可憐でナチュラルな雰囲気のフレンチカントリースタイル 。
一見、シンプルそうに見えますが、実は自然や植物の美しさを感じられる透け感のあるインテリアです。

フレンチカントリースタイルは、どのようにつくればよいのでしょうか。
おすすめのインテリアをご紹介していきます。

フレンチカントリーに合うカーテンもご紹介していくので、自宅やカフェ、サロンなどのコーディネートに役立ててみてください。

1 フレンチカントリースタイルとは？

フレンチカントリースタイルは、フランスの田舎町であるプロヴァンス地方が発祥だとされています。

地中海とアルプス山脈に囲まれている地域なので自然との共存の中で生まれたインテリアスタイルです。

そんなフレンチカントリースタイルは、主に3つの要素で構成されます。

インテリアの色味や質感、形状も自然そのもの。
ナチュラルに周囲のものと溶け込んでくれるでしょう。

1-1 フレンチカントリーをつくるインテリアの特徴①ホワイト

フレンチカントリーのインテリアといえば、ホワイトが基調になっています。

ホワイトをベースに、
・淡いブルー
・グリーン
・イエロー
などを組み合わせて、色味を抑えたコーディネートをしましょう。
くすみカラーを組みわせると、落ち着いた印象になります。

家具や雑貨に取り入れるのはもちろん、壁やカーテンにアクセントをつけて、大人っぽい雰囲気にしていきましょう。

1-2 フレンチカントリーをつくるインテリアの特徴②曲線

フレンチカントリーは、曲線が多いのも特徴です。
丸みを帯びたテーブルやチェアは、上品で優雅な印象を与えます。

猫脚や植物のつるが描かれたデザインの家具を取り入れると、フレンチカントリーの雰囲気が演出できますよ。

カラーはホワイトか淡い色味のものを選んでください。

1-3 フレンチカントリーをつくるインテリアの特徴③自然素材

自然素材を使うことで爽やかさが取り入れられます。
テーブルや食器棚を木製にするのはもちろん、木の板で腰壁をつくるのもおすすめです。

また、壁と天井の間をモールディングで装飾するのもいいですね。
額縁のようなデザインになり、ヨーロピアンな雰囲気が出てきます。

2 フレンチカントリースタイルのインテリア選び

フレンチカントリースタイルはインテリア選びが重要です。
空間別におすすめのコーディネートをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

2-1 リビング

リビングの照明は、シャンデリアやキャンドルタイプのものを選んで、ヨーロピアンな雰囲気を醸し出しましょう。

ただ、あまりゴージャス過ぎると広さによっては圧迫感を感じてしまいます。
なので、内装に合わせて、アンティーク調などこだわりのアイテムを取り入れてみてください。

家具はホワイトがベースですが、クリーム色もおすすめです。
柔らかく、温かみを感じられる空間になりますよ。

フローリングが茶色でもインテリアの色味や形状を統一すれば、フレンチカントリーなインテリアも実現できます。

例えば、
・クローゼット
・チェスト
・キャビネット
などの収納部分を全て同じデザインでまとめると、シャビーな印象に。
ぜひ試してみてください。

2-2 キッチン

キッチンに置く食器や小物は、アンティークのおしゃれなものを選びましょう。

古めかしいポットやチェック柄のお皿などは、フレンチカントリーの雰囲気をつくりやすいです。

キッチンのカウンターにショーケースを用意してお菓子を並べておくと、可愛らしさも演出できます。

全て真っ白ではなく、所々にくすみを入れると、より大人っぽい雰囲気がつくれるでしょう。
壁にタイルを貼るのもおすすめです。

2-3 寝室

丸みのあるベッドはフレンチカントリーにぴったりです。
ベッドの周りに時計やモチーフなどアンティークの小物を置いて、統一感を出してみましょう。

ドライフラワーを吊るすのもおすすめです。
ベースはホワイトでまとめて、ドライフラワーで鮮やかさをプラスしましょう。

アンティークのアイテムがなかなか見つからない場合は、既存の家具や小物を塗り替えるだけでも雰囲気がつくれます。

2-4 サニタリー

サニタリーは、壁紙や取っ手を変えるだけで印象が一気に変化します。

シックなアンティークアイテムを活用して、おしゃれなサニタリーを目指しましょう。

DIYが好きな方は、自分で好みのデザインに作り変えてみましょう。
費用が抑えられるのも利点ですね。

3 フレンチカントリースタイルに合うカーテンの選び方

フレンチカントリースタイルは、開放感があり上品で優美な印象です。

そのため、カーテン選びにもポイントがあります。
ここでは、大きく分けて3つのポイントをご紹介していきます。

3-1 カラーはホワイトかベージュ

フレンチカントリーの雰囲気をつくるには、カーテンも家具と同様にホワイトを用いることをおすすめします。

完全に白でなくても、ベージュやクリーム色などの柔らかく明るい色味なら問題ありません。

フレンチカントリーの素朴な雰囲気に合う色を選んでいきましょう。

3-2 レースカーテンとの相性がいい

レースカーテンは、フレンチカントリースタイルをつくるために重要な役割を果たしてくれます。

透け感や明るさをしっかり感じることができるでしょう。
レースの柔らかい曲線でラフさも生まれますよ。

デザイン性と機能性の両方を兼ね備えたレースカーテンを選んでくださいね。

3-3 刺繍カーテンも馴染みやすい

フラワーモチーフやリーフモチーフなど、可愛らしい刺繍が入ったデザインもおすすめです。
つくりたい雰囲気に合わせてデザインを決めていきましょう。

カーテンを選ぶ際はベースはホワイトと覚えておくことが重要です。
柄の色味はアクセント程度に抑えておきましょう。

あまり派手な柄だとごちゃついた印象を与えかねません。

4 フレンチカントリーにはこのカーテンがおすすめ！

ここからは、フレンチカントリースタイルにおすすめなカーテンをご紹介していきます。

他のインテリアを考慮しながら、お気に入りのカーテンを選んでいきましょう。

4-1 リンダ ピンク

カーテンの刺繍は、9色のカラーでできています。
繊細なフラワーモチーフで上品な空間に仕上がります。
花びら1枚1枚のグラデーションまで丁寧に表現されているので、見ているだけでもうっとりしてしまいます。

遮光裏地の有無も選択できるので、ライフスタイルに合わせて選んでみてください。

裏地付きだと遮光3級相当になり、冷暖房効果も上がります。
裏地なしの場合も自然な日差しが楽しめますよ。

素材はポリエステル51%、綿49%の混合素材。
刺繍糸はレーヨンが使われています。
お手入れする際は手洗いで行なってくださいね。

4-2 ダリアン フリル

さりげないヘリンボーン柄のレースカーテン。
シンプルなデザインなのでインテリアの邪魔をしません。
好みのテイストに合わせてコーディネートしてみてくださいね。

カラーバリエーションは8色。
フレンチカントリースタイルには、
・アイボリー
・ベージュ
・グレー
がおすすめです。

厚みがありながらもナチュラルな質感で、空間を明るく見せてくれることでしょう。
ワンランクおしゃれなインテリアにいかがでしょうか。

4-3 リーブルL字フリル

韓国フリルが可愛らしいレースカーテンです。

ボイルレースに薄いストライプの刺繍が入ったデザインで、素朴な印象を与えてくれます。
寝室からリビングまで幅広く使えますよ。

素材はポリエステル100%です。
洗濯機で洗えるので、お手入れも簡単ですね。

ヒダは2つ山か3つ山か選べます。
ボリューム感を出したいのであれば、3つ山ヒダがおすすめです。

5 さいごに

いかがでしたか？

フレンチカントリーインテリアは、コツを掴めば簡単に心温まる空間がつくれます。

ただ、取り入れるアイテム次第で雰囲気が変わってくるので、特に大型家具やカーテンを選ぶ際は気をつけてください。

ここでご紹介したポイントを押さえて、おしゃれで大人可愛い空間づくりをしてみましょう。

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