暖房の設定温度は何度が正解?26度でも寒い場合の対処法も解説!

2024/9/25 2024/9/26

エアコンの設定温度

寒い冬を乗り切るための暖房。しかし、設定温度は何度にするのが正解なのか迷ってしまいますよね。

暖房の設定温度に関しては以下のような声をよく聞きます。

・電気代が高くてなんとかしたいけれど、設定温度が高すぎる?
・暖房の影響で体調を崩した気がするけれど、暖め過ぎなのかな

こんなシチュエーションで、暖房の設定温度を見直す人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、これらの疑問を解決できるように、暖房の正しい設定温度についてさまざまな観点から詳しく解説!また、暖房の設定温度を下げて暖房代を節約する方法についても紹介します。

 

窓から熱が逃げるのを防ぐ断熱・保温アイテムで、今すぐ効果的な対策をしたいという方は、こちらもご覧ください。 

床からの冷気を防ぐラグ・カーペットアイテムもご覧いただけます。


暖房の推奨される設定温度は18~22度

設定温度の適温は18~22度

暖房の推奨される設定温度は、以下のように状況や視点によって異なりますが、18~22度です。

・環境省で推奨される暖房の設定温度は20度
・日中は20~22度&就寝時は18~20度の設定を推奨
・一般家庭で実際に設定されているのは22~24度


暖房の設定温度や、一般家庭で設定されている温度について見ていきましょう。

環境省で推奨される暖房の設定温度は20度

エアコン

日本の環境省が推奨している暖房の設定温度は20℃となっています。エネルギーの無駄を減らしつつ、快適な室内環境を保つための基準として示されている温度です。

なお、服装は軽装ではなく、上着など適切な衣服を身に着けた場合の目安となっているため、軽装ですと肌寒く感じてしまうでしょう。

日中は20~22度&就寝時は18~20度の設定を推奨

暖房の推奨される設定温度は、時間帯によっても変わります。

【日中は20~22℃】
日中や人間が活動しているときには20~22℃が適切な温度です。無駄なエネルギー消費を抑えながらも、暖かさも保つためにはこのくらいの温度が最適です。

【就寝時は18~20℃】

就寝時や部屋を長時間使用しないときは18~20℃が適切な温度です。もしも暖房を使う場合は、このくらいの温度にしておくとエネルギー消費も抑えられるでしょう。

このように時間帯や状況に応じて、暖房の温度設定を変えることでも、快適さを維持しながらエネルギーを節約できます。

一般家庭で実際に設定されているのは22~24度

実際の一般家庭における暖房の設定温度は、推奨温度の20℃よりも高めであることが多いです。調査や統計によると、22~24℃に設定されているというの一般的になります。

また、特に寒冷地や家族に高齢者・子どもがいる家庭では、さらに高い温度設定となっていることも珍しくはないでしょう。

健康面に注意した暖房の設定温度


暖房の設定温度は、健康面を考慮すると高すぎても低すぎても良くありません。具体的には、次の温度を目安にしましょう。

・設定温度が高すぎる場合(25℃以上)
・設定温度が低すぎる場合(18℃以下)

それぞれのケースでどのような悪影響があるのか紹介していきます。

25℃以上の設定は避ける

25℃以上など、高すぎる温度設定は、空気の乾燥を引き起こし、肌や粘膜が乾燥することで、風邪やインフルエンザのリスクが高まります。

また、温度差が大きいと、外出時に寒暖差により体がストレスを受けやすく、免疫力が低下する可能性もあるので注意が必要です。

活動時間帯は室温18℃以下の設定は避ける

日中など活動時間帯、室温が低すぎる場合は18℃以下は避けるようにしましょう。

寒すぎる環境では、血圧が上がりやすくなり、特に高齢者の場合は心臓病や脳卒中のリスクが高まることがあります。また、低体温症や関節痛の悪化を引き起こすこともあるので注意が必要です。

湿度の調整で健康リスクを軽減する

湿度を調整

設定温度に加えて、湿度の調整も行うことでより健康リスクを軽減することができます。暖房をかけると肌が乾燥したり、喉をいためたりするので、湿度を40~60%に保つのが効果的です。

適切な湿度を維持できれば、低めの温度でも暖かく感じやすくなりますし、健康リスクも軽減できます。場合によっては、加湿器の使用も検討しましょう。

設定温度26度でも寒い!もっと節電したい時に使いたいアイテム

ポイント

暖房の設定温度を26℃にしても寒いという場合、寒さを解消したいと思いながらも暖房代が気になるところです。

まずは、すぐにできる以下の方法を取り入れましょう。

・厚着をする
・暖かい飲み物を飲む
・扇風機、サーキュレーターを活用する
・ドアやカーテンを閉める

これらの今すぐできる方法に加えて、導入したいのが以下のような断熱・保温アイテム。

・窓ガラスフィルム
・断熱・保温カーテン
・カーペット・ラグ

それぞれ見ていきましょう。

窓ガラスフィルム

窓フィルム

窓ガラスフィルムは遮熱や断熱の他、UVカット効果やプライバシー保護、飛散防止といったさまざまなメリットがあります。今のカーテンにプラスして使える便利アイテムです。

商品数も多く、デザイン性の高い商品もそろっていておすすめ。設置もかんたんでお好みのサイズにカットして、水で簡単に貼り付けられます。

何度でも貼り直しができるので、賃貸にお住まいの方でも気軽に利用できるのもおポイントです!

断熱・保温カーテン

断熱・保温カーテン
▲遮熱64.8%・保温46.1%!シャンタン織りの1級遮光カーテン <グレートクレイン>

室温を暖かくするなら断熱・保温カーテンもおすすめです。

暖房の設定温度を高めにしているのに、室内が寒いのは窓まわりが大きな原因の一つ。窓を通して屋外に出ていく熱は50%を超えているため、窓対策をするのが効果的です。

断熱・保温カーテンには、窓から入ってくる冷気を遮断する効果もあるので、暖房の効果を発揮しやすくなりますよ。価格も手頃で、デザイン性も高く、商品も豊富にそろっています。

より高い効果を狙いたい場合は、ドレープとレースダブルの効果が期待できるカーテンセットがおすすめです。

カーペット・ラグ

ウールを使用した柔らかで滑らかな手触りのラグ
ウールを使用した柔らかで滑らかな手触りのラグ<マーレ>

床からの冷気、ひんやりした足元を暖かくしてくれるのがラグ。特に保温性の高いウールのラグや、厚みのあるラグがおすすめです。

床暖房やホットカーペットを使うという方は、熱源に対応したものを選びましょう。


【ウールラグ】
ウールラグは手触りが優しく、耐久性もあり、調湿機能や保温性等高い機能性を兼ね備えています。商品数が豊富であり、機能性から商品選びができるのでお気に入りを見つけやすくなっていますよ。

 

【床暖房・ホットカーペット対応ラグ】
床暖房やホットカーペットを使用しているのであれば、床暖房やホットカーペット対応のラグを選ぶようにしてください。

通常のラグを使うよりも熱を通しやすい素材を使用しており、熱を放出してくれる特殊な構造で作られています。同時に熱で溶けてしまう性質の接着剤も不使用です。

床を傷めることなく、安全に使えますし、部屋を均一に効率よく暖めてくれる効果があります。

 

なお、床暖房対応ラグについては、こちらの記事でも詳しくご覧いただけます。

床暖房対応ラグなら効率よくあったか&危険も回避!専門店のおすすめ9選も紹介◎

また、今あるラグを使ったまま、厚みや保温性を増したいという方は、下敷き用ラグについてのこちらの記事もご覧ください!

床の固さや冷たさ解消!ラグの下敷きおすすめ厳選アイテム5選◎

まとめ

暖房の温度設定は推奨温度がありますが、ライフスタイルや状況、時間帯に応じてこまめに変えていくようにしましょう。

また、25℃以上や18℃以下になど高すぎたり低すぎたりすると、健康面に悪影響なので注意が必要です。

お住まいの地域や住宅環境では設定温度を26℃以上にしていても、寒さを感じる場合もあるでしょう。

そのような場合は窓や床への対策がおすすめです。カーテンやカーペットを、断熱・保温効果に優れたものにすることで暖房効果をより高めてくれますよ。

機能性の高い商品でも近年は、デザイン性の高い商品も多数そろっていますので、ぜひお部屋に取り入れてみてください。

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