最近よく「ホテルライクな部屋をめざしているんだよね」とか、「このランプ、ホテルライクじゃない?」なんて会話を小耳にはさみます。
旅先で訪れる「非日常」の空間である「ホテル」。
洗練されたインテリアに、高級感あふれる空間。
普通なら「非日常」で「慣れない」空間は緊張してしまいそうなのに、なぜか寛げる・・・。
ちょっと不思議ですよね。
そんなホテルのようなお部屋は、「ホテルライク」として、SNSや雑誌などで注目を集めています。
では、憧れの「ホテルライク」なお部屋を実現するにはどうしたら良いのでしょうか?
「ホテルライク」なお部屋を作るため、ポイントを販売店のプロがご紹介いたします。
もくじ
最近よく聞く、「ホテルライク」のお部屋とは
「ホテルライク」って聞くけど、ホテルのような部屋って具体的にどんなのだろうと、悩むかと思います。
まずは、ホテルの部屋に置かれているインテリアを思い出していきましょう。
ホテルのインテリアを思い出してみよう!
先ずは「ホテルライク」の元となるホテルのお部屋を思い出してみてください。
- 清潔なリネンで整えられたベット
- 座り後心地の良いソファーとコーヒーテーブル
- 空間を優しく照らす間接照明
- きれいに磨き上げられた姿見
- 一面だけ異なるアクセントウォール
- シンプルだけど素材感のあるカーテン
こんな感じでしょうか。
最近はテレビも壁掛けの薄型になっていて、あまり目立たないようになっていますよね。
また当たり前ですが、お部屋はホテルのコンセプトにあったインテリアとファブリックで統一されています。
通常、必要最低限のアイテムで構成されたホテルのお部屋は、生活感を出来るだけ排除し、「くつろぐ」事、「ゆっくり過ごす」事に特化したお部屋になっているんですね。
つまり、すっきりとした統一感のあるインテリアが「ホテルライク」なお部屋をつくる重要なポイントになります。
ホテルライクを始めるのに最適なお部屋
ホテルライクを始めるのに最適なお部屋はずばり、「寝室」です!
リビングはどうしても物が多くなりがち。
しかし、寝室は寝るためのお部屋なので意外と細々とした物が少なく、すっきりみせるのは簡単なんです。
よく考えると、ホテルのお部屋ってちょっと豪華な寝室ですよね。
そう考えると、なんだかホテルライクなお部屋のイメージがわいてきませんか?
まずは寝室から「ホテルライク」を始めてみましょう!
ホテルライクな寝室のインテリアで注意するポイント
では早速、ホテルライクな寝室をつくる上で、重要なポイントを4つに分けて解説していきます。
生活雑貨はとにかく見えないところへ!
1番目のポイントは、寝室をすっきりさせるために、細々とした雑貨類は見えないところにまとめましょう。
リモコン類は見えないようにカゴにまとめる。
ティッシュはケースに入れてパッケージをおしゃれに。
逆に、是非飾ってほしい雑貨もあります。
フォトフレームやポスター、キャンドルやアロマデフューザーなどです。
お気に入りのアーティストの作品や、香りはリラックスさせてくれると共に、ホテルライクでお洒落な寝室になります。
ホテルのような統一感のある家具を選ぶ
2番目のポイント、大切なのは統一感!
何もホテルのような高級家具をそろえる必要はありません。
たとえば木製家具であれば、木の素材や色合いを揃えます。
ベットヘッドの形や色合いと、サイドテーブルの天板や脚のテイストがあっていると、スッキリまとまって見えます。
またミッドセンチュリーやラグジュアリーなど、インテリアのスタイルを揃えるのも良いでしょう。
スタイルをそろえるだけで、統一感が増し、お部屋の雰囲気がグッとまとまり、ホテルライクなお部屋に近づきます。
間接照明でくつろぎの空間を演出
3番目のポイントとして、ルームランプやテーブルランプなどの間接照明は、ホテルライクな空間には欠かせません。
家具に合わせたテイストの間接照明を選び、ココでも統一感が損なわれないように注意しましょう。
寝室はリビングのように煌々と明るいライトは必要ありません。
ゆっくりとくつろげるような、テーブルランプの優しい光が「ホテルライク」な非日常を演出します。
ファブリック類は無地を選ぶ
4番目のポイント。
お部屋の中にあるファブリック(布類)は無地を選びましょう。
柄があると、それだけでゴチャゴチャした印象になりがちです。
先ずは無地を選び、慣れてきたらアクセントに柄を足していくと良いでしょう。
まずは、ベットファブリック。
シーツ、布団カバー、ピローケースの色は迷ったら、白がおすすめです。
次に、薄いグレーやベージュ等の落ち着きあるカラーを選びましょう。
ちょっと殺風景だな?と思ったら、クッションカバーやピローケースにネイビーやパープルなどの高級感あるカラーを取り入れるとホテルライクな雰囲気が盛り上がります。
また、ホテルでよく見るベットスローと呼ばれる足置きをプラスするのもおすすめ。
これは靴を履いて過ごす海外で、布団が汚れないようにするカバーのようなものです。
日本では必要のないアイテムですが、だからこそ取り入れるとお洒落なアクセントになりますね。
では、お部屋のインテリアで一番大きなファブリックであるカーテンはどうしたら良いでしょうか?
ホテルライクなお部屋にピッタリのカーテン
寝室の大きな面積を占めるカーテン。
とりあえず無地のカーテンを選んでおけば間違いないなんて、安易に考えていませんか?
大きな面積を占めるからこそ、失敗するとインテリアの雰囲気が残念な事になりかねません。
ホテルライクなお部屋にピッタリの失敗しないカーテン選びをご紹介いたします。
ホテルライクには素材感のあるカーテンがおすすめ
ホテルライクなお部屋にピッタリなのは、無地は無地でも「素材感のある」カーテンです。
「素材感のある」といっても、ざっくりとした麻の様な素材感ではなく、目の細かい繊細な素材感を選びましょう。
ジャカード生地で細かな模様を織り上げたデザインはアーバンな雰囲気に。
上質な素材感を感じることができるホテルライクなデザインです。
また、窓が腰高サイズ(壁の中頃まで窓のあるタイプ)でも特に問題が無ければ、掃き出しサイズ(床まである窓のタイプ)でカーテンを作ると、高級感のある雰囲気を楽しめます。
ワンランク上の「ホテルライク」を狙うなら「縦流れ」のデザインを選ぶ
素材感のある無地のカーテンの次におすすめするのが、「縦流れ」のデザインカーテン。
「縦流れ」とは何かといいますと、ストライプ状にウェーブやドット等が配置されたデザインのカーテンのことです。
お部屋の面積の多くを占めるカーテン。
先ほど出てきたように、天井から床まであるカーテンにすると、お部屋の縦のラインが強調され、天井が高く広く見える効果があります。
さらに縦にデザインの入ったカーテンを選ぶことで、より高さが強調され、ホテルライクな印象を与えることができます。
ここで注意したいのが、いくらストライプ状のデザインといっても多色デザインのものはNG。
インテリアの統一感を損ねないように、同系色の2色使い程度にとどめ、ホテルライクな雰囲気を壊さないように注意しましょう。
そんな「縦流れ」なウェーブ&ストライプのデザインのカーテンをまとめたページを現在準備中です。
公開までもう少々お待ちくださいませ。
ホテルライクなお部屋で心地よく過ごす
自宅でお仕事をしたり、休日を過ごすことが増えた昨今。
模様替えをした方も多いのではないでしょうか。
ホテルライクなお部屋でゆったりとくつろいで過ごす。少しでもステイホームの時間を心地よく過ごせるようにインテリアやカーテンで工夫してみませんか。
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