お洒落な部屋作りに欠かせないレースカーテン。
近年、シンプルな暮らしを求める方が増え、コスト面でも優秀なヒダのない「フラットスタイル」のレースカーテンが気になる方も増えております。
オーソドックスな、ヒダを取るスタイルと違って、
「そもそもフラットカーテンとは?」
「ヒダあり(1.5倍ヒダ・2倍ヒダ)のドレープカーテンと、フラットレールの組み 合わせはどうなの?」
などなど、疑問もたくさん出てきます。
本記事では、フラットカーテンについてと、メリット・デメリット、選び方などをカーテン販売店のプロ紹介します!
これを読めば、ヒダなしのレースカーテンを選んだら良いのかどうかが分かります!
是非最後までお読みくださいね。
もくじ
そもそもフラットカーテンとは?
フラットカーテンとは、カーテンの上部にヒダ山タックをとらないカーテンです。
一般的なカーテンは、1.5倍ヒダで上部に2つ山のヒダをつくりますが(既成カーテンの大半がこちらです)、フラットカーテンは一枚の布をかけているイメージで、
とてもシンプルな印象に仕上がります。
▲上記記事では、カーテンのヒダについてまとめています。ぜひご覧ください。
レースカーテンを「フラット」にするメリット3つ
レースカーテンをフラットにする際のメリットをここでは紹介いたします。
①柄や模様をきれいに見せてくれる
フラットカーテンはヒダがほとんどないので、柄や模様をきれい
に見せてくれるのが大きな魅力です。
大きい柄や模様がある場合はアート感覚で楽しむことが出来ます。
厚手カーテンを無地でシンプルに、レースにはお気に入りの柄入り・・・なんてコーディネートも素敵ですね。
②価格を抑えられる
生地を使用する量が少ないスタイルなので、比較的お求めやすい価格で購入できます。
厚手カーテンとレースカーテンを同時に・・・となると価格も気になります。
レースカーテンをフラット仕様にして価格を抑えることが可能に!
③シンプル・カジュアル・ナチュラルテイストを演出できる
シンプル/カジュアル/ナチュラルな演出には欠かせないスタイルです。
天然素材のレースカーテンには、フラットが超おススメ!ナチュラル感が倍増します。
レースカーテンを「フラット」にするデメリット2つ
レースカーテンをフラットにする際のメリットをここでは紹介いたします。
①巾継ぎがある場合は継ぎ目が目立つ
フラットにすることで「巾つぎ」が目立つ可能性があります。
広い窓の場合は生地を縫い合わせる”巾つぎ”が入りますが、他のスタイルよりも目立ってしまいます。
*ヒダ山ありのカーテンは、ヒダの谷の部分に隠れるように巾つぎ縫製する場合がほとんどです。
②レースカーテンを開けた時のたまり幅が大きくなる
ヒダがないと、レースカーテンを開けた時のカーテンのたまり幅が比較的大きくなります。
ヒダありとヒダなしで比較すると、
・フラットカーテン→緩やかなウェーブ状の膨らみが出来てしまうので、少し窓を塞いでしまう。
頻繁に出入りする窓のレースカーテンをフラットにしてしまうと、たまり幅が邪魔になってしまう可能性があります。
レースカーテンをフラットにする場合に幅の倍率に注意したほうが良い理由2つ
もしレースカーテンをフラットにする場合、ヒダの幅の倍率に注意する必要があります。
ここでは幅の倍率について解説します。
①横幅の倍率によって部屋の雰囲気が変わる
カーテンには必ずゆとり分をプラスする必要があります。
特に、フラットカーテンの場合はどの程度のゆとりをプラスするかで、雰囲気が大きく変わります。
■1.1倍(カーテンレールの幅x1.1倍)←ゆとりが少ないため、直線
的な仕上がりになります。大きい柄や模様がある場合におススメ。
■1.2~1.3倍←緩やかなウェーブ感があり、天然粗材や、ナチュラル
テイストの生地におススメ。
*横幅の広い窓の場合は、ゆとりを取りすぎると、だぶつき感が出てしまう場合がありますので注意が必要です。
パーフェクトスペースカーテン館では、ご注文時に、ゆとり分が1.1倍で自動計算されます。
②カーテンが開けにくくなるため
一般的に、ドレープカーテンとレースカーテンを2重にして使用するので、カーテンレールもダブルレールが付いていることが多いです。
一般的な機能レールをご使用の場合には、前後のレール幅が狭い場合がありますので、少し注意が必要です。
と言うのも、フラットカーテンは開けた際に、つまみ部分のある一般的なカーテンと異なり、ウェーブ状にたたまれていき、幅を取ります。
レールの幅が狭いと、その幅が厚手カーテンに干渉してしまい、開閉がし辛くなってしまいます。
特に、厚手カーテン・レースカーテン共にフラット仕様にした場合、下記の通り、倍率を抑えることによって干渉は軽減されます。
●レースカーテン(フラット):レール幅に対して1.1~1.2倍
開け閉めが頻繁で気になる方は、厚手カーテンを1.5倍ヒダにする等々違うスタイルも検討しましょう。
カーテンボックスの場合は、厚手・レース共にフラット仕様にしてしまうと開閉がし辛く、ボックス内への干渉により、生地の劣化が早まる場合がありますので、慎重に検討しましょう。
レースカーテンをフラットにする場合はAフックがおすすめ
フラット仕様のカーテンは【Aフック】がおススメです。
Bフックの場合には開閉ががスムーズにいかず、カーテンを開けた際に、綺麗に収まらない場合が多いためです。
レースカーテンは厚手カーテンと一緒に使用することを考えると【Aフック】一択です。
【参考】フラットカーテンAフック:開けた状態
【参考】フラットカーテンBフック:開けた状態
フックに関してはこちらの記事でより詳しく説明しておりますので、気になる方は参考にしてみて下さいね。
フラットレースカーテンでおすすめの商品
まとめ
いかがでしたでしょうか?
生地の風合いをシンプルに活かす事ができるフラットカーテン。
素材や柄の魅力を十分に引き出し、窓周りをすっきりと、
自分らしく仕上げたい時におススメのスタイルです。
注意ポイントをしっかり押さえて、おしゃれ上級者を目指しましょう。
フラットならではの空間作りに是非チャレンジしてみてくださいね!
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