これから一人暮らしを始める、または一人暮らしをしている男性の中には、「せっかくなら、おしゃれな部屋で過ごしたい！」と思っている方も多いはず。
しかし、まず何から揃えればよいのかもわからないと悩んでいる方が大半です。

そこで今回、一人暮らしの男部屋のインテリアの作り方についてインテリアを扱う専門店のメンズバイヤーが解説していきます。

普段多くのインテリアカットを撮影する、お部屋のコーディネートに詳しいプロが監修しますので、この記事の手順通りに部屋つくりをすることで、あっと言う間におしゃれな部屋が完成！

いっしょにモテるおしゃれな一人暮らしを叶えましょう！

まずは理想のインテリアテイストを決めることが必須

男性のおしゃれな部屋作りには、インテリアのベースを決めることが重要です！

ベースが決まらないと、アイテムのテイストやカラーも決められません。
結果的にちぐはぐな部屋になってしまう可能性が高いです。

そのためインテリアのベースは先に決めておきましょう。

男の一人暮らしにおすすめのインテリアテイスト5選

とは言っても、中々自分の理想の部屋を決めることは難しいかもしれませんね。

そこで有効策となるのが、「こうしたい！」と思うインテリアテイストから選ぶことです。
ここでは男性におすすめのインテリアテイストをご紹介いたします。

①モダンインテリア

シンプルと個性の混在、ホテルのような非日常感を感じさせるモダンテイスト。
直線的ですっきりとした、生活感を感じさせないモダンな空間は、誰もが憧れるはず。
女性人気も高い、ユニセックスなインテリアテイストです。

基本はホワイト、ブラック、グレーを主体とし、カラーや柄物はアクセントとして使うと効果的○
部屋全体がシンプルだからこそ、アクセントが個性として効いてくる、おしゃれな一人暮らし空間に仕上がります。

②ヴィンテージインテリア

時間経過によって育てられたような渋さがかっこいいヴィンテージテイスト。
かすれなどほどよい汚れ感も味として愛するヴィンテージ空間は、男らしい空間に仕上がります。

落ち着いたオークやダークブラウンカラーの木目調家具を基調に、彩度を低く抑えたアイテムでまとめることで雑音の入らない落ち着いた印象に。
植物とも相性が良く、カフェのようなリラックスできる空間に仕上がります。

③韓国インテリア

トレンドと自分らしさを織り交ぜた、韓国テイスト。
モダン、ミッドセンチュリー、ポップなどあらゆるテイストの良いところを吸収し、自らのセンスでまとめ上げることで個性のある空間に仕上がります。

シンプルなモジュール家具を使って、シンプルでユニセックスな印象。
そこに、カーテンやファブリックに独特な柄を取り入れてセンス良く個性を表現することで、あなたにしか作れない唯一無二の空間に仕上がります。

④ナチュラルインテリア

心地よい風が流れるようなゆったりとしたナチュラルテイスト。
まるで自然の中で過ごしているかのような、安息感があるお部屋でリラックスできます。

ナチュラルインテリアは素材選びがなによりのポイント。
コットンやリネンなどの自然素材を取り入れれば、心から安らげる空間に仕上がります。

⑤インダストリアルインテリア

アメリカ ブルックリンの現地カフェのような、工業的で重厚感のあるインダストリアルテイスト。

無機質なアイアン調の家具でコントラストを強調した、メリハリのある空間がかっこいいテイストです。
無機質な空間の中に、少し温かみをプラスするのがポイント。
男らしさが存分に発揮される、かっこいいインダストリアルインテリアに仕上がります。

アイテムは「優先してこだわるもの」と「余裕が出来たらこだわるもの」で分かれる

理想の部屋が決まったら、次のステップは家具や雑貨などのアイテムを揃えること！

ただ部屋造りに必要なアイテムは沢山あり、それから揃えるのか頭を抱えてしまいがち。
加えて、全てをこだわろうとすると中々の出費になりますので、全てのアイテムを理想通りに揃えることは中々難しいかもしれません。

しかし実は、アイテムの中にも部屋造りに重要なアイテムとそうではないアイテムが存在しています！

ここでは、

 

に分け、どんなアイテムを優先して揃えたら良いのか解説していきます。

優先してこだわるべきアイテム5選

ここからは、おしゃれな一人暮らしを始めるにあたって優先的にこだわるべきアイテムをご紹介します。

インテリアをまとめて揃えるうえで、充てられる予算も限られていると思うので、
是非予算組みの参考にしてください！

フロアマット・フロアタイル

引っ越し前に準備しておきたい&やってよかったDIYとしてがよく挙がるのが、床色を変えられるフロアマット・フロアタイルです。

床色や壁色が部屋のベースカラーとなり、部屋の印象を大きく左右するので、目指すテイストとマッチしない床なのであれば真っ先に取り入れるべきアイテムです。

また、賃貸の部屋にフロアマット・フロアタイルを敷いておけば、床に傷が増えることも防げるため、引っ越しの家具搬入前に敷いておくことをおすすめします。

カーテン・ブラインド系

部屋の印象を大きく左右するカーテン。
面積の大きい窓であればあるほどカーテンの与える印象は大きくなるので、気に入ったものを揃えるようにしましょう。
カラーや柄もたくさん種類があるので、他のインテリアのカラーを考慮して選んでみてください。

男部屋なら柄を大胆に使っても個性が光るかっこいい印象の空間に仕上がります。
遮光や遮熱・保温など機能もさまざまあるので、生活の質もぐっと上げてくれます。

窓辺の印象をすっきりとさせたいならブラインドもおすすめです！

シンプルなアルミブラインドから、木目調アルミブラインドなど、
賃貸のカーテンレールに取り付け可のブラインドもあるので、是非ご覧ください。

テーブル・デスク

生活の基盤となるテーブルは、インテリアのおしゃれさにおいてかなり重要な位置付けになります。

木製のテーブルを置くなら、他の家具と色味を揃えることを意識しましょう。
トータルコーディネートとして一番重要な部分なので、好きな木材や色味、木目からテーブル、その他家具を合わせて選んでみてください。

椅子・ソファ系

テーブル、デスクと同じように生活の基盤となる椅子・ソファはかなり重要です。
ソファを置くとなると大半はソファで過ごすことになるので、一番初めに決めるのが吉です。

 

このようにインテリアに合わせた素材選びをすることをおすすめします。

在宅ワークがある場合は、チェアの座り心地などの考慮も必要となるので、こだわり始めたらキリがないです。

なので、椅子・ソファ系は予算に余裕があるうちに決めてしまったほうが後悔なくおしゃれなインテリアを作り上げることができます。

照明

備え付けのシーリングライト(蛍光灯)から、間接照明にするだけで、夜の雰囲気がぐっとおしゃれに仕上がります。

部屋全体が明るくなるものの、立体感がなくのっぺりしてしまうシーリングライトに対して、間接照明は、光が柔らかくなり、空間に奥行や空間にメリハリをつけることができます。

ぐっと手の込んだ部屋に近づき、おしゃれに仕上がります。

落ち着いた雰囲気で過ごせる空間は、自分の心の健康も保ってくれる一因となってくれます。
また、ライト自体のデザイン性も幅広いので、昼間でもおしゃれさがプラスされる、おしゃれなインテリアにかかせないアイテムです。

余裕ができたらこだわりたいアイテム

ここからは、無理してこだわる必要はないけど、お金に余裕ができたら取り入れたいアイテムをご紹介します。

ベッドフレーム

好み次第で値段は上がりますが、布団でフレームは隠れるので、あまりこだわらなくてもおしゃれさにはそれほど影響はありません。
それより、ベッドリネンのデザインや質感にこだわるほうを優先することをおすすめします。

一人暮らしであればほとんどが1R,1Kだと思われるので、生活空間に常にベッドを置くことになります。
なので、お金に制限があるならベッドリネンを優先とし、ベッドフレームは後からこだわることをおすすめします。

服をかけるラック

正直、服をあまり持たない人には場所を取るだけで、あまり必要のないアイテムです。
クローゼットに入らないほど服をたくさん持っている人も、服で部屋自体もおしゃれに仕上がるのでラック自体のデザインにお金をかける必要はなさそうです。

どうしてもクローゼットに入りきらないとなってから揃えることもできるため、優先度は低くしておくべきです。

プロジェクター

映画館気分で映像作品を楽しめ、壁に動画を流しておけばインテリアとしても機能してくれる優れものです。

自分も一人暮らしを始めてからしばらくして取り入れました。
QOLはかなり上がりますが、おしゃれな部屋を作る上での優先度は低めなので、ある程度部屋が完成してから取り入れることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまでをまとめると

まずはインテリアのベースを決めること。
そこから優先すべきアイテム揃えてから、徐々に追加していくこと

がおしゃれな一人暮らしへの近道です。

趣味のアイテムをディスプレイしたり、個性的なファブリックを選ぶなど自分らしさを表現することで、あなたらしいおしゃれな部屋に仕上げていきましょう！

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