押入れのふすまを取り外し、その代わりにカーテンを取り付ける「押入れカーテン」
この「押し入れカーテン」が最近人気を集めています。

しかし興味はあるものの、どうしたら良いか分からない方も多いかもしれませんね。
そこで失敗しないように、この記事では押入れカーテンの選び方をご紹介します！

押入れカーテンにはデメリットも。まずは取り付けるか慎重に判断

押入れカーテンは、押入れのふすまを外して目隠しに取り付けるカーテンのことを指します。
最近では、手軽なDIYでお部屋の雰囲気を変えられるため、賃貸物件でも注目を集めています。

様々なインテリア系のSNSやメディアでも特集されており、目にしたことがある方もいらっしゃることでしょう。

しかしながら
「押入れのふすまを外すことは大丈夫なのだろうか？」
「デメリットはないのだろうか？」
といった心配もあるかもしれません。

そこで、押入れカーテンのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

押入れカーテンの魅力とメリット

【①簡単にお部屋の雰囲気を変えられる】

「和室を洋室風に」
「無機質な部屋を温かみのある北欧風に」

そんなイメージチェンジが手軽に実現でき、インテリアのアクセントになります。
季節や気分に合わせてお部屋のスタイルを、自由にカスタマイズしましょう。

【②利便性がぐっと向上】
通常の押入れのふすまは、基本的に左右片側ずつしか開けることができません。
しかし目隠しをカーテンに変えることで、開けたときに押入れ全体を一気に見渡せます。

こうした特徴によりさらに次の利点も上げられます。
・収納スペースを有効活用できる
・押入れが整理整頓された状態に保てる
・押入れの中の物品の出し入れがスムーズになる
・必要なものを取り出す手間が省ける

押入れが、より実用的なスペースとして活躍することでしょう。
押し入れカーテンは、快適な生活をサポートする便利なアイテムとして多くの人々に愛されているのです。

押入れカーテンのデメリットと解決法

気になる押入れカーテンのデメリットについて解説していきます。

【①押し入れ内にほこりが入りやすくなる】
締め切ることができないため、ホコリはたまりやすくなります。
⇒その分掃除はしやすくなり、かえってホコリが気にならなくなる場合も！
こまめな掃除を心掛けるか、押入れカーテンの取り外しや洗濯を行いましょう。

【②お部屋の気密性が薄れる】
すき間から空気が出入りするため、暖房や冷房が少しききづらくなってしまいます。
⇒適切なサイズのカーテンを選ぶことで、温度管理が改善されます。
断熱性や遮光性の向上を図るために、カーテンの素材や厚みにも注意を払いましょう。

【③ふすまの収納問題】
賃貸物件の場合、取り外したふすまをどこに片付けるかという点も悩み所です。
⇒外したふすまの保管場所として、天袋や本棚、ベッドの裏などのデッドスペースを活用する方法が多く見られます。

このように適切な対処法をとることで、デメリットを感じにくくなる可能性もあります。
押入れカーテンを導入する際には、メリットとデメリットをバランスよく考慮・
工夫をすることで、快適な生活を楽しんでください。

タイプ別！押入れカーテンのメリット・デメリットと取り付け方法

押入れカーテンには、窓用や仕切り用のカーテンを代用するケースが一般的です。
しかし実際にはレールカーテンだけでなく、シェードやロールススクリーンを押入れカーテンとして活用するケースも見られます。

それぞれのタイプによって異なる特徴があり、好みやお部屋に合った取り付け方法で選ぶことが重要です。
続いて、各タイプの特徴を紹介します。

多彩な選択肢！広がるレールカーテンの魅力

レールカーテン：レールに布地を吊り下げたり通したりして、稼働させるタイプのカーテンです。

【魅力①選択肢の豊富さ】
・お部屋のインテリアスタイルに合わせて、タッセルも含めて好きな色・柄の布地を選べる
・デザインや素材、カラーがたくさんある

【魅力②カスタマイズ性の高さ】
・布地を選び、オリジナルカーテンを手軽に作り上げることも可能
・季節や気分に応じてカーテンを変えられる

選択肢は無限大と言えるでしょう。
お部屋にアクセントを加えたり、雰囲気を一新させることができます。

【魅力③取り付けが簡単】
・窓枠にかけるカーテンと同様に、レールを押入れの枠に取り付けて吊るせる
・賃貸でもつっぱり棒を使った取り付け方法なら、壁に穴をあけずに済む

レールカーテンは、その多彩なバリエーションと簡単な取り付け方法から、インテリアの一部として魅力的な選択肢として広がっています。
自分だけのオリジナルなカーテンを手に入れて、お部屋をより快適で魅力的な空間に彩りましょう。

雰囲気重視の方にはシェードカーテンがおすすめ

シェードは、ローマンシェードとしても知られるカーテンの1種です。
一般的には高級感のあるレストランや、ホテルの客室などで頻繁に使用されています。

【魅力①洗練されたデザイン】
・独特なデザインと機能性から、上品でスタイリッシュな印象を与えることができる

【魅力②調節性の高さ】
・カーテンの丈を自在に調整できる
・上げ下げするだけで自分の好みや部屋の雰囲気に合わせてアレンジが可能

【魅力③場所を取らない】
・シンプルなデザインでスペースの節約ができる

【魅力④カーテンと同じデザインで作れる】
・お気に入りのカーテンと同じ生地で作ることができ、統一感を出せる

シェードカーテンの取り付けは以下のように行います。
①押入れのフレームに専用のヘッドレールを取り付ける
②ヘッドレールに、シェードを吊る

ヘッドレールの脇には「メカ」と呼ばれるシェードの昇降機があり、コードやチェーンなどを操作することでカーテンの丈を調整します。
シェードを上げると、上方向に折りたたまれてリボンのようなヒダができるのが特徴です。

インテリアのアクセントとして、シェードを取り入れて上品な空間を作り上げてみてはいかがでしょうか。

操作簡単ですっきり見え！ロールスクリーンの魅力

ロールスクリーンは、窓用や仕切りカーテンとして人気のあるアイテムです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください

押し入れにはロールスクリーンがおすすめ！プロ解説の押し入れ問題の解決ガイド

理想の押入れカーテンを選ぶポイント

押入れカーテンを選ぶ際には、可動様式やお部屋の気密性、雰囲気などさまざまな点が気になることでしょう。

そこで、お部屋にピッタリの一枚を見つけるために「ここにこだわれば理想の押入れカーテンが見つかる」という重要なポイントを3つ紹介します。

個性豊かなデザイン！押入れカーテンの魅力

押入れの大きさによって異なりますが、押入れカーテンのデザインはお部屋の印象に大きな影響を与える要素です。
どこを重視するかによって、選び方のコツを見ていきましょう。

【お部屋を落ち着かせたい場合】
ホワイト系のカーテンを選ぶと効果的です。
清潔感とシンプルさが調和し、リラックスできる空間を演出します。

【お部屋を広く見せたい場合】
壁と同じ色の押入れカーテンを選択すると良いでしょう。
色の一体感が生まれ、広々とした印象を与えます。

【お部屋の雰囲気を作りたい場合】
ポップな印象を演出したいなら、カラフルな柄やキュートなデザインを選ぶのがオススメ。
北欧風やLA風を目指す場合は、ナチュラルな柄やシンプルなデザインが相応しいでしょう。

【お部屋に統一感を出したい場合】
窓用カーテンと同じデザインのカーテンを押入れに取り付けましょう。
インテリアが一貫していることで、より洗練された印象を持つことができます。

押入れカーテンのデザインは、お部屋の雰囲気やテイストを引き立てる重要な要素です。
お好みやインテリアのコンセプトに応じて、デザインを慎重に選んで、お部屋の魅力を最大限に引き出してください。

理想のサイズ！押入れカーテンの選び方

押入れカーテンを選ぶ際には、まず押入れのサイズを正確に測って選ぶことが基本です。
押入れ上部のフレームの内側に取り付ける「天井付け」と正面に取り付ける「正面付け」によっても、カーテンのサイズが異なる場合があります。
購入前には必ず入念に確認しましょう。

さらに、押入れにぴったり合うサイズのカーテンを選んだつもりでも、カーテンの操作方法によって上下左右に隙間が生じたり、逆に隙間がなくて開閉がしにくい場合があるかもしれません。
したがって、サイズだけでなく操作方法もよく確認しましょう。

賃貸でも安心！おしゃれなDIYに押入れカーテンを取り入れよう

いかがでしたか？

押入れのふすまをカーテンに取り換えるメリットやデメリット、アイテムの選び方や取り付け方を解説しました。
賃貸住宅でも、これなら手軽にお部屋を和室から洋室風に変えることができますよね。

明るい印象のインテリアでくつろぎたい方や、より効率的に押入れを利用したい方には、特にお部屋をすっきりとさせる効果があるロールスクリーンカーテンがおすすめです。

パーフェクトスペースカーテン館では、現在生地サンプルを無料で提供しています。
気になる柄や素材をお気軽に取り寄せて、壁紙や家具の色との相性を試してみてはいかがでしょうか。

押入れカーテンは、手軽におしゃれなDIYを楽しむことができるアイテムです。
ぜひ自分らしいお部屋づくりをしてみてくださいね。