夜に透けない(中が見えない)レースカーテンの見え方を専門店が検証してみた!

2024/5/17 2024/7/9

夜に透けないレースカーテン

夜にレースカーテンのみにして室内の風通しを良くしたいけど、外から透けちゃって換気が出来ない…。
夜に外から見えなくなるレースカーテンってあるの?

と言った悩みを抱えていませんか?

実はこういったご相談が当店には多く寄せられており、夜にレースカーテンのみにした際のプライバシー問題で頭を抱えている方は沢山いらっしゃいます。
あまり知られていませんが、なんと夜でも室内が透けない優れたレースカーテンは存在しています!

今回は国内最大級の品揃えがあるカーテンの専門店のプロが、夜に透けないレースカーテンについて詳しくご説明いたします。

そのレースカーテンは、夜になったら外からどんな風に見えるのか?
デメリットなど事前に知っておいた方が良いことはないのか?

と言ったよくある疑問について解説いたします。

実際にお客様からお問い合わせがあった際に、ご案内している内容に沿ってこの記事を構成しております。
夜のレースカーテンのプライバシーに関する悩みは、この記事を読めば全て解決します。

どうぞ最後までお読みくださいね!

夜透けないのは遮像レースカーテン

遮像レースカーテンの手触り

夜に透けないレースカーテンは、「遮像(しゃぞう)レースカーテン」と呼ばれるものです。

ぱっと見た感じは、普通のレースカーテンとあまり変わりません。
触ると普通のものよりも、やや厚手になっている特徴があります。

遮像レースとミラーレースカーテンの違いは夜も透けるかどうか

ミラーレースと遮像レースの比較表

遮像レースカーテンと似たものに「ミラーレースカーテン」と呼ばれるものがあり、こちらの方が知名度が高いです。

そのため、両者の違いは混同されやすいのですが、決定的な違いとしては以下のようになります。

ミラーレース:昼は室内が透けないが、夜は透けてしまう
遮像レースカーテン:昼も夜も透けない

 

つまりは、遮像レースカーテンの方が高い性能を誇るということになります。

夜に透けないレースカーテンが欲しいにも関わらず、間違えてミラーレースカーテンを購入してしまったという声がしばしば当店に寄せられます。

夜に室内が透けないようにしたいのであれば、遮像レースカーテン一択であると覚えておきましょう。

遮像レースカーテンの夜の透け具合を検証

遮像レースカーテンが気になるけど、本当に室内が見えなくなるの?と言った声は当店にもよく寄せられます。
そこで、どれくらい部屋が透けなくなるのか実際に検証してみました。

今回の検証を行った環境

今回、筆者の自宅で検証を行いました。

・時間・・・夜の8時
・部屋…1kのマンションのリビング(4畳くらい)
・状況・・・ベランダから室内を見る形
・窓…横幅130㎝の窓の片側だけ完全に開けた状態(本来ガラス越しが好ましいですが、すりガラスだったため開放して実行)
・部屋の明るさ・・・白色照明の明るさをマックスにした状態(極端に明るいわけではなく、日常を送るのにちょうど良い明るさです)

 

ベランダから室内を見た際の光景はこちら↓

検証に使用した部屋

今回検証でポイントとなったのは正面に突っ張り棒で吊るされた衣類とベッド。
こちらが見えるか見えないかが、それぞれのアイテムの性能を検証する上で重要なポイントとなりました。

遮像と普通のレースカーテンを比較した場合

遮像レースとミラーレースの透け具合の比較

透け具合の比較はこのようになりました。

遮像レースカーテンは中の物がほとんど見えませんでした。

よく見ると、突っ張り棒に掛けてあるシャツの一部が少しだけ透けて見えましたが、これはシャツの近くに照明があったため。
このような特殊な状況でなければ、ほとんどのものが透けないでしょう。

一方、普通のレースカーテンはほとんどの衣類が透ける結果に。
画像だと分かりにくいですが、下のベッドも透けて見え、室内がほとんど見える結果となりました。

遮像とミラーレースカーテンを比較した場合

遮像レースカーテンとミラーレールカーテンの透け具合の比較

透け具合の比較はこのようになりました。

ミラーレースカーテンは右側のシャツが遮像よりも鮮明に見える結果に。
更に遮像では全く見えなかった左の黒いコートなども、若干透けて見える結果となりました。

遮像レースとミラーレースの透けている部分の比較

普通のレースに比べると若干目隠し性能は優れてはいますが、プライベート面で万全とは言えないでしょう。

様々な室内の明るさでの遮像レースカーテンの透け具合

室内の明るさによる遮像レースカーテンの透け具合の比較

続いて部屋の明るさによって、遮像レースカーテンの透け具合がどうなるのか検証しました。
明るさの種類は以下の通り。

・(左)   睡眠時用の暖色照明を付けた状態
・(真ん中)  夜過ごす用の白色照明を中間まで明るくした状態
・(右)   夜過ごす用の白色照明を一番明るくした状態(=先ほど他のレースカーテンと比較した際の明るさ)

 

検証結果は上記の画像の通り。
明るさによって透け具合は大きくは変わりませんでした。

ただ画像では少し分かりにくいですが、夜過ごす用の白色照明を中間まで明るくした状態(画像真ん中)の時に、少しだけ透け感が強くなりました。

とは言え、部屋の中はほとんど見えない状態に変わりありませんでしたので、部屋の中がどんな明るさでも、遮像の目隠し性能は失われないと言っていいでしょう。

遮像レースカーテンのデメリット3つと対策法

ここまで遮像レースカーテンの機能の凄さがお分かり頂けたかと思います。
しかし遮像レースカーテンにはデメリットも存在しております。

ただ夜も室内を透けなくするからとデメリットを知らないまま購入すると、後悔することにもなります。
ここでは遮像レースカーテンのデメリットを紹介して参ります。

通気性が良くない➡対策:ボイルレースを選ぶと若干風を通す

遮像のボイルレースカーテン
遮像レースカーテン まるでドレスのような、上品な生地。なのに、機能性も抜群な遮像レースカーテン! <イルダ ナチュラル>

一番のデメリットは通気性があまりよくない点です。
生地が普通のものと比べ厚手になるので、その分風も通さなくなってしまいます。

【対策】
ボイルレースタイプのものを選ぶと、風通しは良くなります。
しかし、そうすると遮像レベルは若干落ちることになります。

つまりは風通しと遮像効果は相反するものなので、風通しを優先するならボイル×遮像のレースカーテンを選び、目隠し効果を優先するなら遮像のみのものを選びましょう。

>>遮像×ボイルのレースカーテン一覧はこちら

室内から外が見えない➡対策:なし

遮像レースカーテンは通常のものよりも、生地が厚くなってしまっています。
そのため、室内から外が見えにくいというデメリットもあります。

【対策】
外が見えないデメリットに関しては対策方法がありません。
どうしてもというのであれば、レースはミラーレース、厚手は遮光カーテンにするという選択肢はあり、遮像レースカーテンは諦めることになります。

昼間は室内が暗くなる➡対策:採光機能付きのものを選ぶ

明るい部屋のレースカーテン
遮像レースカーテン とろけるようなシルクタッチがたまらない極厚レースカーテン <ミリュー>

遮像レースカーテンは光も遮ってしまうので、他のレースカーテンよりも室内がやや暗くなります。

生活するに支障はありませんが、日中は明るい部屋で過ごしたい!という人には不向きかも知れません。

【対策】
昼間室内が暗くなるのが気になるのであれば、採光機能がついたものを選択しましょう。
採光機能を付けても遮像性能が落ちることもありませんが、遮像と採光を両立するレースカーテンは多くないため、デザイン面などの選択肢は限られてしまいます。

 

おすすめの遮像レースカーテン3選

ここまで遮像レースカーテンの効果やデメリットを紹介してきました。
これらを踏まえて、おすすめの遮像カーテンを5つ紹介いたします。

①機能数最多なのに安い!コスパ最強の遮像レースカーテン<テッド アイボリー>

ソファがあるリビングのレースカーテン
遮像レースカーテン 定番機能に加えアレルギー対策も!文句なしの最優秀遮像レースカーテン <テッド アイボリー>
金額 ¥2,700(税込)
機能 昼夜透けにくいプライバシーレース・遮熱27%・保温20.9%・UVカット率90.1%・洗濯可・アレルバスター
配送日 最短・6営業日出荷 ※土日祝を除く
特徴 機能性数最多
向いている人 コスパ重視の人、遮像以外にも様々な機能が欲しい人、部屋を快適に保ちたい人

コスパ重視ならこちらの商品がおすすめ。
機能性最多にも関わらず、最安値クラスの価格帯の商品になっています。

アレルバスターという、花粉やハウスダストを除去する機能が付いているのも特徴。
これ1枚で室温問題やアレルギー問題など様々なトラブルを解決に導いてくれます。

②ふわふわの手触り×豊富な機能性の人気商品!<ふわりぃ ナチュラル>

窓辺のレースカーテン
【最短・翌日出荷】遮像 レースカーテン とろけるような手触りがたまらない、多機能レースカーテン <ふわりぃ ナチュラル>
金額 ¥5,400~(税込)
機能 昼夜透けにくいプライバシーレース・採光・遮熱25.7%・保温25.2%・防炎・UVカット率80.7%・洗濯可
配送日 平日14時までのご注文で、最短・翌日出荷
※土日祝を除く
特徴 機能性豊富、手触り抜群、人気商品
向いている人 手触り重視の人、人気商品が欲しい人、機能性をある程度重視する人

こちらの商品は何といってもふわふわの手触りが特徴。
レースカーテンは開け閉めの回数も多いため、手触りは重要なポイントの一つ。

手触りだけではなく機能性の多さも当店最多クラスで当店でも人気の遮像レースカーテンになっております。
手触り・機能性どちらも捨てられないという方におすすめの商品です。

③定番の機能は抑えつつも幅広いカラバリが特徴の<タント>

並列してかかっている様々な色のレースカーテン
豊富なニュアンスカラー20色!定番機能もしっかりついたコスパ抜群の1枚♪ <タント>
金額 ¥3,400~(税込)
機能 昼夜透けにくいプライバシーレース・遮熱31.6%・保温23.8%・UVカット率84.2%・洗濯可
配送日 平日10時までのご注文で、7~9営業日出荷の商品
※土日祝を除く
特徴 カラバリ豊富
向いている人 様々な色から選びたい人

カラバリの多さが当店最多のこちらの商品。
どれもニュアンスカラーになっており主張し過ぎないので、お部屋に馴染みやすいのも特徴です。

機能性も遮光・遮熱など人気機能は抑えているので、「必要最低限の機能は欲しいけどデザイン性も捨てられない」という人におすすめです。


他にも当店には様々な遮像レースカーテンをご用意しております。
今回紹介しきれなかった優れたデザインのものから、機能付きのものまで多数ご用意しておりますので、是非一度覗いてみて下さいね。

遮像レースカーテンの一覧ページへのバナー
機能性抜群なのにデザインも豊富!一覧ページはこちら

まとめ

今回ご説明した内容を振り返ります。

・夜に透けないカーテンは遮像レースカーテンと呼ばれるもの
・検証の結果、他のレースカーテンよりも透けないことが明らかに
・風通しがあまりよくない、昼間に若干室内が暗くなるなどのデメリットもあるので、購入の際は考慮すること

 

となります。

遮像レースカーテンを取り入れれば、夜にレースカーテンのみにして室内を透けさせなくすることが可能となります。
夜のレースカーテンのプライバシー問題で悩まされいてる方はぜひご検討ください!

遮像レースカーテンや今回登場したミラーレースカーテンががお昼にどんな透け具合になるのか気になる方は、こちらの記事をご覧くださいね。

遮像レースカーテンは外から見えない?風通しは?検証してみた【メリット・デメリットも解説】

中から見えて外から見えないミラーレースカーテンの目隠し性能は本当?専門店が検証

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓

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