窓のそばでふと足元を見たら、いつの間にかフローリングの色が一部変わっているのを発見して驚いた!という経験はありませんか?
リビングなど人目につきやすい場所なら、その変化はなおさら気になることでしょう。
元の状態に戻すには、まず修復が最優先です。
しかし、太陽光によるフローリングの日焼けや変色を心配する方も多いかと思います。
美しい状態を保つためには、窓周りに重点を置いた予防対策が効果的です。
この記事では、
- フローリングの日焼けを防ぐ方法
- フローリングの変色修復するためのステップ
- プロに依頼する必要はある?
という疑問に対する具体的なアドバイスを提供します。
効果的なアイテムを上手に活用して、長く美しいフローリングを保つお手伝いができれば幸いです!
もくじ
フローリングの日焼けは今すぐ対策を!
紫外線が引き起こすフローリング日焼けの主な要因
フローリングは、窓に近いほど日焼けが進みやすくなります。
その主な原因は、窓ガラスを通して侵入する紫外線です。
太陽光には、目に見える光以外にも紫外線や赤外線が含まれています。
私たちの肌や目だけでなく、さまざまな物質にダメージを与えてしまう可能性があるのです。
紫外線の強さは、時刻や季節、天候、標高などによって異なりますが、1年中降り注いでいます。
波長の違いと性質によって紫外線のレベルは異なり、室内に侵入するものの中でももっとも波長が長いのが「UV-A」です。
窓辺の日焼け対策を怠ると、常に紫外線を浴び続けることになります。
この状態では、フローリングも劣化のスピードが加速。
以下のような状態や危険が生じる可能性があります。
・剥がれと毛羽立ち
・板がういてケガをする
ここからはそれぞれのトラブルについて詳しく解説します。
変色と色あせ
日焼けの初期段階では、フローリングの変色や色あせが起こることがあります。
これは紫外線の影響で、フローリングが乾燥しやすくなるためです。
この状態で放置すると表面が白くなったり、くすんでツヤがなくなったりする可能性があります。
剥がれと毛羽立ち
紫外線による乾燥が進むと、フローリングの一部の種類では剥がれや毛羽立ちが起こることがあります。
この変化によって、見た目だけでなく手触りなどの質感も悪くなってしまいます。
問題が初期段階であれば、比較的簡単かつリーズナブルに修復が可能です。
しかし、症状が進行すると修復が難しくなります。
修復には費用や時間がかかる可能性があり、自力で元の状態に戻すことが難しい場合もあるでしょう。
浮きや変形とケガのリスク
症状が進行し、変形したフローリングは非常に危険です。
板が浮き上がり、わずかな段差でつまずいたり転んだりするリスクが増加します。
さらに、靴下などの生地がフローリングに引っかかって糸がほつれる可能性も考えられます。
小さな赤ちゃんがフローリングの上で、ハイハイをしたり歩いたりする際には特に注意が必要です。
変形したフローリングの表面には、木材の細かいトゲのような突起物ができることも。
これが手やひざに刺さってケガをする恐れがあります。
このようなケガは大人でも痛みや不快感を引き起こすことから、安全に保つための対策が重要です。
フローリングの日焼けを窓まわりアイテムで防止しよう!
インテリアと家具への影響
紫外線による日焼けは、フローリングはもちろん室内の様々なインテリアや家具にも悪影響を及ぼすことがあります。
【日焼けによるインテリアへの悪影響】
✓プラスチック製品:破損
✓布やレザー製品:色あせやひび割れ
一部のものは新しいものに交換できるかもしれません。
しかし、お気に入りのデザインや使い勝手の良いアイテムが変色や損傷してしまうのは、ショックですよね。
窓周りを重点的に対策することで、フローリングだけでなく、様々なアイテムを守ることができます。
また、あなた自身の肌や腕なども日焼けから守ることができるので、一石二鳥といえるでしょう!
手軽に対策できる最適策は遮光&UVカットのカーテン
手軽に取り付けられ、手っ取り早く効果が実感できるのが「カーテン」です!
カーテンは日焼けの防止だけでなく、進行を遅らせる効果も期待できます。
既に何か対策済みかもしれませんが、おすすめのものは、「遮光」や「UVカット」機能が備わったカーテンです。
それぞれの特長を紹介いたします。
遮光の特徴と種類
遮光とは、太陽の光を通しにくくする機能を指します。
カーテンでいうと、黒糸や特殊なフィルムなどの加工が施された生地が使用されたものです。
遮光カーテンには、遮光等級(1〜3級)が存在。
使用する場所や目的、個人のライフスタイルに応じて好みのレベルを選ぶことが一般的です。
UVカットの特徴と仕組み
UVとは、Ultra Violet(ウルトラバイオレット:紫外線)の頭文字です。
つまりUVカットとは、太陽からの紫外線を反射または吸収する機能のことです。
これには以下の3つの主な仕組みがあり、商品によって異なります。
【カーテンの紫外線カットの方法】
2.特殊な素材を織り込んで紫外線を反射させる方法
3.生地の裏側に光沢糸を貼り合わせて紫外線を反射させる方法
UVカット効果の高い製品を選ぶなら、UVカット率が80%以上のものが望ましいです。
さらに、自身の要望やデザイン、部屋全体のバランスも考慮することで満足度の高いカーテンを選ぶことができます。
フローリングの日焼け防止アイテム①遮光カーテン
パーフェクトスペースカーテン館では、沢山の遮光&UVカットのカーテンをご用意しています。
お部屋のインテリアに合わせつつ、大切な室内の床や家具を紫外線から守りましょう。
快適な室内空間を手軽に作ることができます。
人気インテリアスタイルに合わせた、当店の人気遮光&UVカットのカーテンをご紹介いたします。
国内最高峰の遮熱率で叶える、暑さに負けない窓辺 <グレートオデッセイ>
当店で遮光のカーテンといえば、遮熱率62.9%で国内ナンバーワン商品のグレートオデッセイ。
軽くて遮光・遮熱の機能を備えたオデッセイのカーテン生地を、二枚重ねにしたことで生まれた商品です。
高い断熱効果で、窓の外の外気や光をしっかりシャットダウン。
二層にしたことで生まれた「動かない空気」により、遮光もさることながら断熱・遮音・保温も効果抜群です。
大人気の「ホワイトx完全遮光」を実現した <マリッジ>
当店のお客様のお問い合わせで多いのが、「遮光機能が付いていて色はホワイト」の生地。
実は探してもなかなか無い、この要望を叶えたのがマリッジです。
マリッジのホワイトは完全遮光で、お客様のご希望をしっかり叶えるカーテンです。
ホワイトの他にも、ニュアンスカラーのラインナップを揃えています。
数々のインテリアシーンにも、合わせられるでしょう。
従来の重量のある遮光カーテンの概念を覆した軽い完全遮光<ジャルダン>
重厚感のある上質なジャカードカーテンで、遮光率が限りなく100%に近い完全遮光カーテン。
完全遮光カーテンと聞くと、重たいイメージがありますよね。
こちらは、従来の完全遮光カーテンより約40%の軽量化に成功。
お洗濯などでの取り付け・取り外しもラクラクです。
ボタニカルなデザインで落ち着いたブラウンの生地は、幅広いインテリアに合います。
インテリア上級者に大人気のリネン風カーテン<リンネ ナチュラル>
ナチュラルインテリアのカーテンといえば、ざっくりとした麻の風合いのリネンカーテン。
魅力的だけれど遮光性能が…とお嘆きの方に、お勧めしたいのが「リンネ ナチュラル」です。
見た目はリネンさながら、実は遮光性能バッチリの機能カーテンです。
風合いも機能もこだわりたい、インテリア上級者に人気があります。
フローリングの日焼け防止アイテム①UVカットカーテン
とろみのある優しい生地感で大人気のレースカーテン<ふわりぃ>
ふわりぃの特徴は、なんといってもふんわりとろみのある優しい生地感です。
それでいて防炎・遮熱・遮像機能もバッチリついた、すぐれものレースカーテン。
さまざまなデザインのドレープカーテンに合わせやすく、当店大人気の商品です。
横に細かなラインが入った、上品な光沢が美しいボイルレースカーテン<ルネ>
特殊な紫外線吸収剤を使用して、光を反射・拡散・屈折させる繊維構造をもったレースカーテン。
軽やかな生地ながら、採光・遮熱・UVカット効果も高いのが特徴です。
採光しながらも、外からの気になる視線を遮ります。
とろみあるクレープ生地の、プライバシーレース <クレープ アイボリー>
シンプルな無地よりも少し陰影のあるニュアンスをお好みの方に。
絞り加工の入った、クレープ生地がおすすめです。
プライバシー効果がありながらも、採光率39.7%・防炎・UVカット率88.2%といった高性能のレースカーテンです。
当店最強の遮熱レースカーテン <アルジェント ホワイト>
アルミ蒸着フィルムとは、フィルムに薄いアルミの膜をつけたもの。
紫外線・可視光線・赤外線をほとんど遮断する機能があります。
このフィルムを細くカットして、生地に織りこんだのがアルジェントです。
熱を面でとらえて的確に、反射することで魔法のような遮熱効果を発揮します。
夜になると室内灯をも反射して艶やかなきらめきが…この輝きこそが、効果の秘密です。
フローリング日焼けを徹底的に防止!プラスアルファの窓周り対策
窓にUVカットフィルムを貼る
窓へ直接アプローチする方法もあります!
UVカットフィルムを窓ガラスに貼ることで、紫外線対策する方法です。
飛散防止や断熱効果も期待できます。
また、ガラスの中に金属のワイヤー(金網)が入っている網入りガラスはフィルムを貼ることでワイヤーとガラスに温度差が生まれて熱割れしてしまうことも。
高性能なタイプは価格が高くなる可能性もあるため、選ぶ際には窓ガラスの仕様をチェックしましょう。
当店には、ペアガラスや網入りガラス対応の商品もありますので、ぜひご検討ください。
ラグやカーペットを置く
日光がよく当たる箇所にラグやカーペットを敷くことで、その下の部分を日焼けから守ることができます。
パーフェクトスペースカーテン館は、ラグの種類も豊富です。
ただしカーテンと同様に、ラグやカーペットは視界に入りやすいもの。
部屋全体の雰囲気に影響を与えるため、選び方には注意が必要です。
お気に入りのデザインや部屋のスタイルに合ったアイテムを選んでください!
予防しても日焼けしたフローリングの修復方法
慎重な対策をしていても時折、「フローリングが日焼けしてしまった」という状況が発生することがあります。
そんな場合に備えて、修復する方法について見ていきましょう。
DIYで実行できる手法やプロに依頼するべきケースなど、参考になる情報を紹介します。
DIYでの補修方法
初期段階の色あせや変色などの症状は、DIYで修復可能です。
業者に依頼したりリフォームしたりするよりも、費用が抑えられるという利点があります。
修復には次のような道具が必要です。
これらをホームセンターなどで用意しましょう。
- 手袋
- ハケ
- ニス
- カラーワックス
費用は数千円程度で済み、自分の都合の良いタイミングで作業できます。
ただし状態が深刻な場合や損傷が広範囲にわたる場合は、完璧な仕上がりが難しいかもしれません。
手順を事前にしっかり確認し、余裕のある時間に取り組むことをおすすめします。
また、フローリングの材質には2つの主なタイプがあります。
修復方法は材質によって異なるため、フローリングの木材を確認して適切な方法を選ぶことが重要です。
以下では、日焼けの初期段階に対する簡単なDIY方法を紹介します。
複合フローリングの修復方法
複合フローリングは、複数の板が組み合わされてできています。
多くの家庭でよく使用されている材質です。
複合フローリングの修復方法を以下に示します。
①汚れの拭き取りと乾燥
濡れた雑巾を使ってフローリングの表面の汚れを拭き取ります。
その後、乾燥させます。
②ワックスの塗布
柔らかな布にワックスを垂らし、乾燥する前にフローリングに塗っていきます。
③色調整
ワックスが乾いたら、色の具合を確認します。
必要ならば、色が足りない部分に重ね塗りを行います。
ただし、剥がれた板や浮いた板などの深刻な損傷がある場合、専門家の手を借りるか、部分的な張り替えが必要なことも考えられます。
DIYだけでは完璧な修復が難しい場合は、プロに相談しましょう。
無垢フローリングの修復方法
無垢フローリングは、1つの木の板のみからなる特徴的な材質です。
種類によって異なる外観や触り心地が楽しめます。
無垢フローリングの修復方法は以下の通りです。
①日焼け部分の拭き取りと乾燥
固く絞った雑巾で日焼けした部分を徹底的に拭き取り、乾燥させます。
②サンドペーパーで削る
補修が必要な範囲よりも広めにサンドペーパーを使用して削ります。
③サンドペーパーを使って均一に削る
徐々にサンドペーパーの目を細かくして、均一な仕上がりを目指します。
④削りカスの取り除きと乾燥
濡れた雑巾などで削りカスをしっかり拭き取り、乾燥させます。
⑤オイルステインやニスの塗布
色調整を行い、オイルステインやニスを塗ってツヤを出します。
無垢フローリングは、剥がれや浮きが少ない材質です。
サンドペーパーで削っても、外観の変化が少ない特徴があります。
ただし細心の注意が必要ですので、慎重に作業することが大切です。
専門業者に修復を依頼
以下のような場合、フローリングの日焼け修復は専門業者に依頼することが適切です。
プロの目利きやスキル、業務用の修復材料などを活用して、完璧な仕上がりを目指しましょう。
- 完璧な仕上がりを求める場合
- 日焼けや損傷の範囲が広く、症状が深刻な場合
- DIYでの修復方法に自信がない、手順が分からない場合
フローリングの修復には多くの経験と専門知識が必要であり、専門業者に依頼することで跡形もなく美しい仕上がりを得ることができます。
特に日焼けや損傷が広範囲に及ぶ場合は、フローリングがかなり劣化している可能性があります。
そのような場合は、初めから専門業者に相談して修復を依頼することがおすすめです。
フローリングの日焼けを防止するカーテン
最近、タワーマンションの高層階にお住まいのお客様からもフローリングの日焼けについてご相談やお問い合わせが多くなっています。
フローリングの日焼け対策において、最も重要なのは太陽からの紫外線を遮断することです。
そのためにカーテンを活用することは、手軽に美しいフローリングを長く保つ鍵と言えるでしょう。
フローリングの日焼け予防は日々のカーテンの活用から。
カーテンを用いて、しっかりと日焼けを予防しましょう!
この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓
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