お気に入りのブラインドを、いつも通り開閉しようとしたら…
「羽が下がらない!」
「片方だけ下がって斜めに傾いてる!」
なんてトラブルでお困りの方もいらっしゃいませんか?
ブラインドを使用していると、割と発生しやすいのが、こうした操作トラブルです。そんな時どうすれば良いのか、メーカー保証についてと自分で直す方法、2つの視点から解説をしてまいります◎
もくじ
ブラインドでよくある5つのトラブルパターン
ブラインドが上手く動かなくなる原因は、さまざまです。スラット(羽根)の昇降がスムーズでない、停止しない、紐が切れたなど、症状に応じて対処法も変わります。
今から、一般的なブラインドのトラブル例とそれに対処する方法をご紹介します。
トラブル①: スラット(羽根)の停止ができない
ブラインドのトラブルの中でも、よく起こるのが「スラット(羽根)が期待通りに停まらない」というもの。スラットを最上部にしたいのに方法が分からない、スラットが時々止まらないなど、さまざまなケースが考えられます。
スラットが思うように停まらない原因の一つとして、昇降コードの操作方法が誤っていることがあります。
・引っ張る方向が違う
・角度が不足している
・引っ張る力が足りない
といった可能性が高いです。このような場合まずは取扱説明書を参照し、正確な操作方法を再度試してみましょう。
トラブル②: 斜めに傾いたスラット
コードを引っ張る位置を誤ったり、椅子や棚に片方のスラットが引っかかったりすることが原因です。しかし斜めになってしまったとしても大丈夫。対処法はシンプルです。
スラットを最下部までゆっくりと降ろしてみてください。スラットの左右の高さが整い、通常の状態に戻ります。
トラブル③: スラット(羽根)が折れた
ブラインドのスラットは、アルミ製の薄い板でできています。そのため風に吹かれたり、何かに引っかかったりすることで折れることがあります。
スラットの折れを未然に防ぐためには、風の強い日に窓を開けたままにしないよう心がけましょう。
一度折れてしまったスラットは元通りには修復できませんが、昇降に問題がなければ、一部のスラットが折れた状態でも使用することは可能です。
ただし、折れたまま使うのは見た目も悪く、遮光性・遮熱性が下がったり場合によっては室内が見えてしまったりと、機能が著しく損なわれてしまう可能性も高まります。
スラットの折れが大きい、複数枚折れてしまったという場合には買い替えを考えた方が良いかもしれません。買い替える場合は、保証のついたメーカー製がおすすめです。
トラブル④: 紐の切れたブラインド
- 経年劣化
長年の使用により紐(操作コード)が
摩耗して切れてしまうことがあります。
特に大型サイズのブラインドは重量があり、
紐の消耗が激しい傾向にあります。
(紐への負荷は操作方法によっても異なります。)
切れてから新しい紐に交換するのは容易ではありません。
紐が切れる前に、交換するのをおすすめします。
2. 安全パーツが外れた
紐に取り付けられた安全パーツ(セーフティージョイント)は、一定以上の負荷がかかると外れる仕組みになっています。
子供が絡まってしまう事故を防ぐためです。
紐が切れたかと思っても、
安全パーツが外れただけかもしれません。
外れたパーツは簡単に取り付けられるので、自分で取り付けましょう。
メーカーにもよりますが、
操作コードを別売りで購入できるところも。
説明書や公式HPで確認してみましょう。
トラブル⑤: ブラインド本体が傾いた、外れてしまった
ブラインドの本体(上部メカ部分)が
斜めに傾いたりガタッと外れたりしたら、
考えられるのが取り付け時の問題です。
解決するためには、
ブラケットを中心に注意深く確認しましょう。
※ブラケットとは、ブラインドを
天井や壁に固定するための取り付け金具です。
もしブラインドが不安定だったら、
ただちに対処しましょう。
不安定な状態でブラインドが落下すると、
人や物に危害を及ぼす危険性も。
壁や窓枠を傷つける可能性もあります。
【確認するポイント】
1.ブラケット(ブラインド本体を壁に取り付けるパーツ)が確実に固定されているか確認する。
2.必要なブラケットの数が不足していないか確認する。
3.ブラインドを取り付ける下地が強固であることを確認する。
特に注意が必要なのは3番の
「ブラインドを取り付ける下地の強度」です。
下地の弱い壁に取り付けると、
ブラインドの重みに耐えられず、落下事故の原因となります。
市販の「下地チェッカー」などを利用してください。
確認が済んだらブラインドを再度設置しましょう。
◇ カーテンレールへの取り付け時の留意点◇
カーテンレールにブラインドを取り付けている場合、カーテンレール自体の強度や耐荷重が十分でない可能性が考えられます。同時に、カーテンレールの固定方法や取り付け箇所の適切性(下地の有無など)も検討すべき要因です。
ブラインドのカーテンレールへの取り付けに問題が生じる場合、ブラインドの設置を見送るか、壁や木枠に再度取り付けることを検討しましょう。
ブラインドが故障した時、4つのスマートな対処方法
ブラインドが故障した際の
4つの効果的な対処法をご紹介します。
品質保証のあるメーカーのブラインドであれば、
無料で修理してもらえる可能性もあります。
故障の原因が明らかな場合、
新しい部品を手配。
DIYでブラインドを新品同様に復元することもできます。
ただし修理を自分で行う際にも、
販売店やメーカーに相談してアドバイスを受けるのが安心です。
対処法①: 故障ではない?シンプルな解決策
スムーズな操作ができない瞬間、
つい「故障した」と考えがちですよね。
しかし単純な操作ミスである場合も。
思い込みは、誰にでもあるものです。
実際我が家では最近、
空気清浄機が突然動かなくなる事態に。
即座に「故障した」と判断しました。
しかし、実際はカバーがずれているだけで、
簡単に修復できました。
同様にエアコンのリモコンが動かない場合も、
最も多い原因は「電池切れ」だと言われています。
ですので故障でない可能性についても
考慮してみることが重要です。
スラット(羽根)が動かない場合、
操作コードを引く方向を変えて試してみましょう。
片方を試してもうまくいかない場合は、
逆の方向にも引っ張ってみることをおすすめします。
対処法②: メーカー保証のチェックポイント
ブラインドが故障した際に頼りになるのが
「メーカーの品質保証」です。
保証内容は販売店やメーカーによって異なります。
通常、購入から1年から3年の間に故障した場合
対象となる可能性があります。
まずは問い合わせてみましょう。
ただし、保証の対象となるのは
正しい使用方法で故障した場合に限られます。
不注意による損傷は保証の対象外となりますので、ご注意ください。
販売店に問い合わせる際には、
取扱説明書や保証書を手元に用意しておくと
手続きがスムーズに進みます。
また、一部のメーカーはブラインド本体
(ヘッドボックスの上部に位置する部分)に
「メンテナンスシール」を貼付けています。
商品に関する詳細情報が記載されており、
品名や生産工場、生産日などが含まれています。
対処法③: パーツの手配とDIYによる交換
一部のメーカーでは、
ブラインドの部品を個別に販売しています。
壁に取り付けるための「ブラケット」から
「昇降コード」「ボトムカバー」「操作棒」などが含まれます。
もし故障の原因が明らかである場合、
自分で必要なパーツを手配し、交換作業を行うことも可能です。
ただし、パーツの購入に際しては、
不具合についてメーカーに問い合わせて、
正確な部品を確認することをおすすめします。
対処法④: メーカーへの修理依頼
品質保証の対象に入らない場合でも、
有償修理のオプションが用意されていることがあります。
その際に往復送料や修理費用などが
高額になることもあり注意が必要です。
特に高額な修理費用がかかる場合、
思い入れがあるものでなければ
新しい製品を購入するのが賢明かもしれません。
ブラインドの耐用年数は一般的に約6〜8年。
修理するか買い直すか決める際には、
残りの使用期間を考慮することが重要です。
まとめ
これまでお話ししてきたように
ブラインドの故障には複数のパターンが存在します。
どのような問題が生じているかによって
適切な対処法が異なります。
そのため具体的な状況を確認し、
適切な対策を考えることが大切です。
ブラインドが故障した場合、
どのくらいの期間使用したのかも判断基準にすると良いでしょう。
また、ブラインドの操作は独特のコツが必要。
初めて使用する人にとっては難しいことがあります。
スラット(羽根)が下がらない、止まらない、
斜めになるなどのトラブルが発生した場合、
操作方法の誤りが原因かもしれません。
取扱説明書を確認しながら、正しい操作方法を習得しましょう。
1cm刻みのカーテン通販専門店パーフェクトスペースカーテン館
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