暑い夏が近づくに連れて、このようなお問い合わせが増えていきます。
結論、遮熱カーテンには効果があります。
感じ方は人それぞれになるということが大前提ではありますが、
“遮熱機能が付いたカーテン”と”遮熱機能がないカーテン”で、室内の温度には差が生まれます。
遮熱カーテンは猛暑を乗り切るための暑さ対策、電気代の節電対策におすすめのアイテムです。
この記事では、
・遮熱カーテンの効果を理解していただくための検証結果
・遮熱カーテンの効果的な使い方
・おすすめの遮熱カーテン を紹介していきます。
遮熱カーテンを使うことで、これまでよりも快適な夏になること間違いありません!
ぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
遮熱カーテンを検証!お部屋の温度はどれぐらい変わる?
実際に遮熱レースカーテン(遮熱率38%)と普通のレースカーテンを使用し、同環境下で室温の上昇を比較をしてみます。 実際の使用環境での効果を確認するため、8月の真夏日に検証を行いました。
検証内容は以下の通りです。
①部屋をエアコンで25度まで下げる
②エアコンを消し、1時間放置する
③1時間後、室温を測定
こちらの検証を遮熱レースカーテンをかけた場合と普通のレースカーテンをかけた場合の2パターンで行い、比較をしていきます。
気になる結果はこちら!
遮熱カーテンの効果検証結果
遮熱レースカーテンをかけた場合
冷房を切ったあとから1時間後の室温:28度(25度から+3度)
普通のレースカーテンをかけた場合
冷房を切ったあとから1時間後の室温:30度(25度から+5度)
遮熱レースカーテンあり | 冷房を切ったあとから1時間後の室温:28度(25度から+3度) |
遮熱レースカーテンなし | 冷房を切ったあとから1時間後の室温:30度(25度から+5度) |
遮熱レースカーテンを使用したほうが、室温が上がりにくい結果となりました。
遮熱レースカーテンを使用しているほうが、より冷気を外に出すことなく、屋外からの熱を遮る効果があるということが実証できました。 遮熱カーテンに効果はあるということですね。
試験機関での遮熱カーテンの効果検証結果
遮熱カーテンには効果があるということをさらに理解していただくため、公的な試験機関での効果検証を紹介します。 試験機関は「一般法人 日本繊維製品品質技術センター 福井試験センター」です。
試験内容は以下の通りです。
①長方形のケースのガラス板にカーテン生地を吊るし、内側にブラックパネルを設置。
②60分間赤外線ランプを照射する。
③5分ごとに生地を設置した時と設置していない時のブラックパネルと試験槽内温度を測定
簡単にまとめると、 室内と仮定したボックスに、太陽光と仮定した赤外線ランプを1時間当て続けた際の温度変化を遮熱カーテンを設置した場合と何も設置していない場合で比較するという内容です。
結果は以下の通りです。
試験結果
遮熱カーテンがある場合とない場合で、15.7度も差が生まれることがわかります。 遮熱カーテンには、熱を抑える効果があると、数値でもはっきりと証明されていることがわかります。
遮熱機能のないカーテンとの比較でも、5度以上の差が発生することが検証されています。
カーテンの遮熱効果を高めるポイント4つ
遮熱カーテンの効果を理解していただいたところで、カーテンのプロが遮熱カーテンの効果を最大限に引き出すためのポイントを4つ紹介していきます。
カーテンだけではなく、レースカーテンも遮熱性の高いカーテンを選ぶ
遮熱カーテンと遮熱レースカーテンの併用が最強です。 ごく普通のことではありますが、カーテン、レースカーテン共に、遮熱効果の高いカーテンを選ぶことで遮熱効果は確実に高くなります。 それぞれのカーテン自体の遮熱性はもちろんのこと、遮熱カーテンと遮熱レースカーテンの間に、空気の層が生まれるため、熱の侵入をさらに防ぐことができます。
カーテンは、2重カーテン(裏地付きカーテン)を選ぶ
カーテンには「2重カーテン(裏地付きカーテン)」というものがあるのをご存じでしょうか。
先ほど軽く触れた、”空気の層”をカーテン1枚で作ることができる優れものです。 当店で販売している2重カーテンの遮熱率はなんと64.8%。 外から入る強い熱を完璧に抑えたい方は、2重カーテンを選ぶと良いでしょう。
レースカーテンは、特殊な技法を使用したカーテンを選ぶ
遮熱効果をより高めるために、特殊な繊維や技法を用いて作られたレースカーテンを選ぶことをおすすめします。 中には、紫外線、赤外線、可視光線をほとんど遮断する機能を持ったフィルムを生地に織り込んだレースカーテンがあるほど。 専門性の高いレースカーテンを選ぶことで、より高い遮熱効果を実感することができます。
後付けの裏地ライナーを使用する
より遮熱性高くしたい方や天然素材のカーテンなどを使用している方に、おすすめなのが、後付けの裏地ライナーです。 裏地として後付けすることができるため、既にカーテンを購入している方でも、遮熱対策をすることができます。 日差しの強い夏の間は付けておき、暖かい日差しを感じたい日は外しておくなど臨機応変に変更できるのもポイントです。
プロがおすすめする遮熱効果の高い遮熱カーテン
ここからは、遮熱効果・遮熱率の高い遮熱カーテンと遮熱レースカーテンを紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
【遮熱率64.8%】 グレートクレイン
先ほど2重カーテンで説明をした、当店最高値の遮熱率64.8%の遮熱カーテンです。遮熱率だけではなく、1級遮光、防音機能、洗濯可能など、豊富な機能を兼ね備えています。
高機能なカーテンは生地が固くなりがちですが、グレートクレインは柔らかくしなやかな触り心地で、とろけるような上質な高級感のある印象を与えます。
【遮熱率62.9%】グレートオデッセイ
上記で説明した、クレインと同じ「二重カーテン」のグレートオデッセイというカーテンです。
遮熱率は62.9%と当店の中でも高い遮熱率を誇ります。
そんなグレートオデッセイの最大の特徴は、圧倒的な「軽さ」にあります。
通常、カーテンは様々な機能がつくことで生地自体の重さが増える傾向にあるのですが、このグレートオデッセイは、300gほど他のカーテンと比較しても軽いんです。
生地が軽いことで、取り付けやお手入れいが簡単、レールへの負担が少ないなどの多くのメリットがあります。
【遮熱率49.5%】ディスコ
こちらのレースカーテンは、先ほど軽く触れた、紫外線・可視光線・赤外線をほとんど遮断する「アルミ蒸着フィルム」を生地に織り込んだレースカーテンです。
レースカーテンの中では当店最高値の遮熱率49.5%を誇ります。
熱を面でとらえて、的確に反射することで魔法のような遮熱効果を発揮する優れものです。
まとめ
本記事では、遮熱カーテンにフォーカスし、
・遮熱カーテンの特長
・遮熱カーテンの効果
・遮熱効果を高める方法
・おすすめの遮熱カーテン について、お話しました。
遮熱カーテンの効果を疑っていた方も、遮熱カーテンには効果がありそうだと感じていただけたのではないでしょうか。
遮熱カーテンがあれば暑い夏も乗り切れそう!そんな気がしてきませんか。
せひ本記事を参考に、お気に入りの遮熱カーテンを選んでみてくださいね。
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