フローリングや畳等固めの素材と異なりラグは掃除機がかけにくいと感じられている方は多くいらっしゃると思います。

実際、ラグ掃除では掃除機がけはおすすめしません。
今回その理由と代わりのお掃除方法を、ラグの販売店のスタッフが解説します。

これを読めば、ラグの掃除機に関するお悩みは解決！
どうしても掃除機で掃除したい場合の方法や、最適なお手入れ方法が分かります。

是非最後までご覧くださいね。

ラグに掃除機をかけることをおすすめしない2つの理由

フローリング、カーペット、畳等の床に張ってある素材と異なりラグは掃除機をかけたときの ストレスありますよね。

頑張って掃除機をかけても実は綺麗になってないんです！

主流となっている2つの代表的なラグがなぜ掃除機がけが向いていないのかを説明します！

理由①：毛足の長いラグは付け根のゴミまで吸わないから

毛足の長いラグは一般的な掃除機では十分に吸引できません。
掃除機をかけていてもラグの毛足に絡まり掃除機のヘッドがスムーズに前へ進まない事もしばしばおこります。

一見きれいになっているように感じるかもしれませんが、根本には埃や毛などのゴミが残ってしまっています。

更に毛足の深い部分のゴミを吸おうと、何度もラグを掃除機で吸い付けることで劣化も早くなるリスクもあります。

理由②：薄い生地は生地ごと吸い劣化が早まるから

キルティングなどの薄い生地のラグは掃除機をかけると生地ごと吸い込んでします。
それを繰り返しているうちに生地を傷めてしまい、毛羽立ちなども目立ってきてしまいます。

掃除機で生地ごと吸い込むと、掃除するどころか掃除機のヘッドの奥にラグが吸われて雑菌が付着することにもなってしまいます。

それでも掃除機をかける場合に注意すること2つ

それでも、どうしても掃除機をかけたい人もいますよね。
ここでは、そんな方向けに掃除機のかけ方やラグ掃除に向いている掃除機をご案内します。

注意点①：一方向だけに掃除機をかけない

ラグに掃除機をかける時には、毛足を逆立てるようにしてゆっくりとかけましょう。
また同一方向にかけるのではなく 、十字や斜めにかけたりすると、埃や髪の毛を効果的に取り除けます。

ゴミを吸い取ったら、 毛足を戻すように最後にもう一度掃除機をかけましょう。

注意点②：ゴミを掻き出すヘッドや吸引力の高い物を選ぶ

自走式、パワーブラシのゴミを掻き出せるヘッドを選びましょう。
毛足の長いラグは吸引力の高いもの、キャニスター型なら300～500W程度、スティック型なら50～100W程度を目安にしてみましょう。

掃除機以外の方法でラグを清潔に保つ方法

ここでは掃除機以外でラグをお手入れする方法をご紹介します。
掃除機よりもラグを美しく保つことが出来ますので、こちらの方法がおすすめです。

方法①：ゴム手袋で掻き出す

ラバーブラシのような専用の掃除グッズをわざわざ購入しなくても、ご自宅にあるゴム手袋をはめてて流れに沿って掻き出してください。

根本に入り込んだ毛、埃が浮き上がってきます。

方法②：スチームアイロンをかける

濡らしたタオルを固く絞りラグの上へ敷きます。
その上から温度設定を強にしたアイロンのスチームを1カ所あたり約30秒を目安にしっかりとかけます。

ダニの駆除には効果的方法です！

手入れしても汚れが目立つなら買い替えを検討

ラグの寿命は時期より状態をみて！
毛がへたってる、色があせてきた、汚れが目立つ、敗れている等が寿命のサインです。

また、掃除がしやすいラグの選び方も解説しています。
よろしければ、こちらもご覧くださいませ。

掃除しやすいラグの選び方とおすすめ22選！2000商品扱う販売店が解説

まとめ

いかがでしたか？
メンテナンスをこまめに行いながら、お気に入りのラグのある生活を楽しんでください！

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