最近よく聞くフラットやノンプリーツは実際どのようなカーテンなんだろう?という疑問にお答えします。
好みは分かれるスタイルではありますが、メリットとデメリットを押さえて是非その魅力にハマってほしい・・!
いくつものフラットカーテンを掛け替えてきた【断然フラット推し】なカーテン販売店のスタッフぐっちが、独自の経験値を基に遮光のフラットカーテンを賢く選ぶコツについて詳しく説明します!
これを読めば遮光カーテンのフラット仕様のことが何でも分かります。
ぜひ最後までお読みくださいね。
もくじ
フラットカーテンとはどんなスタイル?
フラットカーテンは、ノンプリーツカーテンとも呼ばれるヒダ(タック)を取らないシンプルなカーテンスタイルのこと。
一方、量販されているヒダあり(2つ山/3つ山)のカーテンはゆったりとしたウェーブのシルエットがあるもの。
このコンテンツでは、ひと味違うフラットカーテンの魅力とデメリットについて詳しく説明していきます。
一般的なカーテンとフラットカーテンの見た目の違いは?
フラットカーテン(図/一番右)は生地が平らに広がるため、凹凸の少ない見た目でシンプルですっきりとした印象。
どちらかと言えば重厚感というよりも、リラックス感がありミニマリストの方にもおすすめのスタイルです。
遮光カーテンをフラットにするメリット
遮光カーテンにおいて、フラットスタイルにするメリットとは何でしょう。
厚手の遮光生地だからこそ、フラットにする理由があるんです。
デザイン性はもちろん実用的なメリットは下記の4つ!
❶カーテンの柄や刺繍がはっきり見える
プリーツがないフラットカーテンは、カーテンの柄や刺繍がはっきりと見えるため、デザインを重視する方におすすめ。
ヒダのあるカーテンだと、窓のサイズや柄のサイズによってプリーツの谷間に柄が入ってしまうのを懸念される方にも。
お気に入りのデザインや刺繍の遮光カーテンはフラットにすることで、その魅力を引き立ててくれることでしょう。
❷省スペースでお部屋が広く感じられる
ヒダプリーツがないため、部屋全体がすっきりとした印象になります。
空間を広く見せる効果があり、スペースを有効活用したい場合に非常に有効。
フラットカーテンは奥行きを取らない(省スペース)ため、特に狭い部屋や限られたスペースの使用におすすめ。
窓際に収納家具やデスクを配置してお困りの方にも効果的です。
❸生地(量)が少なく軽い
フラットカーテンは、一般的なヒダありカーテンに比べ使用する生地の量が少なく比較的軽くなります。
遮光カーテンは生地が分厚く、高密度に織られているものが多いため少しの差が意外と大きく感じられることがあります。
そのためフラットの場合、軽くて開閉がしやすい利点があります。
さらに地味に大変な洗う時にも持ち運びしやすく、ヒダを気にせずジャブジャブ洗えるので家事もスムーズに行えます。
❹価格が安くなることがある
前述と同様に少ない生地量になることで、フラットカーテンは価格が安くなることがあります。
商品や窓サイズによって様々ですが、”3つ山2倍ヒダ”などの生地を多く使うスタイルと比べると手頃に買えて良かったというお声も頂きます。
これらのメリットから、フラットカーテンはデザイン性と実用性を兼ね備えた選択肢と言えそうですよね。
遮光カーテンをフラットにした場合に起こり得るデメリット
フラットカーテンには多くのメリットがありますが、一方で特定の条件下ではデメリットも存在します。
下記に主なのデメリット4つについて詳しく説明します。
❶ヒダ感のイメージがつきにくい
一般的なカーテンに比べて平面的な仕上がりになるため、ふんわりとしたヒダ感を求める方には想像し難い場合があります。
遮光カーテンは特に、お選び頂く生地の厚みによってヒダの雰囲気が変わってくるため、イメージと少し違ったなんてこともあります。
❷カーテンを束ねた時の生地の収まりが悪い
フラットカーテンは明確なヒダの折り目がないため、束ねたときに生地がまとまりにくい性質があります。
これは開けた状態でも同様に、均一なヒダにすることは難しくルーズな印象を受けられる方もいらっしゃいます。
特に遮光カーテンで生地に張りのある生地をお求めの方は注意が必要です。
❸フラット対応の商品が少ない
市場にはフラットカーテン対応の商品が少ないため、選択肢が限られてしまうことがあります。
※当店では一部商品を除き、ほとんどの生地でフラットスタイルの縫製が可能です。
❹遮光性が下がる可能性がある
生地の性能自体が劣る訳ではありませんが、フラットカーテンは正面から見るとヒダが少ないため直接的に光を受けやすくなります。
反対にヒダありのカーテンは、プリーツの谷部分に光が注いだ場合、影に入って緩和される場合があるためです。
上の写真のようにレールに対して、カーテンが大きすぎると上部のたわみの部分から光が溢れやすくなるため遮光性を高めたい方は注意が必要です。
また下の写真のように、両開き(2枚仕立て)の場合、ヒダの収まりや生地の張り具合によっては真ん中がきれいに閉じずに隙間から光が漏れることもあります。
→気になる方はホームセンターや100円ショップ等にあるマグネットアイテムを使うときれいに閉じることができます。
❺生地によっては安っぽく見える
フラットカーテンの生地は、デザインによっては安っぽく見えることがあります。
シンプルなデザインやマットな生地感のカーテンは、カジュアルな印象を受ける方もいらっしゃいますので注意して選びましょう。
❻大きいサイズの窓は継ぎ目が気になる
フラットカーテンは大きな窓に使用する際、巾継ぎが必要になることがほとんどです。
ヒダのプリーツがない分、継ぎ目が隠れず目立ちやすくなる傾向があります。
商品と窓のサイズによって変わりますので、詳しくはスタッフまでお尋ねくださいませ。
これらのデメリットを考慮すると、フラットカーテンは必ずしも全てのニーズに応えられるとは断言し難いところがあります。
特にヒダ感や遮光性を重視する方や、大きな窓に取り付ける場合は、他のカーテンスタイルも検討してみましょう。
フラットカーテンのヒダ倍率について
ひと口にフラットカーテンと言っても、カーテンレールに対してどのくらい大きく作ればいいか気になりますよね。
▲フラットカーテンは上記画像のように倍率をかけて、生地のゆとり足して仕上げています。
当店では、上記画像の赤枠の【1.1倍】を推奨しています。
特に遮光カーテンは生地が分厚く・張りのある商品が多く、ゆとりを大きく含めてしまうとダボッと見えてしまう場合があるためです。
当店でご購入の場合は、レール幅をご入力いただくと自動的に10%のゆとりが加わるシステムを採用しています。
10%以上にされたい場合には、本来の採寸データよりも多めにご入力をいただき、入力欄の下に御座います仕上がりサイズがお好みのものになっているかご確認をお願い致します。
遮光カーテンをフラットにする場合はフックに注意
フラットカーテンを購入する際に最も注意すべきはフックといっても過言ではありません。
フラットカーテンは必ず【Aフック】を選択しましょう。
ヒダのないスタイルですので、Bフックにしてしまうとカーテンを寄せた際に均等に収まりにくくなります。
フラット用のフックは約7.5cmの短いものを使用する為、Bフックでレールを隠すように上に立ち上げてしまうと手前に倒れてフックが取れやすく、操作性も悪くなってしまう場合がありますので注意しましょう。
レースもフラットスタイルを検討されている方はこちらのコンテンツも参考にしてくださいね。
ヒダありカーテンの場合、ヒダ山(タック)を取っている場所がフックを差す所になっています。
フラットの場合は上部に入れ込む芯地が縦ストライプになっており、好きな位置でフックが差し込める仕様になっています。
フックの個数やフック同士の間隔も任意変更する事が出来るので、ヒダの雰囲気を変えたい方はこちらで調整するといいです。
お洗濯の際には目印をつけておくと便利です!
フラットにおすすめの遮光カーテン
フラットカーテンはシンプルで洗練されたスタイルですが、デザインにこだわることでより遮光カーテンの魅力を引き立ててくれます。
フラットスタイルにおすすめの遮光カーテンを紹介します。
アートに囲まれた暮らし、してみませんか?
お家にいながら、そこはまるでギャラリー。
ポップアートの様なカーテンで、どっぷりとアートに浸ってみませんか?
パッと目を惹くデザインは、インテリアに映える事間違いなし!
今大注目の幾何学アートをカーテンに落としこんだのが、この1枚。
まるで1枚のアートを窓にかけている贅沢感を楽しめます。
ペイントタッチで、大胆に仕上げているところがこだわり。
輝く太陽のような「マンダリンオレンジ」で、ぱっと華やかに
エレガントな深いネイビーのベースに浮かぶ、マンダリンオレンジのリーフ柄。
愛らしさがある上品でフレッシュな印象のオレンジが、お部屋を華やかに彩ります。
ラフなペイントタッチで描いた葉っぱ柄を、リズミカルに配置した楽しいデザイン。
アートを飾るような感覚で楽しめる個性際立つ1枚です。
カーテンが届いた、もうワクワクしてる。
アフリカンプリントのダイナミックで、楽しい雰囲気が詰まった遮光カーテン。
このデザインの最大のポイントは、高級感とモダンさ。
アフリカンプリントのモチーフを大胆な構図と繊細なタッチで表現し、大人の為のアートなカーテンにしました。
見ているだけでわくわくするカーテンで、自分流のアフリカンインテリアを作ってみませんか?
アフリカの伝統的なテキスタイルにインスピレーションを受けてデザインした、素朴なカーテン<プリミティブ>。
空間に温もりを与える、愛らしくもどこかとぼけたユニークさが魅力のアフリカンカーテンです。
遮光2級・ウォッシャブルと、暮らしに寄り添う機能性もばっちり。
※オプションで遮光裏地付きの縫製が可能です。
北欧フィンランドを代表するテキスタイルブランド、marimekko(マリメッコ)の生地をカーテンにお仕立ていたします。
大胆な色使いと独創的なデザインは一度見ると心に残り、気持ちをハッピーにする魅力をもっています。
ウニッコはポピーをモチーフにデザインされた、マリメッコの象徴ともいえるテキスタイル。
そんなウニッコの中でも、カーテンに程よい大きさのピエニ(小さな)ウニッコはフラットスタイルがおすすめです。
※オプションで遮光の裏地が付けられます。
西海岸インテリアを叶える!おしゃれなカーテン
アメリカらしいカジュアルな雰囲気がストレスから解消され、リラックスした空間に。
そんな西海岸インテリアにも合わせやすい当店オリジナルカーテンが登場!
ラフでカジュアルなカーテンは思ったより使いやすい1枚。
眺めているだけでもこころが弾む、チャーミングな遮光カーテンが登場しました。
インテリアのアクセントになる、レトロモダンな可愛い北欧柄と、どんな部屋にも馴染む大人っぽいカラー。
透明なボトルやピッチャーやグラスを描いた、ユニークなラインアート。
ごちゃごちゃしないですっきりと見えるように、そしてアートな雰囲気を際立たせるようにボーダー状にデザインしています。
独特なモチーフとカラフルな色使いこにモードなお洒落感をプラスし、個性的ながらも洗練されたデザイン。
重なり合った月の満ち欠けのようなサークルモチーフ、線と線、モヤのようなぼかしタッチをインクジェットプリントで表現。
世界にここだけにしかない特別なオリジナルプリントです。
他の人と同じじゃつまらない、という個性派のあなたにぴったり!
まとめ
遮光カーテンをフラットにする魅力は伝わりましたでしょうか?
一般的なヒダありカーテンと比べて、少しでもメリットを感じられる方はぜひ挑戦してみてくださいね。
フラットカーテンの魅力を最大限に引き出す遮光カーテンで、毎日の生活をさらに豊かにしましょう!
この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓
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