「ソファの下にラグをおいても大丈夫なの?」
「下に噛ませるのと、前に置くのとだとどちらが良いの?」
ラグの敷き方を考える上で、上記のようなお悩みをお持ちの方も少なくないと思います。
結論から言うと、ソファの下にラグをおいても問題はありません。ただし、メリットとデメリットはあります。
そこで今回はソファの下にラグを敷く上での注意点について、約2,000商品を取り扱う専門店のプロが詳しく解説していきます。
・見た目の美しさ
・お手入れ頻度
三つの観点からお伝えしていきますので、お悩みの方は是非参考にしてくださいね。
もくじ
ソファ周りにラグを置く上で抑えるべきポイント3つ
ソファ回りにラグを置く場合には、大きく分けて、「下に敷くか」「手前に敷くか」の2パターンがあります。
「安全面」「見た目」「お手入れ」の3つの観点から、それぞれの特徴を以下の表にまとめてみました。
ソファの下 | ソファの前 | ||
安全面 | ソファが軽い | ◎ | – |
安全面 | ソファが重い | ◎ | – |
安全面 | ソファの足が細い | ◎ | – |
安全面 | お子様がいる | ◎ | 〇 |
見た目 | 部屋が狭い | ◎ | 〇 |
見た目 | 部屋が広い | 〇 | 〇 |
見た目 | デザインにこだわりがある | △ | ◎ |
お手入れ | 洗濯や衣替えの頻度が高い | × | ◎ |
お手入れ | 掃除機やルンバとの相性 | × | ◎ |
この表のようにソファの下にラグを敷くと、お手入れの面では少しデメリットがあるものの、安全面では良い側面があります。見た目は、部屋の広さやラグのデザインにもよるようです。
小さなお子様がいるご家庭や、部屋が狭く限られたスペースしかない場合などはソファ下に敷くメリットの方が多いといえるでしょう。
それでは、上記3つの観点に関してさらに詳しく掘り下げていきます。
【ポイント①】安全面
ソファの下にラグを置くことによって、床の傷防止に効果があることや安全面でのメリットがあると言えます。
以下のような場合は、安全面の観点から下に敷くのがおすすめです。
・脚が細いなら下に敷くのがおすすめ
・お子様がいるなら、下に敷くのがおすすめ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ソファが軽くても、重くても下に敷くのがおすすめ
ソファの重さを問わず、安全面を重視するなら下に敷くのがおすすめです。
人が座って体重をかけたり、立ち上がったりする度にソファが少しずつズレてしまうことも。ラグをソファの下に敷くことでソファのズレやそれに伴う傷の発生を防止するのに有効です。
ラグを床の上に嚙ませることによって、床への直接的なダメージの軽減に繋がり、 へこみ等の防止にも役立ちます。
脚が細いなら下に敷くのがおすすめ
ソファの脚が細い場合、下に敷いた方が安全性が高いといえます。
例えばヴィンテージ調で人気を博しているアイアン脚のソファーの場合、ソファの脚は細いスチール製です。
そのため床へのダメージが大きく傷をつけてしまう可能性が高いですが、ラグを下に敷くことによって床の傷つけ防止に役立ちます。
一方で、モコモコした素材のラグや厚みがあるようなものだと、ソファが少し不安定になることやソファの脚の後がラグにくっきりと残ってしまう懸念も。逆に言えば、ソファの下に敷くのならば薄手でシンプルなラグの方がおすすめです。
お子様がいるなら、下に敷くのがおすすめ
お子様がいるご家庭であれば、ソファの下にラグを敷くことによって怪我の防止にも役立ちます。万が一小さなお子様がソファから落下してしまった際、大きな怪我に繋がってしまう懸念も。
そのため、ローソファを選ぶことが望ましいですが、さらにラグをソファの下に敷いておくことでリスクを最小限に抑えることができます。
小さなお子様の場合、ソファの両サイドからの転倒も予測されるので、少し大きめのラグを敷いておく方が良いでしょう。
また、ラグを敷くことで滑っての転倒防止にも繋がるため、安全面でのメリットは大きいと考えます。
【ポイント②】見た目
見た目に関しては部屋自体の広さやラグのデザイン性を考慮した上で、ラグをソファの下に敷くべきか否かを検討する必要があります。
・部屋が狭いなら、下に敷くのがおすすめ
・デザインにこだわりがあるなら、ソファの前がおすすめ
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
部屋が狭いなら、下に敷くのがおすすめ
部屋が狭く限られたスペースしかない場合は、ソファの下にラグを敷くのをおすすめします。
特に一人暮らしの賃貸マンションなどでは、どうしても部屋が狭くなってしまいがちですが、ソファとラグを別々に置いてしまうと部屋の圧迫感がより増してしまうことも。
一方、ソファの下のラグを置いてしまえば部屋に多少のゆとりができ、おしゃれなアクセントにもなります。部屋に占めるラグの割合を抑えたい場合も、ソファの下にラグを敷いて対処するのが有効です。
デザインにこだわりがあるなら、ソファの前がおすすめ
インテリアとしてラグを敷きたい場合や、ラグのデザインや柄にこだわりがある場合であれば、 ソファの前に置くのがおすすめです。
ソファによって隠れてしまうスペースを無くして、こだわりの詰まったラグのデザインがしっかり見えるようにしましょう。
ソファの下に置くべきサイズは、一回り大きいサイズに
ソファや部屋のサイズにも左右されるところですが、 ラグをソファの下に置く場合はソファの幅よりも一回り大きいサイズにすることをおすすめします。
ラグのサイズや形によっては部屋の印象を大きく変えてしまう可能性も。ソファの左右に余裕がある大きさのラグを選んだ方がバランスよく見えますよ。
【ポイント③】お手入れ頻度
ソファの下にラグを敷くデメリットの一つが、お手入れの難しさです。お手入れしたい頻度や方法によっては、ソファの下にラグを敷くことを控えた方が良いでしょう。
洗濯や衣替えが多いなら、下に敷かないのが吉
洗濯や衣替えが多いご家庭は、ラグをソファの下に敷かないのが吉です。
ラグの洗濯や部屋の模様替えの頻度が高い方は、 ソファ自体を動かすことも多くなってしまう傾向があり大変な作業になります。
ラグの洗濯やメンテナンスのためソファを動かす負担を増やしてしまうよりは、無理してラグを下には敷かず、前に敷いた方が無難かもしれません。
掃除機やルンバとの相性はあまり良くない
掃除機やルンバとの相性が良くない点も、考慮する必要があります。日頃から掃除機をラグの隅々までかけたい方であれば、ソファの前にラグを敷いた方が良いでしょう。
また、ソファの下に厚みのあるラグを敷いた場合、ソファの隙間に掃除機やルンバが入らない可能性もあるので相性が良くありません。
まとめ
いかがでしたか?ソファの下にラグを置いても問題はない事が、分かっていただけたかと思います。
むしろ、ソファの脚やズレによる床の傷を防止できる点や安全面でのメリットは大きいのです。狭い部屋の場合も、スペースの節約をする為ソファの下にラグを敷くことをおすすめします。
ただし、ルンバや掃除機との相性は良くないので、お手入れの頻度が高い方はソファ前に置くことも検討しましょう。デザインにこだわりがある場合も、ソファの前にラグを敷いた方が良いと考えられます。
見せ方の好みや、生活スタイル、重視するポイントに応じてソファ下に敷くか前に敷くかを決定してくださいね◎
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