
窓辺で強い日差しを遮ってくれる遮光カーテン。
快適なお部屋づくりに欠かせない定番アイテムですが、
「遮光カーテンを買ったはずなのに、なんだか思ったより明るかった…」
「遮光等級とか遮光裏地とか色々あって違いがよく分からない…」
そんな経験ありませんか?
カーテンで遮光する方法は大きく2つあります。
1つ目は、遮光カーテンを使う方法。
2つ目が、遮光裏地をつける方法。
とは言っても自分の家の窓にはどちらが適しているのか、判断するのは難しいですよね。
そこで、この記事では遮光カーテンと遮光裏地それぞれの役割を、窓装飾プランナーの資格を持つ窓回りのプロが徹底解説!これを読めば、自分の暮らしにぴったりの遮光方法が見つかりますよ。
- ・遮光カーテンと遮光裏地の違い
- ・失敗しない遮光カーテン選びのポイント
- ・遮光裏地をつけた方が良いケース
- ・遮光裏地のデメリット
遮光カーテンと遮光裏地はここが違う!
光を遮ってくれる、遮光カーテンと遮光裏地。
それぞれを端的に説明するならば、
遮光カーテンはその名の通り光を遮るカーテン本体、
遮光裏地はカーテンの性能をアップさせるオプションアイテム
そう、名前こそ似ていますが、実は役割が大きく異なるんです。
まずはそれぞれの特性と役割をチェックしていきましょう!
遮光カーテンは1枚でも遮光性のあるカーテン

遮光カーテンは、その名前の通り「光を遮る」カーテンを指します。レールにかけるだけで簡単に遮光ができるので、まず初めに検討するのは遮光カーテンが良いでしょう。
では、なぜ冒頭でお話したような「遮光カーテンを買ったはずなのに思ったより明るかった」ということが起こるのでしょうか?
遮光カーテンは「遮光性試験」をクリアしたカーテンが謳える機能で、どれだけ光を遮るかを基に1~3の等級で分類されます。
- ◆1級(遮光率99.99%以上)
- ◆2級(遮光率99.80%以上99.99%未満)
- ◆3級(遮光率99.40%以上99.80未満)
この1~3級の「遮光等級」が、実は遮光を語る上で外せないポイントなんです。
上の画像は、できるだけ似た色味でそれぞれの遮光等級を比較した画像です。
※当店では1級遮光のカーテンの中でも「特殊な裏面加工を施したほぼ100%遮光の生地」を使用したカーテンを「完全遮光」に分類しているので、遮光をしない「非遮光カーテン」と合わせると全部で5段階での表示になっています。
同じライトグレーでも、光の入り方が随分異なるのがお分かりいただけると思います。例えばできるだけお部屋を真っ暗にしたい場合、2~3級カーテンの遮光性では物足りないのではないでしょうか?
だからこそ、遮光カーテンを選ぶ際は遮光等級に注意が必要です!
遮光裏地はカーテンの遮光性能をアップさせるアイテム
次に説明するのが「遮光裏地」
こちらはカーテンの遮光性をアップさせるオプションと捉えていただくと良いでしょう。
カーテンの裏側に遮光性のある生地を縫い付けて2枚仕立てにすることができます。これにより下記のような効果が見込めます。
・遮熱、保温性アップ
・表地の日焼け、変色防止
こと遮光性に限ってお話しするならば「気に入った生地の遮光性が物足りない」という場合に「遮光裏地」をつけると、お気に入りのデザインのまま遮光性をアップできる!というわけなんです。
失敗しない遮光カーテン選び3つのポイント
遮光カーテンと遮光裏地それぞれの役割が分かったところで、今度は納得できる遮光性を叶えるにはどうしたら良いかをチェックしていきましょう!
まずは遮光カーテン選びのポイントを3つご紹介!
自分の好みの遮光レベルを確認する
先述の通り、遮光カーテンは1~3級(当店の場合は+完全遮光)に分類されます。
まずは自分がどれくらい遮光をさせたいのかを考えてみましょう。
遮光等級 | 完全遮光 | 1級遮光 | 2級遮光 | 3級遮光 |
見え方 | ![]() |
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遮光率 | ほぼ100% | 99.99%以上 | 99.80%以上99.99%未満 | 99.40%以上99.80未満 |
閉め切った時の使用感の目安 | 生地自体からの光漏れはなく完全に光を遮断 | しっかりと暗くなるため人の顔の識別は困難 | 人の顔や表情が分かる | 人の表情もしっかり分かるが作業をするには暗い |
こういう人に おすすめ |
・とにかく光を遮りたい方 ・ホームシアターを楽しみたい方 ・室内のシルエットが映らないようにしたい方 |
・しっかりと光を遮りたい方 ・高い遮光性と生地感を両立したい方 ・室内のシルエットが映らないようにしたい方 |
・朝になっても真っ暗というのは嫌な方 ・暗すぎると足元が不安な方 |
・眩しくならなければOKという方 ・暗すぎると足元が不安な方 |
デメリットや 注意事項 |
・通常のカーテンと比べると生地が硬い ・縫製の際に発生するミシン目からの 光が気になる場合がある |
・明るい色を選んだ場合に遮光性が弱く 感じるケースがある |
・日中も真っ暗にして眠りたいという方には 物足りない遮光レベル |
・日中も真っ暗にして眠りたいという方には 適さない遮光レベル |
シャッター代わりに使うなら完全or1級遮光がおすすめ | 柄や素材感が豊富なのは2~3級遮光 |
大きく区分けをすると、
- ◆しっかり遮光をしたい・室内のシルエットが外に映らないようにしたい
- →完全遮光か1級遮光
- ◆光は遮ってほしいけれど、真っ暗になるのは嫌
- →2~3級遮光
という考え方をしておくと、大きな失敗をせずに済むのではないでしょうか。
生地を選ぶ前に、まずは好みの遮光レベルを把握するというのは遮光カーテン選びで特に大切なポイントです。
とにかく暗くしたいなら、明るい色より暗い色が◎
自分の希望の遮光レベルが分かったら、あとはその等級を探すだけ…と思った方はちょっと待った!
遮光等級を目安に探すのはもちろんですが、もう一点、注意するべきポイントがあります。
それは、同じ遮光等級でも色によって体感が変わる、という点です。
上の写真は1級遮光カーテン「ブリリアント」の画像です。同じ1級遮光カーテンですが、左のエクリュの方が右のチョコレートと比べて光を通しているように見えるのではないでしょうか?しかし数値としては、どちらも99%光を遮る1級遮光カーテンなんです。
これも遮光カーテンならではの落とし穴のひとつ。とにかく遮光性を確実にしたい!という場合は「明るい色よりも暗い色」を選ぶようにすると良いでしょう。
当店の場合だと「無料生地サンプル」をお送りすることが可能なので、時間に余裕がある場合は、実際の生地を窓辺に透かして確認してみるのもおすすめです。
明るい色で遮光をしたいなら完全遮光!
とにかく遮光はしてほしい、でも明るい雰囲気のお部屋にしたいから明るい色を選びたい!そんなあなたには完全遮光カーテンがおすすめです。
裏面にアクリル樹脂を使用した特殊加工を施すことで遮光性をアップさせているので、表地が明るい色でも遮光性が◎
真っ白なカーテンで真っ暗、という通常のカーテンだと難しいことも、完全遮光なら叶います。
(※カーテンの隙間からの光や、縫製時に発生するミシン目からの光漏れは発生します。予めご了承ください。)
遮光等級別おすすめカーテン
遮光カーテンの選び方が分かったところで、各遮光等級ごとのおすすめカーテンをご紹介します♪
完全遮光カーテン:アルタ

高い機能性はもちろん、おしゃれな艶感にまでこだわった完全遮光カーテン「アルタ」。
ジャガード織り機を使用して織り上げた表地は、繊細な艶(つや)感と立体感が魅力。ただの無地ではちょっと物足りない、そんなあなたのための完全遮光カーテンです。
1級遮光カーテン:優

やさしい色をこよなく愛するディレクターが提案する「優しいキモチになれる」お部屋づくり。そんな空間にふさわしい、ニュアンスカラーの1級遮光カーテン「優」。
ざっくりとした素朴な生地感も「やさしいインテリア」にぴったり。さらに、優れた遮光性・遮熱・保温、ウォッシャブル機能に加え、ドレープの美しさを保つライトウェーブ加工まで!
幸せムードたっぷりの、寛ぎのリビングにぴったりのドレープカーテンです。
2級遮光カーテン:コテージ

お部屋のインテリアをぐっと引き締めてくれる12色のスモーキーカラーと、ちょっと上質なジャケットのような味わい深く、織り感のあるテキスタイル。
色味と生地がかけ合わさってできた、ただの無地じゃない、お洒落なカーテンです。少しずつニュアンスの違う絶妙な色味の中からお気に入りを見つけてくださいね。
3級遮光カーテン:ネーナ

お洒落なデザイン+遮光3級のうれしいカーテン。
真っ暗にしないと眠れない、という方の寝室以外は、遮光3級程度のカーテンがおすすめ。さらに遮光性をUPしたい時は、裏地オプションもお選びいただけます。
遮光裏地をつけた方が良い3つのケース
今度は「遮光裏地」について掘り下げていきましょう。先述の通り、遮光裏地は表地の機能性をアップさせるためのオプションです。
では具体的にはどういう場合に遮光裏地をつけた方が良いのでしょうか?
代表的なケースを3つご紹介します。
気に入ったデザインのカーテンの遮光性がもの足りない場合
1つ目はカーテンの遮光性をアップさせたい場合です。
お気に入りのカーテンを見つけたけれど求めている遮光等級よりも低かった、そんな時こそ遮光裏地の出番。

非遮光のカーテンでも、裏地をつけるとこの通り!遮光性ばっちりのカーテンに仕上がります。
例えば3級遮光のカーテンを1級遮光にしたい!という場合は、1級遮光の裏地をつけることで1級遮光相当の遮光性になります。
遮光裏地にもそれぞれ遮光等級があるので、しっかりチェックしてくださいね!
遮光性だけでなく「遮熱・保温性」もアップさせたい場合
2つ目は、遮光性だけでなく「遮熱・保温性」もアップさせたい場合です。
遮光裏地をつけると、表地と裏地の間に空気の層がうまれます。実はこの空気層が、遮熱・保温性をあげてくれるんです!
近いイメージとしては魔法瓶があげられるかもしれませんね。(もちろん密閉するわけではないのであくまで仕組みのイメージですが)
夏も冬も窓辺でサポートしてくれる、縁の下の力持ちな機能。冷暖房の電気代を浮かすのにも一役買ってくれる機能です。
カーテンを長くキレイに使用したい場合

3つ目はカーテンを長く使いたい場合です。
遮光裏地をつけると表地が直接に日光にさらされることを防いでくれるので、カーテンの日焼けを防ぎ、結果として表地を長くキレイな状態で使用することができます。
カーテンが日焼け?と思われるかもしれませんが、例えば無地のカーテンでも長~くご使用いただく中で、より窓に近い谷の方だけ変色してしまって気が付けばストライプのカーテンに、なんていうことも。
お気に入りのカーテンをより高機能で、よりキレイに長くお使いいただけるのが、遮光裏地のすごいところです。
遮光裏地をつけることによる2つのデメリット
機能性もあがって、生地の日焼けも防げると、一石二鳥も三鳥もある「遮光裏地」。気になるデメリットもチェックしていきましょう。
価格が上がる
遮光裏地をつけると、一つのカーテンで実質2枚分のカーテン生地を使用します。
その分だけ費用がプラスになるので、遮光裏地付きのカーテンは1枚仕立てのものと比べるとどうしても価格があがるのがネックなところと言えるでしょう。
とはいえそれを上回るメリットがあるのもまた事実。リビングや寝室のような「長い時間を過ごす部屋」には、遮光裏地をつけるのがおすすめです◎
カーテン自体が重たくなる
もう一つのデメリットとしては、カーテン自体が重たくなることがあげられます。
カーテンが重たくなると…
・古いカーテンレールや下地が不十分なところに設置されたカーテンレールの場合、重さに耐えられない可能性がある
・お洗濯の際に取り外したりかけ直したりというのが大変
という懸念がでてきます。
カーテンレールに不安がある窓や、お洗濯の回数が多い場所の場合は、遮光裏地をつけない方が安心かもしれません。
まとめ

いかがでしたか?
遮光カーテンと遮光裏地、名前だけ聞くと似ていますが、それぞれの役割や選ぶポイントがあります。ポイントをしっかりと押さえておけば、イメージ通りの遮光性をもったカーテンを見つけられることでしょう。
あなたのお部屋にぴったりのカーテンが見つかりますように!
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