【誕生ストーリー】欲しいカーテンをオリジナルで作った、バイカラーの<ビコロール>

2025/4/24 2025/4/24
綿麻バイカラーのカーテンとシェードをかけた部屋
綿麻のジョイントカーテン<ビコロール>

当店オリジナルで企画したジョイントカーテン<ビコロール>は、商品企画兼ディレクターである私のこだわりが詰まった自信作です!

企画したきっかけや、生地や配色のこだわりなど、商品ページで伝えきれなかったエピソードをお話したいと思います。

この記事で、<ビコロール>をより身近に感じていただければ嬉しいです。

企画のきっかけは「自分が欲しい!」

そもそもは、
“自分の家にかけたいカーテン”がなかなかない…というところが始まりです。
それだったらオリジナルで作ってしまおう、と企画を始めました。

私の理想のカーテンは、

・リネンやコットンの天然素材
・オリジナリティがある
・センスが良い
・部屋に馴染む

そこで考えたのが「バイカラー」のカーテン。
今までも遮光カーテンでは企画していましたが、天然素材ではまだ無かったのです。天然素材のバイカラーは絶対素敵になると確信していました。

バイカラーは、1つのアイテムの中に2つの色を使っているデザインのことで、ツートーンカラーとも言います。

商品名の「ビコロール」もフランス語で「2色の」という意味から名付けました。

無地と柄のいいとこどり「バイカラー」

コットンリネンのジョイントカーテン<ビコロール>
カラー:デニム

バイカラーは洋服や雑貨などでも多く取り入れられていて、2色の切り替えのあるシャツや、傘、パイピングをあしらったジャケットなど、自然と身に着けたりしています。

なぜバイカラーにするの?
答えは「ほど良いデザイン性と、コーディネートが自由なシンプルさがあるから」

無地だとつまらないし、プリントなどの柄ものだとコーデが難しいし飽きてしまう、という時に最適なデザインなのです。

そして、2枚の布を繋げる「ジョイント」という手法は、

・パッチワークのような手作り感
・コントラストのあるモダンさ

の両方を持っているところも魅力のひとつ。

こだわりの配色 「穏やかな個性」

コットンリネンのジョイントカーテン<ビコロール>
カラー:左からキウイ、デニム、ネイビー

バイカラーの一番のポイントは”お洒落な配色”です。

個性的ながらも、穏やかで使いやすい「色×色」、シンプルな「キナリ×アクセントカラー」の5パターンの配色を組みました。
色味は暖色系、寒色系、ニュートラルと揃え、どれか好きな色が見つかるようにしたのもこだわり。

ナチュラルヴィンテージな雰囲気が好きな方には「デニム」、シックでかっこいい雰囲気が好きな方には「カカオブラウン」、明るくて楽しいお部屋にしたい方には「マンゴープリン」、ナチュラルでほっと落ち着くお部屋が好みの方には「バニラミルク」のように買ってくださる方を想像しながら….。

気を付けたのは、コットンリネンならではの”透け感”です。
透け感のある天然素材は、太陽のオレンジっぽい色を受けるとこっくりとした深い色に変わります。

なので、最初はillustratorでパソコン上で配色を作り、そのあとに小さい生地サンプルを窓に吊って色味を確認しながら配色を組む、という方法で色を決めていきました。

アナログ過ぎない?と思われるかもしれませんが、これはやっておいてよかったと思っています。
最初はもっとメリハリのある配色にしていたのですが、透けるとより色が深くなるのを確認したおかげで、穏やかな配色を組むことができたのです。

生地スワッチを仮留めして窓にかけて透けた色をチェック

 

イメージしやすくて楽しいカラー名

コットンリネンのジョイントカーテンカラー紹介
カラー:左からデニム、キウイ、マンゴープリン、カカオブラウン

撮影しているときの印象、思い浮かんだものなどをそのままカラー名にしました。

愛嬌があってすぐぱっと頭に浮かぶ、響きが楽しいカラー名。

デニム、キウイ、マンゴープリン、カカオブラウン、バニラミルク、カフェオレ…
イメージしやすくて、可愛い。そして愛着がわいてきませんか?

コーディネートありきで企画をスタート

コットンリネンジョイントカーテン<ビコロール>カラー:バニラミルク
ラー:バニラミルク

この<ビコロール>はコーディネートしやすい、というのも企画の際に気を付けたことです。

ドレープカーテンは通常はレースカーテンと組み合わせて使う事が多いですよね。ただ、こだわって手に入れたドレープに合うレースを探すのはなかなか難しく、結局無難なものにしてしまいがち。

そこで、この<ビコロール>は最初から”素敵なレースとのコーディネート”を考えた上で企画をスタートしました。
さらに、お部屋に統一感をもたらす、お揃いのシェードカーテンも作ったのです。

レースカーテンやシェードとのコーデができるのは、オリジナル企画ならでは。バイイングした商品では叶わない贅沢なことです。

パイピングレースとのカラーコーデ

コットンリネンのジョイントカーテン<ビコロール>カラー:マンゴープリン
カラー:マンゴープリン

配色を組む際には、リネン混の素朴なボイル生地の縁にパイピングをあしらった<トリムレース>のパイピングの色に合うようにしました。

例えば写真のような<ビコロール>マンゴープリン×<トリムレース>のマリーゴールド。

他にも

<ビコロール>のデニム×<トリムレース>アイアンブルー
<ビコロール>のキウイ×<トリムレース>オリーブ
<ビコロール>のカカオブラウン×<トリムレース>チョコレート
<ビコロール>のカフェオレ×<トリムレース>チョコレート

という風にコーディネートできるように配色をつくり、撮影でもコーディネートして写真に納めました。

シェードカーテンとのトータルコーデ

コットンリネンのジョイントカーテン<ビコロール>と同じデザインのシェードをかけた部屋 カラー:キウイ
カラー:キウイ

1つの部屋に掃き出し窓と腰窓などいくつか窓がある場合は、できたら同じテイストや同じデザインですっきりまとめたい。
その使い方も想定して、同じバイカラーのデザインでシェードも同時に作りました。

お部屋に統一感が生まれてお洒落に見えますし、色々な柄や色が混ざることなく整った印象になります。

窓に飾って気づくこと

コットンリネンジョイントカーテン<ビコロール>カラー:バニラミルク
カラー:バニラミルク

カーテンは、吊ってみて改めてその魅力を実感することがあります。
特に光を通す非遮光のカーテン。

「バニラミルク」は、光を通すとお部屋がパーッと明るくなって、ぬくもりに包まれました。想像以上に透けていない時とのギャップが大きくて嬉しい驚きでした。

また、ジョイントのつなぎ目や裾の折り返しといった生地の重なる部分が、まるでデザインの一部のような効果を出しているのも撮影現場での発見です。

スッと伸びるラインが美しく、縫い目の影で柄を魅せる韓国のポシャギのようでした。

終わりに

コットンリネンのジョイントカーテン<ビコロール>

商品を作り、実際に撮影してきた私の生の言葉で飾らずにお伝えしてきました。

企画する際のこだわり、撮影の現場でディレクションをした時のエピソードなど。商品に興味を持っていただいた方に、より深く知っていただけたら…と思っています。

 

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