シェードカーテンは、スッキリとした見た目でデザイン性にも優れており、おしゃれなインテリアを演出しやすい窓装飾です。
しかし、レールにかけるだけのカーテンとは違い
「取り入れてみたいけど、やり方が分からない」
「賃貸マンションには向いてないよね?」
「けっこう高いんじゃないの…!?」
など、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、窓装飾プランナーの資格を持つ販売店のプロが、シェードカーテンの後悔ポイントとその解決策を知って、買った後に後悔しないための選び方をご紹介します!
もくじ
シェードカーテンが選ばれる3つの理由
まずは、シェードカーテンが選ばれる理由を3つご紹介します。
一般的なカーテン、メカ系と呼ばれる他のロールスクリーン、バーチカルブラインドなど、窓装飾は様々あります。その中でも、なぜシェードカーテンがいいのか。
「本当にシェードカーテンにして良かったのかな?」と後悔しないためにも、その特徴とメリットを知っておきましょう!
その① 上下に開閉するため、縦方向に調光できる
シェードとは、正式には「ローマンシェード」と呼ばれる窓装飾のひとつ。
シェード生地(幕体)をメカ(昇降器具)に取り付け、コードやチェーンを操作します。開ける時は生地を上へたたみ上げ、閉める時は生地を下げる、昇降タイプのカーテン。
好きな高さで止められるので、太陽の強い日差しや窓の外からの視線を遮りながら、縦方向に調光することができます。
窓辺に置いた観葉植物にだけ陽を当てたり、デスクの上だけ少し明るくしたりすることも可能です。
その② 賃貸OK!レールに取り付けることも可能
レール取付金具があれば、シェードカーテンをレールに取り付けることも可能です。
壁や天井にネジ穴を開けなくても、カーテンレールを利用して取り付けられるので、賃貸にお住いの方も安心。
ご購入の際に、取り付け方法の「レール取付け」を選んでいただくと、カーテンレールに取り付けられる専用の金具をお付けいたします。
なのでシェードカーテンは、実は気軽に取り入れやすいアイテムなのです。
その③ カーテンとおそろいで付けられる
生地は3000種類以上取りそろえ、ほとんどのカーテンとおそろいでオーダーできる点もシェードカーテンのメリット。
無地から柄ものまで豊富なデザインと、様々な機能を持った生地の中から、きっとお気に入りの一枚が見つかるはず。
カーテンとシェードをコーディネートして、おしゃれ上級者のスタイルを取り入れましょう!
ここまでメリットを見てきましたが、いよいよ次章では、本題の「後悔しがちなポイント」についてみていきます。メリットとデメリットを比較して、検討してみましょう。
後悔ポイント①カーテンより高い
メカ(昇降器具)を使うため、カーテンよりは仕組みが複雑で値段が高くなってしまうのです。では、実際にどのくらい値段の差があるのか確かめてみましょう。
【検証】カーテンとシェードカーテンの値段を徹底比較!
今回は、当店で最安値で売上No.1の「ブリリアント」というカーテン生地で、同じサイズのシェードを作った場合の価格を比較してみます。オーダーサイズは仮に、一般的な腰高窓「160cm×100cm」を想定して計算してみます。
●シングルの場合(ドレープのみ)
シェードカーテン¥14,800
●ダブルの場合(ドレープとレースのセット)
シェードカーテン¥28,800
カーテンに比べ、同じサイズの窓にシェードカーテンを作ると約2倍ほどのお値段になることが分かりました。
見た目の美しさやインテリアとしても素敵なシェードカーテンですが、その分お値段も高くなることも覚えておくと良いでしょう。
【解決策】小さな窓にシェード、大きな窓にはカーテンで予算を抑える
「シェードカーテンは取り付けたいけれど、予算が心配…。」
そんな場合は、腰窓や小窓などの小さい窓にだけシェードカーテンを取り付けることをおすすめします。
シェードカーテンのメリットは、カーテンと同じ生地で作ることができて、インテリアコーディネートが楽しめるところ。
大きい窓にはカーテン、小さい窓にはシェードカーテン、とメリハリをつけることで、お財布にも優しく、お洒落に仕上がること間違いなしです。
【百聞は一見に如かず!シミュレーション体験を】
上記のページで、1,764通りのコーディネートシミュレーションが可能です。ぜひご活用ください。
頭の中で「どちらをどの色にして…」と悩んでいる方!こちらのリンクから飛んでシミュレーションツールを、ぜひぜひお試しください。
カーテンの色味をポチっとして、シェードのカラーも選ぶとお部屋の雰囲気が一目でイメージできます。お部屋のコーディネート体験ができて、シンプルに楽しめるのではないかと!
同系色で合わせてみるのもヨシ、意外な組み合わせにときめくかも?あなたが選んだあなただけの組み合わせなら、もっとお部屋が大好きになっちゃうはずです♪
【おすすめ商品】コスパ最強!機能充実の人気NO.1シェードカーテン
当店最安値!一番売れているシェードカーテン<ブリリアント>
欲しい色がきっと見つかる、42色展開が嬉しい高機能な一枚です。1級遮光、遮熱、保温、防炎、洗濯可、レール取付可の文句なしのコスパ最強商品。
後悔ポイント②取付にやや手間がかかる
「お部屋にシェードカーテンを取り付けたいけど、自分で出来るか不安…」
シェードカーテンの取り付け方法に関して、そんな疑問を抱えている方はたくさんいらっしゃいます。
一見難しそうに見えるシェードの取り付けですが、実は他のメカものと比べて、簡単に、そして手軽に取り付けられるという長所があります。
【解決策】これで心配なし!シェードの取り付け方4ステップ
シェードカーテンの取り付けは4ステップ。
大して重いわけでもないので、女性の方でもやり方さえ分かれば簡単に取り付けることができますよ。
①シェード専用のブラケットを取り付ける
②本体を取り付ける
③幕体のマジックテープ部分を付ける
④ウェイトバーを入れる
また、取付方法は「天井付け」「正面付け」「レール取付」によって少し方法が違います。
以下の記事にでは、さらに詳しい手順を画像付きで、注意点などを盛り込んで丁寧に説明しています。
これを読めば新調したお気に入りのシェードを美しく取り付けることが出来ます。
是非読んでみてくださいね。
後悔ポイント③開口部分が狭くなる
たたみ代とは、シェードカーテンを開けてたたんだ時にできる生地の重なりのことです。
一般的なカーテンは窓枠の左右にたたみ代ができるのに対して、シェードカーテンは窓枠の上にできるので、小窓の開き方によっては干渉して取り付けが不可能な場合があります。
気にならない方も多いので見落とされやすいデメリットですが、窓が狭くなってしまうのが気になる方もいるでしょう。
手前に引くタイプの網戸が取り付けられている小窓もあるので、取り付ける前に干渉が無いか、光を採り込む面積が減っても気にならないか、確認をしておくのがおすすめです。
【解決策】窓枠上部に取り付ける方法もあります
シェードカーテンのたたみ代が窓枠に被らないように、たたみ代の分だけ窓枠より上にメカを取り付ける方法もあります。
注文する際は高さのサイズをプラスして、シェードカーテンを作成してもらいましょう。
後悔ポイント④たたみ代にほこりが溜まりやすい
シェードカーテンの特性上「たたみ上げたヒダの生地の上にホコリが溜まりやすい…?」なんて思われた方もいるかもしれません。
例えば、シェードカーテンを開けっぱなしで何日も過ごしていると、そのたたみ上げた生地の上にホコリが溜まることはあると思います。
しかし、カーテンと同じように開けたり閉めたりする方がほとんどではないでしょうか。
閉めた時はヒダが無い状態なのでホコリが溜まることもありませんので、シェードカーテンだからといってホコリが溜まりやすいというのは誤解と言えるでしょう。
【解決策】日々の簡単なお手入れでキレイを持続
シェードカーテンだけではありませんが、窓まわりは知らないうちに外からのチリや、室内で舞ったホコリが付着してしまうもの。
普段から、はたきなどで軽くホコリを落とす程度のお手入れをしておくと、いい状態で長くご愛用していただけますよ。
後悔ポイント⑤お洗濯にやや手間がかかる
窓装飾のお洗濯は、ドレープなら1年に1回程度、レースは1年に2~3回程度の頻度が理想的です。
しかし、フックで付いているカーテンと違い、
「シェードカーテンのお洗濯ってどうやってするの?」
「生地の外し方が分からない…」
そんな風に考えてらっしゃる方は非常に多いと思います。
実は、シェードカーテンの幕体の外し方は取り付けよりも簡単です。幕体の外し方を知れば、なんだ、こんなに簡単だったんだと思われる方も多いかもしれません。
さらにはカーテンより面積が小さいので、軽くてお洗濯も楽にできちゃいます。
【解決策】お洗濯する時の幕体の外し方3ステップ
シェードの幕体の外し方は、実はとっても簡単。3ステップで完了です。
①ウェイトバーを外す
②昇降コードを外す
③幕体上部のマジックテープ部分をゆっくり剥がす
以下の記事にでは、さらに詳しい手順を画像付きで、注意点などを盛り込んで丁寧に説明しています。
幕体の外し方をと取り付け方をマスターして、いつも清潔な窓辺を!
後悔ポイント⑥出入りの多い窓には適さない
シェードカーテンは、コードやチェーンを使って昇降操作をするので、開け閉めに少し手間がかかります。
左右にシャーっと、手で気楽に開け閉めするカーテンとは違うので、人が良く出入りをする窓には適していません。
洗濯物を干すときに出入りするベランダの窓や、お庭に出入りするような掃き出し窓だと、開け閉めの度に大変だと感じるかもしれません。
【解決策】セパレートでシェードカーテンを作成する
1台のメカに、シェード生地を2分割するセパレートにすると、操作と出入りがしやすくなります。
よく開ける片側の窓の方は、日中は途中まで開けておいて、夜は全部閉める、ということも可能。
また、操作方法は少ない力でスムーズに開け閉めできるチェーン式がおすすめです。ご希望の方はぜひお問い合わせください。
【解決策】出入りの無いFIX窓や、腰窓か小窓に取り付ける
開けることの出来ないFIX窓に、シェードカーテンを取り付けるのもおすすめ。下半分だけ開けて、眺めを楽しみつつプライバシーを守ることも可能です。
また、腰窓や小窓のように、面積が小さいと開け閉めも簡単な上に開け閉めする頻度もそう多くありませんので、シェードカーテンを取り付けるには最適です。
出入りの多い窓に取り付けると開け閉めが大変になってしまいますが、出入りの少ない窓にはぜひシェードカーテンを飾って、窓周りのインテリアを楽しんでくださいね。
後悔ポイント⑦生地によっては作れない
シェードカーテンは、メカによる昇降機能があることや、生地がたたみ上げられるという特性上、作成に不向きな生地があります。
シェードカーテンを美しく仕上げるためには、生地の適正もとっても大切。スタイルに合った生地を選ぶことで、より一層シェードカーテンをお楽しみいただけます。
シェードカーテンに不向きな生地8つと、それぞれ理由とともにご説明します。
【解決策】シェードに向いていない生地の特徴8つは避ける
●完全遮光カーテンの生地
裏面に樹脂加工が施されていていたり、生地の間に遮光フィルムが挟まれていたりします。縫製が困難で、たたみ上げが上手くいかない為シェードカーテンの作製は不可です。
●ベルベットなどの毛足のある厚手の生地
縫製が困難な場合と、美しくたたみ上がらないことがあります。
●シワ加工が施されている生地や、クラッシュ素材
ウエイトバーでシワが伸びてしまい、素材の良さが活かせません。
●伸縮しやすい、天然素材や目の粗い生地
季節や気候によって伸縮してしまいます。寸法と仕上がりが安定しません。
●刺繍の段差が大きい生地や、金属などが縫い込まれている生地
縫製が困難なことと、上下の開け閉めに影響を及ぼすことがある為注意が必要です。
●透け感の高いシアー素材
裏に縫い付けたテープが目立ってしまう為、透けすぎない生地が安心です。
シェードカーテンの見た目の美しさ重視される方は、これらの生地は避けるか、事前にお問合せをして少しでも不安を解消されることをおすすめします。また、次におすすめの生地をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【おすすめ商品】間違いない!無地のシェードカーテン
無地でポリエステル素材の生地であれば、問題なくシェードカーテンが作れます。
無地といえども、生地のテクスチャーは豊富にそろえています。シンプルながらに生地感や機能性もこだわって、カーテンとおそろいでオーダーしてみてはいかがでしょうか。
【おすすめ商品】アートを飾っているような、大きめの柄のシェードカーテン
不向きな生地や柄がある一方で、カーテンと違い閉めた時にスクリーンのようにも見えるシェードカーテンは、直線的な柄以外はとても相性がいいのです。
大胆な柄をシェードカーテンに仕立て、まるで壁面にアートを飾っているようなインテリアを楽しむことができます。
【おすすめ商品】高品質なブランド生地のシェードカーテン
当店では、信頼のある国内メーカーのカーテンも豊富に取り揃えております。
高品質なブランド生地で、シェードカーテンのオーダーもおすすめです。
後悔ポイント⑧ウエイトバーの音が期になる
シェードカーテンの構成上、生地の下にはウエイトバーが付いています。
強い風が吹く日などに、窓を開けたままシェードカーテンを閉めた状態にしていると、このウエイトバーがアルミ製のサッシや窓枠に当たり、カンカンと音が鳴ることも。
音が気にならないか、取り付ける前に確認をしておくことをおすすめします。
【解決策】カンカン鳴るサッシの窓枠には付けない
アルミやステンレスなど、硬質な金属のサッシの窓で、開け閉めの多い窓には、シェードカーテンをつけないことが無難です。
取り付ける前に、窓枠のサッシがどんな素材なのか確認しておくとよいでしょう。
【解決策】窓を開ける際は、生地を上までたたみ上げる
風の強い日は窓を閉めておけば気になることもありません。
また、窓を開けた際は、シェード生地も上までたたみ上げてしまえば、生地が揺れることも軽減され、窓枠に当たることも少なくなるでしょう。
しかし、窓を開けたまま光は遮りたい!プライバシーも守りたい!という場合は、カーテンとの併用がおすすめです。
まとめ
窓まわりは、一般的なカーテンを取り付けられる方がとても多いので、シェードカーテンを取り入れるだけで、人とは違ったセンスの光るお洒落なインテリアを演出することができます。
でも、シェードカーテンを買ってから「こんなはずじゃなかった!」と後悔するのは避けたいですよね。そうならない為には、どんな窓に取り付けるのか、どんな生地をシェードカーテンに仕立てるのかがとても重要です。
小窓ならOK、大きな掃き出し窓にはNG、というわけではありません。また、豊富な生地の中から選べて作成できることはメリットですが、どんな生地でもシェードカーテンに適しているわけではないという場合もあります。
シェードカーテンのデメリットを理解した上で、あなたのお家の、あなたの生活にとって、最適な窓装飾をぜひ叶えてくださいね。
当店では無料のサンプルもご用意しておりますので、ぜひご活用ください。
また、初めてネットでオーダーカーテンの購入を考えているけれど失敗はしたくないし…分からないことも多いし…そんな方は、是非パーフェクトスペース・カーテン館へお気軽にお問合せください。
・窓装飾プランナー
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・ライフスタイルプランナー
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ぜひお気軽にご相談ください。
1cm刻みのカーテン通販専門店パーフェクトスペースカーテン館
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