ヴィンテージテイストの部屋は、エモーショナルで自由な雰囲気が心地よく、幅広い層に愛されるユニセックスなインテリアとして人気を集めています。
お洒落なカフェやインテリアのショップなどでも取り入れられているので、憧れている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、今おさえておきたい本格的なヴィンテージインテリアのスタイル、部屋作りのコツ、それぞれの家具や雑貨の選び方を解説。テキスタイルデザイン歴15年以上のバイヤーが、これまでの経験をフル活用してお話ししていきます◎
インテリアの印象を決定づけるのに重要なカーテン・ラグまで、もれなくご紹介したいと思います。この記事を読んで、”本格派ヴィンテージ”の部屋作りを目指しましょう!
もくじ
ヴィンテージな部屋ってどんな部屋?
“ヴィンテージな部屋”は、「ユーズド感」のあるヴィンテージ家具や雑貨をを取り入れたインテリアスタイル。古いからこそ醸し出せる「味わいの深い」雰囲気が特徴です。
ヴィンテージと似た言葉には、アンティークやレトロがあります。どれも古いモノに使いますが、どのように使い分けているのでしょうか?
まず、ヴィンテージとアンティークの違いは、古さの程度です。100年以上経っているものはアンティーク、100年に満たないものはヴィンテージと呼んで区別しています。レトロに関しては、昔のものを懐かしく思う気持ちやその情景・ムードを指し、アンティークやヴィンテージよりも幅広く使われています。
もともとは、上質なぶどうが収穫できた年のワインを指す言葉でした。その言葉の意味が広がり、長い年月を経て独特の趣と希少性がプラスされた「上質な古いもの」を指すようになっていきました。ヴィンテージデニムやヴィンテージ家具もその一つ。
まずは、ヴィンテージインテリアの部屋作りについて失敗しないための5つのポイントを解説します。すべてのヴィンテージインテリアに共通することですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
失敗しないコツ5つ
ヴィンテージインテリアを作るうえでのコツは5つあります。その際に失敗しそうなことも一緒にご紹介するので、参考にしてみて下さいね。
1. テイストを統一する
2. 今のトレンドをCheck!
3. 素材感にこだわる
4. 家具選びはじっくり時間をかけて
5. 自分にとっての心地よさを大切に
1.テイストを統一する
ヴィンテージにはスタイルには、さまざまなテイストがあります。北欧ヴィンテージや、ブルックリンスタイルを代表とするアメリカンヴィンテージ、シャビーシックなフレンチヴィンテージなどがあり、それぞれ選ぶ家具や雑貨、お部屋のカラーリングも違ってくるのです。
➡目指すテイストのイメージを決めてからお部屋作りを始めましょう。
中心になるテイストが決まったら、そこから違うスタイルの雑貨などをプラスしていくと抜け感のある個性的なインテリアになります。
✔コレはNG!
イメージがなく欲しいものをどんどん買っていくのはやめましょう。雑多なお部屋になってお洒落じゃなくなってしまいます。
2. 今のトレンドをCheck!
ヴィンテージインテリアも、ファッションと同じで時代によってお洒落に感じるものが移り変わります。
決して流行に乗るのではなく、その時に自分が新鮮!と思ったものやスタイルが、今の時代の空気をつかんでいるのでアンテナを張っていれば大丈夫。
➡今は洗練されたシックなヴィンテージスタイルがトレンド。カジュアルな雰囲気よりも、シンプルで品の良いヴィンテージスタイルがお洒落です。
ヴィンテージスタイルの参考のイメージ画像などを集めて、今お洒落に感じるお部屋のイメージ作りをしましょう。
✔コレはNG!
昔見たインテリア雑誌などのイメージをそのまま再現するのは注意が必要です。ちょっと古い感じになってしまうかもしれません。
3. 素材感にこだわる
ヴィンテージスタイルには、素材選びが重要です。
➡経年変化を感じられる木の家具や、洗い晒したファブリック、色褪せたペイントのような壁など。長く使い込んだように見える素材のものを選びましょう。
新品のものをこれから使い込んでいき、じっくりとヴィンテージスタイルを作っていく、というのも素敵ですね。
✔コレはNG!
いかにも新品に見えるようなつるんとした素材感や、プラスティックなどのチープに見える素材を多用すると、エモーショナルなヴィンテージスタイルになりません。
4. 家具選びはじっくり時間をかけて
家具は長く使うものなので、時間をかけてゆっくり探しましょう。
➡特にヴィンテージの家具は気に入ったものに出会うまで、色々とアンテナを張りながらじっくりと探すのが失敗しないコツです。もしこれだ!というものに出会ったら、決断はお早めに。なくなってしまう可能性があります。
✔コレはNG!
早くお部屋を完成させたくて、焦って短期間で家具を購入すると失敗してしまうかもしれません。
5. 自分にとっての心地よさを大切に
ヴィンテージスタイルの醍醐味は、そこにずっと住んでいたかのような温かみのある、居心地の良さではないでしょうか。ですので、自分にとっての”心地よい”ものは何か?を考えて取り入れましょう。
➡エスニックなラグや、壁飾りなど、自分が好きで集めているものをインテリアに上手に取り入れましょう。
好きなものに囲まれた空間は、心地よさを生んでくれます。
✔コレはNG!
インテリアショップの写真などのようにきれいにまとめすぎないようにしましょう。きれいにまとめることを優先しすぎてしまうと、自分らしさがなくなって、人の家にいるみたいな居心地の悪さを感じてしまいます。
さて、基本的なポイントを押さえたところで、次はいよいよヴィンテージインテリアのテイスト別に、部屋作りのコツ、取り入れたい家具や雑貨、そしてカーテン、ラグまでご紹介したいと思います。
今おさえておきたい代表的なヴィンテージスタイルは5つあります。
1. モダンヴィンテージ
2. 北欧ヴィンテージ
3. アメリカンヴィンテージ
4. フレンチヴィンテージ
5. ナチュラルヴィンテージ
モダンヴィンテージ ―古さと新しさをミックスー
古さのなかに現代的な香りを漂わせるモダンヴィンテージスタイル。今、インテリアにこだわる方たちの間で注目されているミックススタイルです。
歴史を感じさせるヴィンテージとスタイリッシュなモダンテイストを組み合わせることで、現代的でありながら温かみも感じられる独自のインテリアになります。
カラー
・ベースカラー:グレー・ブラウン
・メインカラー:ダークブラウン
・アクセント:ブラック・コニャック
家具の選び方
・シンプルなダークトーンのヴィンテージ家具
・ガラステーブル
ヴィンテージとモダンを組み合わせて取り入れると、かっこいいモダンヴィンテージの雰囲気になります。
例えば、使い古したようなエイジング感のあるソファーにミニマムなガラステーブルや、直線的なメタル系のアイテムをコーディネートするなど。その素材感の違いがメリハリのあるスタイリッシュさを生むのです。
雑貨の選び方
・モノトーンのモダンアート
・フォルムが印象的なオブジェ
すっきりとスタイリッシュに見せたいので、雑貨は大きめのアイテムをドンと置いてポイントにするのがおすすめ。そこに枝ものなどの植物をアクセントにプラスすると、高級感、こなれ感がでてお洒落なお部屋になります。
カーテンの選び方
【ドレープ】
・エイジング塗装風デザインのジャカードファブリック
・アンティークのメタルの様な鈍い光沢感のファブリック
高級感がありながらも、スタイリッシュな雰囲気のあるデザインがおすすめ。エイジング感をジャカードで表現したファブリックカーテンは、まさにモダンヴィンテージにぴったり。
また、ツイードのような見た目ながらも織り地の隙間から光を通すカーテンは、光と影を作り出し、エモーショナルなムードを演出してくれます。
色はダークグレー、ブラウンなどでシックに。お部屋が暗めだったら逆にホワイト系で抜け感を出すのもよいでしょう。
【レース】
レースカーテンの定番カラーはホワイトですが、ヴィンテージの部屋にぜひ取り入れたいただきたいのが、シックな色のカラーレースです。ブラウンなどのボイルレースは、部屋全体をアンニュイなムードにしてくれて、一気にお洒落度がUPします。
ラグの選び方
・リッチなシャギータイプ
・ダメージ感のあるグラデーション柄 クラッシュベロア調
ラグは、かすれたタッチのデザインや、クラッシュベロアといった、使い古したようなニュアンスのものがおすすめ。光沢がある素材は、高級感・重厚感が出ます。
また、毛足の長いシャギータイプの無地もエレガントな印象になり素敵です。
色はチャコールグレー~ライトグレーなど、グレー系が合わせやすくクールに決まります。
北欧ヴィンテージ ―温かみのあるレトロ家具が主役―
北欧ヴィンテージは、1950~1970年代のミッドセンチュリー期のスカンジナビアンデザイン(北欧デザイン)の家具を中心にコーディネートした部屋を指します。デザイナーズチェアなど、名作と呼ばれるヴィンテージ家具を取り入れるのがポイント。
北欧インテリアといえば、白をベースに明るい木の色の家具や明るいファブリックでまとめた「北欧ナチュラル」が定着していますが、ヴィンテージな家具、ファブリックを追加した「北欧ヴィンテージ」がとても人気が出てきています。
日本のナチュラルインテリアとも相性が良く、温かみのあるレトロな空間に仕上がります。
カラー
・ベースカラー:ウォールナットなどミディアムブラウン、ナチュラルブラウン
・メインカラー:ニュアンスのあるグリーン・ブルーグレー
・アクセントカラー:ブルー・マスタードイエロー
ウォールナットなどのブラウン~ベージュをベースに、アクセントカラーを効かせてメリハリのある明るめの雰囲気に仕上げるのがポイント。
家具の選び方
・シンプルでスタイリッシュな北欧ヴィンテージ家具。
1950~1960年代のデンマークやスウェーデンなどの北欧諸国で作られた家具は、モダンでシンプルなフォルムが特徴で、どこか柔らかな温かみを感じます。
そのナチュラルな雰囲気からインテリアに馴染みやすく、お洒落なアクセントになってくれます。また、小ぶりの家具が多いので日本のお部屋に取り入れやすいところもうれしいですね。
この時代は北欧だけでなく、実はイギリスやアメリカでも北欧デザインを模したデザインの家具が多く生まれてるのも特徴。最近は北欧家具が人気で手に入りにくくなっているので、他の国で作られた家具も視野に入れて探してみるのもおすすめです。
雑貨の選び方
・50~60年代に生まれたデザイナーズランプ
・幾何学柄のモダンアート
照明やポスター、食器などのレトロな北欧雑貨を取り入れてみましょう。どこか懐かしくも新鮮な、愛嬌たっぷりのインテリアが楽しめますよ。
ルイスポールセンのペンダントライト。これがあれば北欧ヴィンテージのインテリアが決まる、といってもいいほど!
ただ、有名なデザイナーのもの以外にもお洒落なものはたくさんありますし、デザイナーズ家具を気軽に楽しめるリプロダクト品も出ているので、ぜひ探してみて下さいね。
カーテンの選び方
・ヘリンボーンなど織り感のあるファブリックカーテン
・北欧の伝統的なファブリックを思わせるクラフト感のあるもの
カーテンはヘリンボーンなどの細かい織柄が入ったデザインや、表情のある糸使いのふっくらと温かみのあるファブリックが似合います。
北欧スウェーデンの伝統的な織物に着想を得たファブリックカーテンも、北欧ヴィンテージの家具に相性が抜群です。
色はアイボリーやベージュなどのナチュラルカラー、またはマスタードイエローや、ブルーグリーンを選んでアクセントにするのも素敵です。また、杢調やメランジェなどの色が混ざり合った見え方のものもおすすめ。
ラグの選び方
・幾何学柄のモダンなデザイン
・ナチュラルな素材感
ミッドセンチュリースタイルの家具には、ダイナミックでモダンな幾何学柄のラグがよく似合います。
また、温かみのある北欧ヴィンテージスタイルには素材感も重要。ウールを使った良質なラグを選ぶことがおすすめです。
フレンチヴィンテージ ―ロマンティックなシャビーな空間―
古びた雰囲気の中に洗練された印象がとけ合って、エレガントなムードを演出してくれるシャビーシックなフレンチヴィンテージ。ロマンティックで幻想的な気配が素敵ですよね。
フレンチヴィンテージは、ソフトでガーリーな雰囲気で、繊細な装飾が施されたクラシカルなアイテムが多く、お部屋を優雅で洗練された空間にしたい人にはぴったりのスタイルです。
カラー
・ベースカラー:シャビーホワイト
・メインカラー:セピアブラウン
・アクセントカラー:ボルドー・バーガンディなどのこっくりしたアンティークカラー・ゴールド
家具の選び方
・ダークブラウンや、ホワイト・グレーにペイントされたシャビーな木製家具
・装飾的なアンティーク調のソファー
フランスやイギリスのクラシカルなアンティーク家具は、繊細さや美しさが優雅で、贅沢な空間を作ります。
雑貨の選び方
・装飾的なアンティークのランプ
・パンパスグラスなどのゴージャスなドライフラワーや枝もの
大振りなパンパスグラスや枝ものなどをゴージャスに飾ると、ドラマティックなムードを作ることができます。
カーテンの選び方
こちらのフレンチヴィンテージでは、カーテンがとても重要で、雰囲気作りに欠かせないアイテム。クラシカルな美しいファブリックは、優雅で洗練されたムードを作ってくれます。
【ドレープカーテン】
・ジャカード織のファブリック
・ベルベットのような、光沢のあるリッチなムードのファブリック
ドレープカーテンは、鈍い光沢感のあるシャンタンやベルベット、リッチなジャカード織が似合います。優雅でクラシカルな特別空間ができあがります。
【レースカーテン】
・刺繍のレースカーテン(トルコ刺繍)
・柔らかなモーブ系のカラーレース
レースカーテンは、まるでアンティークレースのような、装飾的なトルコ刺繍などがおすすめです。また深い色のカラーレースを取り入れると、お部屋がノスタルジックな幻想的なムードに包まれます。
ラグの選び方
・アンティーク風ペルシャ柄
・オリエンタルムードのある幾何学柄のエスニック調
カーテンに続き、ラグもこのフレンチヴィンテージでは重要なアイテムです。時代を超えて使い込まれたペルシャ絨毯を思わせるアンティーク調のウィルトン織りのラグは特におすすめ。この1枚をプラスするだけで、雰囲気たっぷりのヴィンテージインテリアを演出することができるのです。
色はヴィンテージ感を強くしたいときは古典的な深い赤がおすすめ。シャビーな雰囲気にするなら、ニュアンスのあるホワイト系、シルバーグレーが似合います。
100年以上前に作られたような、伝統柄を使った絨毯や敷物をいいます。長く大切にされてきた味わい深さがあるのが特徴。
アンティーク風ラグとは、高級感があり部屋に敷くだけでおしゃれな雰囲気を演出できるアイテムです。時代に左右されないデザインなので、長く愛用できるのもうれしいポイント。
本物のアンティーク品ではなく、雰囲気を似せたアンティーク風ラグならお手頃価格で手に入るので、コスパよく上質なインテリア作りをしたい人には最適です。
ナチュラルヴィンテージ ―心地よいエモーショナルな部屋―
ナチュラルヴィンテージでは、木材をふんだんに使うのがポイント。和・洋、エスニックテイストをミックスして、ラフで居心地の良い空間に仕上げましょう。
カラー
・ベースカラー:生成り色・ベージュ・アイボリー
・メインカラー:アッシュブラウン
・アクセントカラー:ナチュラルなニュアンスカラー
お部屋のベースとなるカラーは、ベージュやアイボリーといった穏やかな色合いをセレクト。アクセントとなるカラーをクッションやラグに加えることで、個性を感じるお部屋が完成します。
家具の選び方
・温かみのある木の質感のヴィンテージ家具
・アンティークの和家具
・ラタンの家具
ラタン編みのダイニングチェアや、アーコールのウィンザーチェアなどのシンプルなデザインの木製チェアは、ぜひ取り入れていただきたいアイテム。これらはクラシカルながらも現代まで、そのままのデザインでずっと受け継がれてきた、素晴らしい家具です。
雑貨の選び方
・観葉植物や素朴なドライフラワー
・レトロなメタルシェードのランプや、和紙調のランプ
和と洋がミックスされた、和紙調のペンダントランプは、提灯のようなたたずまいが、ヴィンテージの洋室にしっくりとなじみます。
和紙ランプと言ったら、イサム・ノグチのAKARIシリーズが有名ですが、デザイナーズじゃなくても、さまざまなタイプの和紙調のランプがあります。
そして、自然を身近に感じられる観葉植物や素朴なドライフラワーをお部屋いっぱいに飾って、癒しのヴィンテージインテリアを作りましょう。
カーテンの選び方
・リネンカーテン
・天然素材風の非遮光カーテン
やっぱりリネンのカーテンは取り入れたいアイテムの1つ。リネンの持つ素材感・シワ感は、ナチュラルなヴィンテージスタイルにぴったり。
ほどよく陽射しを取り入れて明るく開放的なヴィンテージスタイルを演出します。
また、リネンやコットンのような天然素材風のポリエステルの生地もおすすめです。
色はさわやかな明るい雰囲気にするなら生成り、大人っぽいシックな雰囲気にするなら和との相性の良いブルー、ネイビーも素敵です。
ラグの選び方
・モロッコのベニワレン風
・ギャベなどのキリム調
温かみのあるラフな雰囲気を作ってくれる、エスニックテイストのラグがおすすめ。ベニワレンなどは本物のウール100%のものも割と手に入りやすいですが、雰囲気をそのままにしたベニワレン風も、お手入れのしやすさからおすすめです。
また、中東の遊牧民が作るギャベ風のラグもおすすめ。ほっこりとしたあたたかな雰囲気がナチュラルヴィンテージなインテリアにぴったり。畳の和室に取り入れても素敵です。
アメリカンヴィンテージ ―ブルックリン風インダストリアル―
ブルックリンスタイルに代表される、インダストリアルなムードがかっこいいアメリカンヴィンテージ。今だったら、モダンにアレンジするのがお洒落です。
アメリカのニューヨークのブルックリン区をから生まれた、インテリアスタイルです。昔から移民や労働者が暮らすアパートメントや工場の倉庫などが立ち並ぶ場所で、ニューヨークの中では比較的安く暮らすことができたので労働者だけでなく多くのアーティストやデザイナー達が移り住み、その影響から徐々におしゃれな街になっていきました。特徴は、「経年変化のレンガや打ちっぱなしコンクリート」「ダークカラーのシックなムード」「アイアン使いなどの無骨さ」「アートな雰囲気」。
カラー
・ベースカラー:ウォールナット・レンガ色の明るいブラウン
・メインカラー:コンクリートなどのアッシュ系
・アクセントカラー:インディゴ・デニムのカラー
家具の選び方
・ユーズド感のある、レザー張りのソファー
・アイアンの家具
アイアン素材をインテリアに取り入れるだけで、グッと雰囲気が出てクールな印象に。アイアンを木目やレザーと組み合わせることで、よりクールで男前なコーディネートが完成されます。
雑貨の選び方
ヴィンテージの大きなトランクをソファーテーブルにするなど、本来の使い方と違うアイデアを盛り込んでオリジナリティを演出しましょう。作りこまない”ラフさ”がポイントです。
照明には、インダストリアルな雰囲気のメタルのランプシェードがお洒落です。電球は温かみのある「電球色」で、無機質なながらも温かみを感じる照明にしましょう。
カーテンの選び方
家具がブラウン・ブラック系なので、アクセントになるようなカジュアルな色合いがおすすめ。
例えばデニムのようなインディゴカラーや、ミリタリーグリーンなどが似合います。素材感はラフでざっくりした織り地を選びましょう。温かみのある雰囲気を演出することが出来ます。
ラグの選び方
ラグの選び方のひとつは、床材などと調和させて統一感を持たせること。レンガやヴィンテージウッドの床を思わせるデザインのラグは、コーディネートしやすく、アメリカンヴィンテージスタイルだったらどんなタイプでも馴染みます。
もうひとつは、大胆な幾何学デザインのもの。アートっぽい雰囲気が部屋のアクセントになり、自分らしい個性的はなインテリアになります。
ヴィンテージアイテムが買えるお店6選 実店舗とWEBサイト
ヴィンテージな部屋を作るには、なんといっても家具が重要ですよね。この章ではヴィンテージ家具・ヴィンテージ調の家具を購入できるお店をご紹介します。
実際に見て、触ってから買いたい方は実店舗やショールームに足を運んでみて下さい。ゆっくりといろいろなものを見比べて検討したい方はWebサイトをのぞいてみて下さいね。
中でも目黒はヴィンテージ家具屋さんが多く並んでいますので、休日にヴィンテージ家具めぐりをしても楽しいですね。
1. [目黒] karf
オリジナルの家具を始め、理想の素敵部屋を演出してくれる家具が数多く揃っています。3階には部屋をトータルプロデュースした空間があり、部屋作りの参考にすることが出来ます。
2. [目黒] Lewis
主に1950〜70年代の北欧・イギリスを中心としたユーズド家具、インテリア小物をミックスコーディネートして展示販売。現地で買付けた北欧やイギリスのヴィンテージ家具は、1960年代を中心に、有名無名を問わず質とデザイン重視でセレクト。一つひとつ丁寧にリペアを施されています。
3. [清澄白河] haluta tokyo
良質な北欧のヴィンテージ家具や雑貨を扱うショップ。清澄白川のショールームでは実際に見て購入することができます。ヴィンテージ家具のほかにも、バイヤーが選び抜いたイッタラやアラビアなどの北欧雑貨も取り扱っています。
4. [Webサイト] CHLOROS
北欧ヴィンテージ家具をはじめ、オリジナル家具も取り扱っているショップ。照明やオブジェなどの様々なインテリア雑貨も探すことができます。名作家具もデザイナーごとに紹介されていて見やすいサイトです。
5. [Webサイト] Handle
アーコール製のチェアを豊富にそろえているショップ。イギリスのヴィンテージ家具をはじめ、ヴィンテージ風の家具やインテリア雑貨も扱っています。
6. [Webサイト] kagucollection
名作家具のリプロダクト品を扱うネットショップ。有名デザイナーの家具をちょっとお手軽に手に入れることができます。
まとめ
“本格派ヴィンテージ部屋の作り方”で5つのテイストをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ヴィンテージの部屋は、割と自由度が高く、色々なテイストをミックスできるのも魅力にひとつです。
部屋を作る人の個性が出て味わい深くなる、そして生活していくとさらに愛着がわいてくる、それがヴィンテージインテリアの素敵なところでもあるのです。
今のお部屋にヴィンテージ家具や古い味わいのあるアイテムを散りばめれば、ヴィンテージスタイルを気軽に楽しむことができるので、この記事を参考にしながらぜひ本格派ヴィンテージなお部屋作りを楽しんでくださいね。
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