夏にはひんやり過ごせるラグを選びたいけど、クッション性も捨てがたい。そんな要望をお持ちの方も多いのではないでしょうか。夏向けの商品だと涼しさは感じられるけど薄くて底付き感があり、座っているとお尻が痛くなることもありますよね。

また、ひとくちに涼しく快適に過ごせるラグといっても「触ったとき質感」のほか「見た目のひんやり感」も大切になります。そのほか、厚みがあるものだと洗えず汗や臭いが気になってしまう…なんてリスクも。

そこでこの記事では、「夏にひんやり使える厚手のラグの選び方」を解説。ラグ・マット2,000商品の中から、おすすめの厳選商品も紹介していきます。ラグ選びの参考にしていただき「夏がもっと好きになれる」そんなお部屋をぜひ作ってみてくださいね。

ひんやり過ごせるラグを選ぶ2つのポイント

夏に快適に過ごせるラグ選びは、以下2つのポイントを押さえることが大事です。

 

それぞれどのようなところに注目すればいいか、解説していきます。

①触ったときの感触・吸湿性

触った時にひんやりするものや通気性・吸湿性に優れたラグであれば、夏でもサラサラ快適です。

涼感に優れたものを探すなら、接触冷感ラグがおすすめ。他にもレーヨンやナイロン素材のラグもいいでしょう。

さらさら感を重視しているのであれば、コットンやウールなどの天然由来の素材のラグも適しています。天然素材はオールシーズンでも使いやすいですよ。

②見た目の涼やかさ

夏は見た目に涼やかなラグを選ぶことも重要です。実は見た目や色だけでも、心理的な体感温度が違ってくるからです。

シンプルなデザインであれば、ブルーやグリーンなどの寒色系の色がベースのラグを探すと涼しく感じられます。その他にもホワイトやベージュなど明るいトーンも清潔感があり、夏用のラグにもってこいです。

デザインにもこだわりたければ、北欧系のデザインのラグを探すといいでしょう。幾何学や自然をモチーフにした柄のものもおすすめ。すっきりしていて、涼しげな印象を与えます。

厚みやクッション性のある夏ラグを選ぶ2つのポイント

続いて「厚みがあってクッション性のあるラグ」の選び方を見ていきましょう。厚みのあるラグで注目したいのは、2つのポイントです。

中材にウレタンが使われたor毛足の詰まった1～2.5cm以上のものを選ぶ

おすすめなのは、中にウレタンや中綿がしっかり入っているものです。最低でも1cm以上のもの、極厚のものを希望するなら2～2.5cm以上のものを選ぶと良いでしょう。

ウレタンは触るとぺたっとした感触のため、そのまま使うと暑苦しく感じてしまいます。そのため中材としてウレタンが使われており、外側が接触冷感機能があったりポリエステル製で毛足の短かったりするラグを探してみてください。

厚みがあれば涼しいお部屋で昼寝もできますし、たとえば赤ちゃんがハイハイしても膝が痛くならないですよね！

②気兼ねなくいつでも清潔な洗えるラグ

いくら涼しげなラグでも、夏場に使用すればどうしても汗をかくでしょう。そのままにしていると清潔感や衛生面が気になるかもしれません。そこでウォッシャブルタイプのラグを選ぶのがおすすめです。

厚手のものだと洗えないこともあるので、特にここは注目しておきたいポイントです。手洗いのものよりも、自宅の洗濯機で丸洗いできるものが特におすすめ。定期的に洗濯機にかけておけば、いつでも手軽に清潔な状態でラグを使用できます。

夏におすすめ！ひんやり使えてクッション性のあるラグ9選

夏にひんやりさらっと快適に使えて、クッション性のある厚手のラグ7選を紹介していきます。

①マイナス6℃の冷涼感を体感できる夏ラグ＜フレンチボーダ＞

大手ラグメーカー「スミノエ」が開発した、画期的な仕組みの冷感ラグ。体重がかかると、特殊ポリマーの中にある物質が吸熱して冷却します！

メーカーの実験では、室温22度で使った綿100％カーペットと、室温28度で使った「フレンチボーダー」では、熱の移動量が同等だったという結果が出ています。室温を28度に保ったままで室温22度の綿カーペットと同じような涼感が期待できます。

さらに、20度以下の室温の場合、この仕組みが作用せず冷たくなり過ぎないのが嬉しい所。冬も快適に使用できるオールシーズン快適な1枚です。

②ウレタン入りでふっくらと快適に過ごせる冷感キルティングラグ＜ランダ＞

触った時に快適に感じられる温度にこだわった、接触冷感ラグです。さらに、ウレタン入りで全体が15mmという厚みもしっかりの1枚。もちっとした踏み心地が癖になります。手洗いも可能で、汗ばむ季節も気持ちよく◎

単色の無地調なのに、キルティングの模様がさりげなく、おしゃれなアクセントになるのもポイントです。

③マーブルアイスのような爽やか可愛いデザイン！ミント入りの冷感ラグ＜フレッシュクール＞

ミント×キシリトールの成分でひんやりすっきり！さらふわの手ざわりで、夏に手放せなくなりそうな冷感ラグです♪

見た目もグリーンやパステルイエロー、ベビーブルーなどをミックスした、まるでアイスクリームみたいな爽やかな可愛らしさ◎

手洗いOKで抗菌、防ダニ、遮音、冬には床暖房やカーペットにも対応する機能盛り沢山のラグは冷感ラグのイチオシです！

④日本の夏を心地よくするウレタン入りデニム×竹ラグ＜リオ＞

竹林をイメージすると分かるように、涼やかな風合いが最大の特徴である竹ラグ。熱伝導率が高く、触った時のひんやりサラッとした感触が魅力です。

さらに老舗デニムメーカーとコラボした「リオ」は、縁をデニムで囲み竹ひごそれぞれにカラフルな糸を織り込んだ、見た目にもカジュアルで楽しい１枚。

中にウレタン、裏地に不織布をあしらうことで、ふんわり柔らかな踏み心地も実現しています！

⑤ウレタン入りデニム調キルティングラグ＜ポリゴン＞

ポリゴンは、綿100％のラグ。吸湿・吸汗性に優れ、多少汗をかいてもサラサラのさわり心地です。しかもウレタンフォームが約10mm使われているので、クッション性もあり底付き感もありません。

⑥超極厚ウレタン入り！厚さ25mmのマイクロファイバーラグ＜シエスタ＞

シエスタはポリエステル製のラグ。マイクロファイバー加工なので滑らかな肌触りが気持ちいいです。しかも約20mmの低反発ウレタンを含め、厚みはトータルで約25mmと十分な厚みです。遮音効果もあるので、小さなお子さんやペットのいる家庭でも安心して使用できますよ。

⑦毛足なし！低反発もちっとコルクデザインのラグ＜ジル2＞

ジル2はラグは毛足がないので、サラサラした手触りに仕上がっています。ウレタンを使用しているので、低反発で程よいクッション性も担保されていますよ。コルクデザインはシンプルで、どのような部屋にもマッチします。

⑧サラッと感触のシェニール織＆撥水で汚れサッと拭き＜撥水モデルノ＞

撥水モデルノはシェニール生地を使っているのが特徴です。サラサラした肌触りで、素足でも気持ち良く過ごせますよ。洗濯はできませんが撥水加工されているので、汚れをサッと拭き取れるのがポイントです！防音性能も高く厚みのあるラグで、クッション性にも優れています。

⑨シャギー22mm・ウレタン中材5mmで夏に使いたいシャギーラグ＜ルフォン＞

ルフォンは、シャギーが22mm・ウレタン中材5mmが使われたしっかりとした厚みが特徴。さらさらした肌触りなので、年間通じて使用できるラグです。汗やじめじめ湿度の季節にうれしい抗菌機能もついています。

カラーラインナップにはグリーンやブルーの寒色系もあるので、夏場涼やかに使用できますよ。

 

下敷きを使えばもっと広がる選択肢！

ラグだけでなく、下敷き用のラグを併用する方法もあります。涼やかで薄手の生地のラグに厚みやクッション性を加えることができますよ。

下敷きの上には綿や麻など自然由来素材のラグを併用するといいでしょう。適応性に優れているのでオールシーズン、快適な状況をキープできますよ。一緒に合わせたい綿・麻ラグは下記よりご覧ください。

▶綿・麻ラグ一覧

他にも、い草ラグを下敷きの上に重ねて活用するのにおすすめです。通気性が優れているので、さらっとした肌ざわりを堪能できます。昔懐かしい香りをまとったラグで、リラックス度もアップしますよ。一緒に合わせたいい草ラグは下記よりご覧ください。

▶い草ラグ一覧

まとめ

夏場にじめっとしない素材や通気性に優れた天然由来のラグであれば、サラサラした感触で快適。さらに寒色系など、涼やかな色合いのラグを使うと見た目でもひんやりするでしょう。

また、涼しくても痛くない、クッション性に優れたラグを敷けば酷暑の夏もぐんとQOLがアップするはず！今回紹介した「ひんやり過ごせて厚手のラグ」を参考に、もっと夏が好きになる暮らしを叶えていただけましたら嬉しいです。

他にも夏ラグ特集は、こちらでご覧いただけます！

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