遮光カーテンはUVカットも出来る!遮光とUVカットの違いをカーテンのプロが解説

2024/3/1 2024/4/15

遮光カーテン

昨今在宅ワークが増え、日中室内で過ごされる方も多くなりました。
そこで気になるのが紫外線。

窓から差し込む日差しによる、日焼けや家具の変色が気になるところですよね。

カーテンによる紫外線カットの方法としてはUVカットものを選択するという手段がありますが、遮光カーテンではダメなの?という声もよく聞きます。

実は、遮光カーテンを取り付けることで、UVカットも可能です。

本記事では、遮光カーテンの性質やUVカットカーテンとの違い、どちらを選んだらいいのか、カーテン販売店のプロ目線で解説していきます。

ぜひ最後までお読みください。

遮光カーテンは紫外線もカットする!

遮光カーテン

遮光カーテンは、紫外線カット効果が期待できます。

遮光カーテンとはその名の通り、外から入ってくる光をカットし、部屋を暗く保つためのカーテンです。

通常のカーテンでもある程度は外からの光を遮断できますが、遮光カーテンであれば、日中でも部屋を暗い状態に維持できます。

通常のカーテン以上に、日光が部屋の中に差し込んでくるのをブロックする効果があるため、光のほかにも紫外線カットの効果も期待できるのです。

部屋に差し込んでくる紫外線が気になっているのであれば、遮光カーテンを取り入れるのも選択肢ですよ。

遮光とUVカットの機能の違い

遮光カーテンとレースカーテン

カーテンの販売店を見てみると、「遮光カーテン」や「UVカットカーテン」の名称で販売されている商品もあるでしょう。この両者にはどのような違いがあるのでしょうか?

ここでは遮光とUVカットの違いについて解説するので、商品選びの参考にしてください。

遮光は日光そのものを遮る機能

遮光カーテン

遮光カーテンとは”遮光”、すなわち日光をはじめとした光をカットする機能を持ちます。

よって室内を暗くしたいと思っている人向けのカーテンといえます。

また遮光カーテンごとに、遮光性に差があります。
遮光性の高いカーテンを選ぶことで、日中でも部屋の中を暗く出来ます。

遮光カーテンは光を反射することによって、部屋の中に届かせない仕組みになっています。
加えて、
外部からだけでなく、内部からの光も遮断する性能があります。

したがって、夜間部屋の明かりをつけていても、その光が外部に漏れにくいのです。

外部に部屋の中を見られる心配がなくなり、プライバシーが保たれますよ。

日光には光だけでなく熱エネルギーも含まれています。遮光カーテンを部屋に付けることで、光だけでなく熱を通しにくくできるのも特性の一つ。
夏の間、室温の上昇を抑制する効果も期待できますよ。

また遮光カーテンは冷気も通しにくい性質もあるので、冬場の室温低下も抑えられます。そのため冷暖房の電気代節約効果も見込める優れものです。

気温の上下幅の大きな地域にお住まいの方であれば、遮光カーテンを使用するのがおすすめです。

UVカットは紫外線のみをカットする機能

UVカット レースカーテン

UVカットカーテンとは、UV、つまり紫外線だけをカットするカーテンを指します。

紫外線が部屋の中に差し込んできて、日焼けが気になるという人向けの商品です。
レースカーテンに光沢糸を織り込むことで、紫外線を反射させたうえで部屋に入れないような作りになっています。

ただし、遮光カーテンとは異なり、あくまで紫外線をカットする機能しかありません。
太陽光には紫外線のほかにも赤外線や可視光線も含まれます。赤外線や可視光線をカットする機能は、UVカットカーテンにはないのでご注意ください。

UVカットカーテンは紫外線を遮りつつ、採光もできるカーテンだと思っていただくとよいでしょう。

UVカットしたい時にどっちを使ったらいい?遮光・UVの選び方

迷う人

UVカットを目的に購入する場合、遮光カーテンとUVカットカーテンのどちらを購入すればいいかわからないと悩まれていませんか?

遮光カーテンにするかUVカットカーテンにするかは、ケースバイケースです。

何を重視してカーテンを購入するかによって、どちらがおすすめかも変わってきます。

早速、選び方を解説していきますね。

昼間室内で過ごす時はUVカットのレースカーテン

UVカット レースカーテン

日中室内で過ごすことの多い人はUVカットのレースカーテンがおすすめ!

UVカットのレースカーテンは日差しの明るさを確保しながら紫外線をブロックできるカーテンです。

よって日中室内で過ごすことの多い人向けのカーテンといえます。
照明なしでもある程度の明るさはキープしたい、でも日焼けは気になるので紫外線だけ遮りたい場合におすすめです。

気象庁のデータによると、日中紫外線のおよそ8割が室内に差し込んでくるといわれています。
に春から秋にかけては、部屋の中に差し込んでくる紫外線量は多くなるので、UVカットカーテンを使って日焼け対策を行うべきです。

日当たりのいい部屋だと、しばらくすると家具や畳などの変色のリスクもあるでしょう。

UVカットカーテンの使用がおすすめですよ!

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夜勤などで昼間睡眠をとる場合は遮光カーテン

遮光カーテン

夜勤などで昼間に睡眠をとる生活を送っている場合、遮光カーテンがおすすめです!

部屋に日が差し込んでくるとまぶしくてなかなか眠れないという方も多くありませんか?

遮光カーテンは光そのものを遮断する性能があるため、取り付けることで、昼でも部屋の中をある程度暗くできます。
日中でも快適な睡眠環境を実現できますよ!

その他にも西向きの窓には遮光カーテンを取り付けるのがおすすめです。

西向きの窓の場合、特に夏場夕方になっても日差しが差し込んできてまぶしく感じられますが、遮光カーテンを使って対策可能ですよ。

日中の快適な睡眠環境構築や夕方の厳しい日差し対策として、遮光カーテンを取り入れてみてはいかがですか?

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まとめ

ここまで遮光カーテンの特徴やUVカットカーテンとの違いを解説してきました。

遮光カーテンとは、日光が部屋の中に差し込んでくるのをさえぎる性質のあるカーテンのことです。

日差しだけでなく、UVカットや熱・冷気の遮断効果も期待できます。

加えて、日焼けや夏場の猛暑、冬場の冷気などに対しても高い効果が。
とくに夜勤などで日中睡眠をとる方は、光を遮断する遮光カーテンを設置することで睡眠の質を向上させるのに役立つでしょう。

反対に、日中家で活動する人にはUVカットレースカーテンがおすすめ。
光を取り入れつつ、紫外線だけをシャットアウトします。

本記事を参考に、ぜひお部屋に合ったカーテンを選んでくださいね。

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