玄関マットの洗い方に関して、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。もしかしたら、ぬるま湯を使ったり、液体洗剤で揉み洗いをしたりなど、自分なりの方法を確立されている方もいると思います。
ただ、その方法が本当に正しいのかどうか、少し不安になってしまいますよね。
また、洗濯機を使用する場合、他の洋服と一緒に洗うのは衛生面的に問題ないのかも気になるところです。
そこで今回は、玄関マットの洗濯方法の見極め方を紹介。くわえて、洗濯機洗いと手洗いそれぞれの洗い方を3Stepでラグ・マットのプロが解説します。
正しいか分からないけど何となく洗っていた、初めて洗うという方も、安心して玄洗って、玄関マットを清潔に快適に使えますように◎
もくじ
洗濯表示で洗い方の確認をすることからスタート!
玄関マットを洗いたいと思ったら、まずはどのような洗濯方法が可能なのか洗濯表示を確かめましょう。
①家庭で洗濯可能かどうかチェック
まず、「家庭での洗濯禁止」の表示がある場合は、洗濯機洗いも手洗いもできませんので、クリーニングに出すようにしましょう。
また、洗えないラグについての記事も、ぜひ参考にしてお手入れをしてみてくださいね!
②洗濯機の使用可、水温をチェック
洗濯機で洗うことが可能なマットは、上記のように洗濯桶のマークが表示されています。また、表示されている数字より低い温度で洗うようにしましょう。洗濯桶の下部にラインがあるものは弱い力で洗濯するべきものになります。
③洗濯機は使用不可かどうかチェック
上記の表示があるものは、洗濯機で洗うことはできないものの、手洗いであれば可能という表示になります。
④漂白剤の使用可否をチェック
漂白剤は△マークに×がなければ使用可能です。ただし、三角マークに斜線があるものは「酸素系漂白剤」のみ使用可能で、「塩素系漂白剤」は使用しないよう気をつけましょう。
⑤乾燥方法をチェック
□と〇のマークが表しているのは、乾燥機の使用可否です。なお玄関マットの場合は、自然乾燥させるのが一般的なので、あまり乾燥機の使用はおすすめしません。
いかがでしたか?まずは以上の点を参考に、玄関マットの洗濯方法を判断しましょう。
ただし、場合によっては洗濯表示に頼りすぎてはいけない場面もありますので、続いては状況別の細かな判断基準について解説していきます。
洗濯機洗いOKでも手洗いした方がいい場合も
洗濯機洗い可能な場合でも、マットの状況によっては手洗いした方が良い場合があります。
- ・洗濯機の容量に対して、マットのサイズが大きい
- ・マットの素材や耐久性を重視したい
- ・色落ちが気になってしまう場合
また、泥による汚れやペットを飼っているなど、汚れが目立っている時は、手洗いの方が望ましいです。ただし通常の汚れ程度であれば、洗濯機洗いでも衛生面で問題が発生することはありません。
洗濯機OKのマットであっても、状況に応じて臨機応変に対応することを心がけるようにしましょう。
玄関マットの洗濯機洗いの方法3Step
玄関マットの洗濯機洗いの方法について、3stepでポイントを解説していきます。
2.洗濯機の選ぶコース
3.脱水・乾燥
それぞれ見ていきましょう。
①洗濯機に入れる前の準備
洗濯機に入れる前の準備としては、「汚れに対する対処」と「ネットに入れる」の2点を行いましょう。
- ・マットの表面の大きな汚れやゴミを手で取り除く
- ・しつこい汚れに洗剤を直接塗布
- ・漂白剤に漬け置きする(素材により注意)
- ・固いブラシやスポンジを使って、汚れを丁寧にこすり洗いする
以上が完了したら、玄関マットをネットに入れましょう。
マットをネットに入れた方が良い理由としては、マット自体の繊維保護と洗濯機への繊維のからまり防止、他の洗濯物との分離などが挙げられます。
②洗濯機のコースを選んで回す
玄関マットの場合、頑固な汚れが付着していることが多いので、洗濯機の強力洗浄コースなどを選択すると良いでしょう。ただし、あらかじめ洗濯機の使用表示は確認しておいてくださいね。
洗濯機を回す時間としては、通常30分から1時間程度です。頑固な汚れがある場合は、洗浄時間を少し長めに設定すると効果的ですよ。
③脱水・干す
玄関マットの脱水方法と、干し方にもポイントがあります。
脱水方法のポイント
洗濯が完了したら、まずマットを取り出し、余分な水分を手で押し出しましょう。マットの形状が崩れないよう、力の強さには気を付けてください。 洗濯機の脱水機能を使用することもできますが、傷みやすい素材の場合は時間を1分程度と短く設定すると良いです。
干し方のポイント
マットを風通しの良い場所に干し、自然乾燥を心がけましょう。マットの色あせや素材の劣化を防ぐために、直射日光が強く当たりすぎないよう注意が必要です。
マットを室内で干す場合は、風通しの良い場所に置いて乾燥させるようにしましょう。部屋の換気をよくして湿気を逃がすことが大切です。
以上の各ステップのポイントや注意点を抑えて洗濯機を使ったマットの洗濯を行いましょう。
玄関マットの手洗いの方法3Step
玄関マットの手洗いの方法について、3stepでポイントを解説していきます。
2.手洗いのコツ
3.脱水・干し方
それぞれ見ていきましょう。
①手洗いする前にする準備
手洗いする前に、マットの表面にある大きな汚れやゴミは手で取り除きましょう。
その後洗面器やバスタブに水を張り、洗剤を入れておきます。しつこい汚れには洗剤を直接塗布しても良いです。
汚れが強い場合や除菌などをしたい場合は、漂白剤に漬け置きすると良いですが、漂白剤が使用できる素材に限られるのでご注意ください。
②手洗いのコツ
手洗いのコツを紹介します。
前提として手洗いのメリットには、以下の2点があることを理解しておきましょう。
・繊細な衣類や素材を優しく扱える
手洗いのコツとしては、頑固な汚れを目視しながら丁寧にこすり洗いすることです。ただし繊細な素材の場合は、手仕事で優しく扱うようにしましょう。
一方、手洗いのデメリットとして洗浄効果が不安定で、均一な洗浄が難しい点があります。不均一になりやすい点には気を付け、端から順に丁寧に洗うようにすれば洗い残しを防ぐことができるでしょう。
③脱水・干し方
マットを両手で軽く絞り、余分な水分を取り除くようにしましょう。絞り方は強く絞らず、優しく圧迫するイメージです。 絞った後は、風通しの良い場所で自然乾燥させます。
まとめ
玄関マットの洗い方については、多くの方が悩んでしまいがちです。まず大切なのは、ご家庭の玄関マットの洗濯表示をチェックし、適切な洗い方を選択するようにしましょう。
ただし、洗濯洗いがOKな玄関マットであっても、手洗いが望ましい場合もあるので、柔軟に対処することが重要。 洗濯洗いの場合も手洗いの場合も、今回紹介した3ステップ毎のポイントを心がけることで、長く快適に玄関マットを使用できるようになりますよ!
記事を参考に、適切な方法で玄関マットを洗濯しましょう。
また、洗い替えに玄関マットを購入したい。これを機に簡単に洗濯機で洗えるものに買い換えたいという方は、ぜひこちらもご覧ください。
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