国内には何店かのオーダーカーテンメーカーがありますが、良く知らない方も多いはず。今回はオーダー製で国産の高級カーテンを多く取り扱っている「川島織物セルコン」について、その評判や商品を紹介いたします。

最近の家には防火や消防法の関係で、既成カーテンのサイズには収まらない小さなスリット窓や、採光用の滑り出し窓なども増加しています。また、注文住宅ならではの横幅2m以上の大きな窓や、天井にカーテンレールが埋め込まれた、ハイサッシなども多いですよね。

そんな時は、どうしても専用のオーダーカーテンが必要になってきます。「川島織物セルコン」のオーダーカーテンについて知り、ぜひアイテム選びの参考にしてくださいね。

川島織物セルコンとは。その評判は？

川島織物セルコンは、日本を代表する繊維製品メーカーであり
主に高品質なカーテンの製造・販売を行っています。
2023年には、なんと創業180周年を迎える老舗です。

天保14（1843）年江戸末期に呉服の悉皆業からスタートし、
明治からはインテリア業をスタート。
明治宮殿や京都迎賓館など数々のラグジュアリーホテルなどにも
カーテンや敷物を納品しており、その高いクオリティが評価されています。

明治22年（1889年）には、京都の三条高倉に織物の史料館「（現）川島織物文化館」を建設し、織物の文化や歴史、情報を伝える役割も長く担ってきました。

川島織物セルコンとはいわゆる「高級カーテンメーカー」です。
悉皆業で培われた非常にクオリティの高い織物技術を駆使し、
繊細な美しいカーテンやラグ、劇場の緞帳を数多く作り出しています。

新しく生活をスタートさせたり自分の好みを詰め込んだ
注文住宅に入居したりする際など、
ぜひ選択していただきたい素敵なメーカーです。

こだわりの窓辺を完成させるのに、
まさにぴったりのカーテンメーカーと言えるではないでしょうか。

では、川島織物セルコンにはどんなカーテンがあるのか、
デザインやその評判も見ていきましょう。

川島織物セルコンのカーテンで評判のカタログ

川島織物セルコンの代表的なカーテンカタログは5種類あります。
・filoフィーロ
・FELTAフェルタ
・Sumiko Hondaスミコ ホンダ
・Morris Design Studioモリスデザインスタジオ
・!’mアイム

他にも公共施設や医療施設に特化した
・green daysグリーンデイズ
・抗菌・抗ウイルスカーテン
といった2冊もあります。

その中でも人気の高い、
・filoフィーロ
・Morris Design Studioモリスデザインスタジオ
・Sumiko Hondaスミコ ホンダ
次にご紹介いたします。

川島織物セルコンの魅力的カーテン「filo(フィーロ)」

filo(フィーロ)は企画・開発・デザイン・製造、
コーディネートも一括して自社で手掛けることに
拘ったカーテンカタログ。

川島織物セルコン独自の魅力的な織物表現は、
伝統を受け継ぎながらも、新しい感性を吹き込んでいます。
独創性や豊かな質感など、他の追随を許さない最高峰のファブリックです。

川島織物セルコンの得意とする、ジャカード織を多く採用した「フィーロ」では、生地の奥行きや質感、手触りまでもこだわり抜かれ
一度見たらその美しさの虜になるでしょう。

カーテンを納品した後、お客様から「買って良かった」と感謝のお電話をいただくことも少なくありません。
実際に窓に飾ったお客様から、とても良い口コミをいただく商品です。

▼filo(フィーロ)のアイテムはコチラ

＜ペルシャカモン＞

＜ピウマリネ＞

ウィリアムモリスの美しいカーテン「Morris Design Studio(モリスデザインスタジオ)」

産業革命のさなか、動乱のイギリスで人気を博した
ウィリアムモリスのデザインを、川島織物セルコン得意の
ジャカード織カーテンで表現したカーテンカタログです。

日本でもかなり愛好家の多いモリスのデザイン。
なぜか和室とも相性が良く、大正ロマン風な和室の襖としても人気があります。

一番人気の「いちご泥棒」では、オリジナルに近い
多色のインディゴ捺染に寄せるため先染めジャカードの技術を使いました。

他にもケルムスコットツリーでは、
オリジナルの刺繍の雰囲気を感じられるように、
ゴブラン織りの手法を参考にしています。
それにより奥行きを感じられる立体感や手触り、
素材感を楽しめるカーテンになっています。

▼Morris Design Studio(モリスデザインスタジオ)のアイテムはコチラ

＜いちご泥棒＞

＜ケルムスコットツリー　ベージュ＞

川島織物セルコンのカーテンの技術を駆使した「Sumiko Honda(スミコ ホンダ)」の世界

▲手前左から＜オノラーレ＞イエロー・ライトピンク
▲奥左から＜コンソラーレ＞グリーン・ブルーグリーン＞

今年でカタログの公開から25周年。
長く続く川島織物セルコンのジャカード織技術を駆使した
カーテンカタログ「Sumiko Honda(スミコ ホンダ)」。

一人の同じデザイナーが企画からデザインも担当。
織物の設計まで一貫して携わるこだわりのカーテンカタログは、その技術で特許を取得するほどです。

川島織物セルコンのインハウスデザイナーである、
本田澄子氏によって今まで90柄以上が誕生しています。

一つのカーテンを織り上げるために、
30～40色の色を試色するなど、
そのデザインを表現するためには細部にまで妥協を許しません。

だからこそ生み出されるカーテンは柄だけではなく、
光との調和が最高に美しくなっています。
芸術品といっても、過言ではないでしょう。

▼Sumiko Honda（スミコ ホンダ）のアイテムはコチラ

＜バッラーレ＞

＜エリカチェア＞

川島織物セルコンのカーテンで作る美しい窓辺

新しい生活や特別な空間に、ピッタリの川島織物セルコンのカーテン。リビングに取り入れてゲストを迎え入れるのはもちろん、寝室にかけてゆったりとその世界に浸るのも

「購入したいと思っているけれど、やはり予算もあるし価格を比較したい」
「安い買い物ではないからこそ、イメージと違うことが無いよう購入する前にしっかり下調べをしたい」

そんな方のために当店ではカーテンのサンプルのお手配やカーテンの出張採寸、コーディネートのご相談も承っております。

検索だけでは分からかなった「カーテン探しの疑問」に答え、家具との合わせ方もご提案します。

 

川島織物セルコンのカーテンで
気になったアイテムがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。