンは
上下に開閉するからです。
大きな窓にも取り付けはできます。
しかし1日に何度も開閉する場所では、
プリーツスクリーンの操作が少し手間に感じられるでしょう。
開閉の頻度も考慮するのをおすすめします。
洗濯できない
プリーツスクリーンは、カーテンのように簡単に洗濯できません。
ハンディモップなどを使用。
ホコリを取り除いた後、汚れが目立つ場合には薄めた中性洗剤を使って拭き掃除を行います。
もしも汚れてしまった場合、
じゃぶじゃぶと水洗いをしたいと思うかも人もいるでしょう。
その点ではカーテンや洗濯可能なロールスクリーンなどが適しているといえます。
まとめ
いかがでしたか?この記事では、
『和室にプリーツスクリーンを選ぶメリット』
『選び方のポイント』
『効果的な活用法』
をご紹介してきました。
色味はアースカラーか白。
自然光を取り込み、障子のような趣きにしたければ非遮光を。
畳の保護や光のコントロールを重視する場合は、遮光タイプのプリーツスクリーンを選ぶと良いでしょう。
和モダンなスタイルを楽しめる、おしゃれなプリーツスクリーン!
ぜひお部屋に取り入れて、
新たなインテリアの可能性を広げてもらえたら幸いです♪
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