簡単にできる!カーテンレールの外し方を販売店のバイヤーが解説

2024/7/8 2024/7/9

カーテンレール外し方完全ガイド

カーテンレールは、お部屋の雰囲気を左右するカーテンを支えてくれる重要なインテリアアイテムです。
しかし、長年使用していると汚れや劣化が気になることもありますよね。

そんな時は、カーテンレールを外しての交換が必要になります。

今回の記事ではカーテンレールの取り外し方を販売店のバイヤーが分かりやすくご説明していきます。

この記事を読めば、壁やレールを傷めることなく安全に外すことが出来ます。
ぜひ参考にしてください。

カーテンレールを外す前にやっておくこと

カーテンレール外し方とDIYのコツ

カーテンレールを自分で外す場合は、カーテンレールの種類で少し取り外し方が変わります
今回は機能レールといわれる最も一般的なカーテンレールの取り外し方をご紹介します。

①作業前の準備と必要なものを確認

①作業前の準備と必要なものを確認

作業前に、ドライバーや軍手など、必要な工具を準備しておきましょう。

必要な工具
  • グリップ付きのドライバー
  • 養生テープ(一人で作業する場合)
  • 養生シート

使用するドライバーは、ピンポイントで力を入れられる「グリップつき」がおすすめです。
便利なグリップつきのドライバーは、100均やホームセンターで購入できるので、ぜひ探してみてください。

また、ドライバーはカーテンレールのビス(ネジ)とサイズがぴったり合っているものを選びましょう。

他には、作業場所を確保し、カーテンレールの下に養生シートなどを敷いて、床を汚さないよう注意が必要です。

②二人で作業する

二人で作業する

カーテンレールは長さがあり、頭よりも上の方に取り付けられている場合が多いため、1人でやると怪我につながる可能性もあります
うっかりバランスを崩しそうになったり、片手で支えにくい場面が発生するので、なるべく2人以上で作業にあたることをおすすめします。

一人で作業を行った場合、レールの1か所だけに負担がかかると、カーテンレールの脱落事故につながります。
作業をしているときに、カーテンレールを支えてもらえるように誰かに手助けをお願いしましょう。

どうしても1人でやらないといけないときには、養生テープなどを上手に活用するのがおすすめです。
カーテンレールが宙ぶらりんな状態にならないように、仮止めをしておくと安心です。

一般的なカーテンレールの外し方

カーテンレールの外し方

取り外しはとても簡単ですので、DIY初心者の方でもお手軽に取り外すことができます。
作業の手順を3つのステップで、詳しく解説していきます。

今回は正面付けを例に説明しますが、天井付けも付いている場所が違うだけで同様の手順になります。

①固定されている部分を確認する

(1)固定されている部分を確認する

カーテンレールが壁に、どのように固定されているのかを確認します。一般的には、ブラケットと呼ばれる金具で固定されています

※装飾レールやカーテンボックスなどは除く

ブラケットからカーテンレールのみ外すとき
  • もし「とりあえず、カーテンレールだけ外しておきたい。ブラケットは壁についたままでもOK!」ということなら、ブラケットから取り外すことも可能です。
  • ブラケットからカーテンレールを外したいときは、引っかけているツメを押しながら手前に引き出せばワンタッチでできます(カーテンレールの種類によっても異なります)。
  • 一人で作業する場合は、片方外したらその部分を養生テープで落ちない程度に軽く固定し、もう片方を外すようにしましょう(レースが宙ぶらりんにならないため)

②カーテンを取り外す

(2)カーテンを取り外す

カーテンレールに取り付けられているランナー(カーテンフック)からカーテンをすべて取り外します。
カーテンを付けたまま作業を行うと、重さもあり落下事故につながってしまうためカーテンは取り外して作業を行うようにしましょう。

またカーテンが破れたり、カーテンレールが破損するという、悲しいトラブルにつながってしまいます。
カーテンレールからなるべく重量を減らし、すっきりさせてから作業に取り掛かることをお勧めします。

カーテンを外す作業は、実際にやってみると3分もかからずに完了し、楽な作業です。
面倒に思ってしまうかもしれませんが、必ず外すようにしましょう。

また、重さに耐えるためにもバランスを崩さないように、足元を安定させておくことも大切です。
脚立などを使用する場合は、ぐらつきに注意しましょう。

③カーテンレールを取り外す

(3)カーテンレールを取り外す

カーテンレールを支えているブラケットと呼ばれる金具に、ビスが付いている状態を確認し、そのビスは取り外していく作業になります。

ビスを回すときには手持ちのドライバーをビスの溝に沿わせ、押す方向にも力を加えながら回しましょう。
ドライバーが空回りすると、段々とビスの溝が崩れて回転させられなくなってしまいます。
ビス穴がつぶれてしまうと、通常のドライバーでは取り外しが難しくなるので、注意が必要です。

ドライバーのサイズがあっているか確認したり、グリップつきのドライバーを活用するなどの解決策を試してみましょう。

この時に、無理に力を入れすぎないことが大事です。
カーテンレールや壁を壊してしまう可能性があるので、注意しましょう

カーテンレールのブラケットが取り外せたら、作業完了です!
ブラケットを取り外す際は、カーテンレールの落下に注意して取り外しましょう。

天井付けの場合

天井付けの場合のネジの外し方は上記画像のようになります。

今回は正面付の外し方をご紹介しましたが、天井付けの場合は同様の手順で作業を行いましょう。ビスの位置が違う以外は同じ作業で取りはずすことができます。

つっぱりタイプの外し方

つっぱりタイプの外し方 

中にはつっぱりタイプのカーテンレールもあります。
取り外し方法は商品によって異なりますが、大まかな取り外し方法をご紹介します。

①レバーを外し、突っ張り部分を縮める

レバーを外し、突っ張り部分を縮める

カーテンレールの両端にある金具を回す、またはレバーを引くことで、カーテンレールを縮めることができます。

壁面に接着する部分が、壁にくっついてしまっており外せないことがあります。
この場合無理に引っ張ると危ないですので、慎重に力を加えて外しましょう

無理に力を入れすぎると、レールを壊してしまう可能性があります。
慎重に取り外しましょう。

②カーテンレールを取り外す

縮めたカーテンレールを壁から取り外します。
落下しないように注意しましょう。

エンドキャップ(カーテンの端っこ)の外し方

エンドキャップ(端っこ)の外し方

エンドキャップは、カーテンレールの端に取り付けられている装飾用のパーツです
ランナーが多すぎる、少なすぎるといったときや、破損してしまい交換したい時などは取り外す必要があります。

取り外す際は、キャップはネジやパーツのツメを引っかけて固定していることがあるので、ネジの場合はドライバーを使用してネジをゆるめてから外します。

イナスドライバーをレールとキャップの間に差し込み

キャップが動かしにくいときには、マイナスドライバーをレールとキャップの間に差し込み、ぐぐっと外へ押し出してもいいでしょう。

難しい場合や正確に行いたい場合は専門店に任せる手も

カーテンレール外しは、基本的には簡単な作業といえます。
ですが、長年使用しているカーテンレールの場合、固着していたり、破損しやすい状態になっている可能性があります。

そんな時におすすめなのが、プロのカーテン専門店にお任せすることです。
カーテンを取り付け、取り外しを専門とするスタッフが、経験と知識に基づいて迅速かつ丁寧に作業を行います。

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まとめ

まとめ

今回の記事で紹介した、カーテンレール外しのポイントをもう一度確認してみましょう。

ポイント
  • ・作業前の準備をしっかり行い、 工具を揃え、作業場所を確保
  • ・二人で作業する。 特に長いものや重いカーテンレールは、二人で作業すると安全で効率的
  • 無理に力を入れすぎない。 カーテンレールや壁を壊してしまう可能性があるので、注意
  • 自信がない場合は無理せず専門業者に依頼

レールの外し方を誤ると壁に傷をつけたり、ケガをする恐れがあります。
今回紹介した方法を参考に、安全に作業を行ってください。

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