カーテンを購入して、いざ自宅の窓に掛けた時
「長さが足りない!」「長すぎて裾が床に着いちゃう!」
なんて経験をしたことはありませんか?
そんなときカーテンを買い替えずに、自力で調節するにはどうすれば良いのでしょうか。そこでカーテンの「正しい長さ」と「丈の調節方法」について、こちらの記事でご紹介します!
買い替えせずに調整できるので、サイズ選びに失敗したときにぜひ実践してみてくださいね。
もくじ
そもそも、カーテンの正しい長さはどのくらい?
カーテンの丈をお直しする前に、どれくらい裾を上げるのか
「窓に合う、正しい長さ」を確認しておく必要があります。
そもそもカーテンは、どのくらいの長さが正解なのでしょうか?
実は「掃き出し窓」と「腰高窓」どちらの種類かによって、
適切な長さは変わります。
【掃き出し窓】のカーテンの正しい長さ
掃き出し窓とは、リビングからバルコニーにつながる、大きな引き戸式の窓のことです。 掃き出し窓にカーテンを取り付ける場合はまず、 カーテンレールについているランナー(フックの穴)の下から床までの長さを測ります。
そして、裾を引きずらないよう計測した数字から-1cmします。 遮光カーテンなどを購入する際、光漏れが気になる方は、 -1cmせず床まで測った長さで商品を探すのがおすすめです。
【腰高窓】のカーテンの正しい長さ
腰高窓とは、窓の下端が腰ぐらいの高さに取り付けられた窓のことを言います。
腰高窓の場合、カーテンレールについているランナー(フックの穴)の下から窓枠下まで測ります。 そして光漏れを防ぐため、計測した数字+15cmします。 カーテンが窓枠からはみ出た状態になれば正解です。
カーテンが長い!そんな時の調節方法
ここからは、カーテンの丈が長い時の調節方法について解説します。 長さを調整する方法は、大きく分けて5つ!
①アジャスターフックで調節する
②Bフックにチェンジ
③安全ピンで留める
④縫って裾上げする
⑤裾上げテープを使う
どの方法も簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに、あえてカーテンを長めにしてゴージャスに見せる「ブレイクスタイル」というヨーロッパ流の掛け方も。ブレイクスタイルをメインにおしゃれな丈の決め方を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
また長いのはドレープだけで、日中は開けておくだけということであれば、タッセルでしっかり束ねておくのも手軽!おしゃれなタッセルをたくさんご用意していますので、こちらもご覧ください。
①アジャスターフックで調節する
カーテンの丈をある程度調節できるアジャスターフック。
レールに引っかける部分をフックの溝に合わせて上下に移動させることで、 カーテン生地の位置を調整できる優れものなんです!
種類にもよりますが、カーテンの長さを4cmほど変えることができるので 、長さを微調整したい場合は、ぜひアジャスターフックを活用しましょう。
丈を短くしたいときは、ランナーに引っかける部分をカチカチッと下にずらすと調節できます。 フックがカーテンの上端に隠れるようにすればOKです。
②Bフックにチェンジ!
好きな高さに調節できるアジャスターフックの他に、 引っかける部分の位置が固定されたAフックとBフック、2種類のフックがあります。
・カーテンレールを見せるフック=Aフック
・カーテンレールを隠すフック=Bフック
Bフックを使用するとレールより上部にカーテンがはみ出た状態になり、裾の位置を上げることができます。
既製カーテンは、Aフックで作られていることが一般的。 そのため長さを短くしたい場合は、AフックからBフックにチェンジするのもおすすめです!
ただしカーテンレールの種類によっては、Bフックが取り付けられない場合もありますのでご注意ください。
③安全ピンで留める
手間もお金もほとんどかけずに、カーテンの裾上げができるのが「安全ピンで留める」という方法です。
ただし見た目があまり美しくないうえ、カーテン生地に穴があいてしまうデメリットも。 あくまで応急処置として行うことをおすすめします。 ヒダに合わせて縦に止めると、少しですが目立ちにくくなるので参考にしてみてください…!
④縫って裾上げする
フックや安全ピンを使えば簡単に丈を変えられますが、調節できる長さには限度があります。数センチ以上の長さ調節が必要な場合は、カーテンの裾上げを行いましょう。
ミシンを使用した裾上げが、一番スムーズでおすすめです。 作業前にアイロンをかけて折り目をつけておくと 生地が固定されるので、とっても縫いやすくなります!
⑤裾上げテープを使う
裁縫が苦手な方は、衣類などに使われる裾上げテープを活用するのがおすすめ!貼るだけで接着できるので、裁縫が苦手な人でも簡単に長さ調節が可能です。
その際、ミシンで縫う時と同様、アイロンで折り目をつけておきましょう。 また、裾上げテープにもいろんなサイズがあるので カーテンの横幅や長さをきちんと測ってから購入しましょう。
カーテンが短い!そんな時の調節方法
ここまでカーテンが長過ぎた時の調節方法を、ご覧いただきました。
次に「カーテンが短かった!」という時の調整方法を伝授します。 カーテンが長い時より、どうしても選択肢は少なくなってしまいます。
調整の仕方は大別して3つ。
①アジャスターフックで調節する
②折り返しを利用して長さを出す
③裾に布を足し、縫い合わせる
①アジャスターフックで調節する
こちらはカーテンが長い時と同様、アジャスターフックを活用した方法です。
4cm程度までは調節可能ですので、 丈が少し足りない程度の場合はこちらが一番おすすめです! フックがカーテン上部に来るように、カチカチっと調節してくださいね。
②折り返しを利用して長さを出す
一般的なカーテンは、裾に10cmほどの折り返しがあります。 この部分を活用して、長さを出すことも一つの手です。
【折り返しを利用する方法】
1.カーテン裾の折り返しをほどく
2.長さを確認し、新しく折り目をつける
3.折り目にアイロンをかける
4.縫い付ける
こうしたケースでも、裾上げテープを使うと簡単なのでおすすめです。
③裾に布を足し、縫い合わせる
カーテンの丈が短過ぎて、折り返しだけではどうにも対応できないレベルの場合は 新しく買い替えることも検討しましょう。
それでも自力で調節したい方は、裾に布をつけ足してみるのはいかがでしょうか。 お手持ちのカーテンと違う色の布を縫いつけたり、 フリルやレースなどでアレンジしたり… 意外と裁縫の時間でさえも、お楽しみいただけるかもしれません。
買い替えるなら、サイズぴったりのオーダーカーテンがおすすめ!
カーテンの長さ調節方法、いかがだったでしょうか。長さの微調整なら簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね!
美しい見た目を重視する方や、裁縫などが苦手な方は 新しいカーテンを購入するのもおすすめです。
当店は、オーダーカーテンの専門店なので、ご自宅の窓サイズにぴったりな1枚をお届けできます。 また、LINEやお電話での無料相談や、 出張採寸&取り付けサービスも行っています。
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