カーテンの干し方。ベランダ・室内どっちで干すのが正解?

2023/7/13 2024/5/24

バルコニーの物干しに干されたカーテンカーテンを外して折りたたみネットに入れて洗ったのは良いものの、迷うのは「干し方」ですよね。
頻繁に洗うものではないうえ、長くてかさばるカーテンをどのように干せば良いか困る方も多いはず。

・どこに干すか
・きれいに仕上げるためのコツはあるのか
・厚地カーテン(ドレープ)とレースカーテンを同時に洗っても大丈夫なのか

など、さまざまな疑問が湧いてきますよね。

基本的には、カーテンレールに取り付けて自然乾燥させるのが一般的です。
ただし、脱水時間やカーテンの干す場所には注意が必要!

この記事では「カーテンの正しい干し方」と「カーテンを干す際の注意点」について詳しくお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

カーテンの干し方は吊り干しが基本

物干し竿に干されたカラフルなTシャツ

吊り干しとは?

吊り干し(つりぼし)とは、洗濯物をハンガーや物干し竿にかけて乾かす方法のこと。つまり、通常の干し方の一つです。

中でもカーテンを吊り干しする場合は、物干し竿やカーテンレールに直接吊り下げるのが一般的です。

ちなみに「吊り干し」と対になる「平干し」は、洗濯物を平らな場所に広げて干す方法。
例えば、ニットなど伸びやすい素材は、ハンガーにかける代わりに「平干しネット」の上に広げて干すことがあります。

カーテンの干し方①カーテンレールに「吊り干し」

カーテンを閉めようとする女性

洗濯が終わったら、カーテンレールに直接「吊り干し」をしましょう!
この方法が、一番お手軽な干し方です。

【カーテンレールを使った吊り干しの利点】
・簡単で素早い(非常に重要!)
・洗濯ピンチが不要
・カーテンを何度も移動させる必要がない

面倒なステップ「(1)カーテンを干す→(2)乾いたら取り込む→(3)レールに取り付ける」がありません。
洗濯が終わったら、レールに取り付けるだけで完了です!

こんなに手軽な方法があるなんて素晴らしいですね。
ちなみに、私もいつもカーテンレールに直接干しています。

カーテンレールに吊り干しする際の注意点

カーテンの裏地

カーテンレールに直接吊り干しする方法は便利ですが、注意が必要な点もあります。
それは、カーテンの重量です。

ドレープ(厚手)カーテンは、水分を含むとかなり重くなります。
カーテンレールが、この重さに耐えられるのか心配ですよね。

遮光カーテンなど分厚い生地や裏地があるカーテンは、特に注意が必要です。
不安な場合は、カーテンレールではなく物干し竿に干すと安心でしょう。

レースとドレープカーテンは別の日に洗うのがベター

レースとドレープカーテンを重ねて干すと、乾きにくくなることがあります。
乾くまでの時間が長くなると、雑菌が繁殖し、”生乾き臭“が発生する可能性も…

さらに、お部屋の湿度も上がりジメジメした状態になってしまいます。
また、両方をカーテンレールにかけるとなると耐久性も心配ですよね。

そのため、別々の日にレースカーテンとドレープカーテンを洗うのがおすすめです。

それでも「同じ日に洗ってしまいたい」という方もいますよね。
厚手のものでなければ「晴れた日に干す」ことにより乾くかもしれません。

窓を全開にして、風になびかせるようにしましょう。
キレイになったカーテンを眺めれば、満足感もひとしおです。

カーテンの干し方②物干しざおに「吊り干し」

ベランダに掛けられた物干し竿2本

物干し竿を使ってカーテンを干す際のメリットは、何よりも「安心感」です。

【物干しざおに干すメリット】
・レールが外れてしまう心配がない
・カーテンの重量を気にしなくて良い
・場所が確保できれば、複数枚でも一気に干せる

カーテンレールの取り付け箇所は、比較的脆弱な場所です。
もしもカーテンレールが壊れてドサッと落ちてしまったら?と想像するだけで、恐ろしいですよね。

物干し竿を使って干す場合は、洗濯する前に場所を確保しておくことをオススメします。
洗濯が終わった後に「干す場所がない…」という事態にならないようにしましょう。

物干しざおへのカーテンのかけ方

物干し竿へのM字干し

 

物干し竿を2本使って、M字干しにしましょう。
風通しが良くなり、乾きやすくなるのでおすすめです。

風で飛んでしまわないように、洗濯ピンチを数か所使って固定しましょう。
洗濯ピンチの「跡」が気になる場合は、次の方法がおすすめです。

・洗濯ピンチのギザギザ部分に絆創膏を巻きつける
・ガーゼなど小さな布をカーテンと洗濯ピンチの間に挟む

カーテンの干し方のコツ

注意点の文字ブロック

カーテンは”半ぬれ干し”がおすすめ!

カリスマ主婦が提唱したことで注目を集めているのが「だら干し」です。
シワがつきにくく、きれいに干せる干し方」として広まっています。

「だら干し」とは水がダラダラと、したたっている状態で干すことです。
ぬれ干しとも言い、洗濯物を洗った後に脱水せずにぬれた状態で干します。
この方法は、自然乾燥の間に水の重みによってシワが伸びる仕組みです。

ただし、カーテンの場合は完全なぬれ干しではなく「半ぬれ干し」として脱水を少しだけ行うことをおすすめします。

【脱水を軽く行う理由】
・乾きにくいから
・重たくて扱いにくいから
・水がポタポタと垂れるから

特にカーテンレールに直接干す場合は、ほんの少し脱水を行った方が良いでしょう。
脱水しないと、窓枠や床に水滴がしたたり腐食やカビの原因にもなります。

【カーテンの脱水時間のポイント】
・最長で1分程度
・水切りの状態を確認しながら適切な時間を決める
・持ち上げたときに水がポタポタとしたたらない程度が目安
・シワができる可能性があるので脱水を過剰に行わない

乾燥機にかけない方が良い理由

乾燥機付きドラム洗濯機

「洗濯機で洗ったら、そのまま乾燥機にかけちゃおう!」と思うこともあるかもしれませんが、一旦お待ちください。
カーテンを乾燥機にかけることには、さまざまなリスクが存在します。

【カーテンを乾燥機にかけるリスク】
・縮むリスクがある
・シワがつきやすい
・生地が損傷しやすい

乾燥機にかけると、洗濯機の中はかなり高温になります。
そのためカーテンの素材によっては縮んでしまう可能性があります。

また、カーテンを乾燥機にかけると頑固なシワができて、伸ばすのが非常に困難です。

カーテンは大切に取り扱い、長く美しい状態で使いたいですよね。
一般的な洗濯物でも同様ですが、大切なものは自然乾燥をおすすめします。

アイロンを併用する時の注意点

新洗濯表示

カーテンにシワができた場合、アイロンを使用して伸ばすことができます。
ただし、必ず「洗濯表示」を確認して、アイロンの使用可否を確認しましょう。

素材によってはアイロンが適さないものもあります。
アイロンマークに×が付いている場合は、使用は避けましょう。

アイロンを使用する際は、ハンカチや薄い布(あて布)を挟むと良いです。
これにより、カーテン生地の摩擦による損傷を防ぐことができます。

ただし、ドレープ(カーテンの波や凹凸)が変形しないように、アイロンのかけすぎには注意しましょう。

カーテンの干し方まとめ

洗濯物につけてしまったシワを伸ばすよりも、シワをつけないように工夫する方がずっと楽なはず。これはカーテンも同様です。

脱水時間は短めにし、洗濯が終わったらすぐに干してください。
生地を軽く引っ張って伸ばすようにしましょう。

干し方のヒントを参考に、シワのない美しい仕上がりを目指しましょう。

洗濯できて美しいヒダをキープできるカーテンのオススメ

【形状記憶のドレープカーテン】

当店人気No.1!好みとインテリアのテーマに合わせて選べる42色!1級遮光・遮熱・防炎もオールインワンになっています。


大花柄が印象的な北欧デザインカーテン。どの色味も試したくなる絶妙カラーで、インテリアの主役に抜擢できます!2級遮光でほんのり明るさも取り入れて。


男性の一人暮らしにも、メンズライクが好きなあなたにも。ブルックリンスタイルになじむ、渋みがきいたジャガードカーテンです。白のラインが入っているから、黒・茶の多いお部屋も暗くなり過ぎません。


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遮熱率61%!ノルウェーの木立をデザインした北欧カーテンです。湖畔に住まうような涼やかさをお部屋に。1級遮光で光もしっかり遮ります。


【ライトウェーブ加工のレースカーテン】
※ライトウェーブ加工は、ヒダの形状を美しく保つ加工です。
洗濯4~5回まで効果が続きます。

ジョーゼット生地は、思わず触れたくなる柔らかな質感。カーテンのブランドメーカーが贈る高品質レースカーテンです。黄みにも青みにも寄らない、真っ白なレースを嗜めます。


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