シェードカーテンにはさまざまなタイプがあり、それぞれ印象も異なります。
お部屋のインテリアに馴染ませるためにシェードカーテンを取り入れる際は、適切な種類を選ぶようにしましょう。
今回は、シェードカーテンの種類を
- 生地数
- 縫製方法
- 昇降操作のやり方
から解説していきます。
シェードカーテンを購入しようか迷っている方は、知っておくと便利ですよ。
ぜひ役立ててみてください!
もくじ
シェードカーテンの種類~生地の枚数~
まず、生地の枚数による違いを見ていきましょう。
シェードに使われる生地の枚数が増えれば増えるほど、全体のボリュームもアップしていくので、存在感も高まります。
生地1枚でつくるものがシングルシェード、裏表合わせて2枚でつくるものがダブルシェードです。
それぞれ、どのような特徴があるのか解説していきます。
1.シングルシェード
シングルシェードは、生地が1枚です。
そのため、見た目もスッキリとしています。
麻や綿などの天然素材のシェードカーテンは、生地の風合いや素材感もしっかりと感じられるため、シングルタイプにするのがおすすめです。
畳んだときも軽めの印象で、清々しさをお部屋に運んでくれることでしょう。
和室にも合うスタイルのシェードカーテンです。
大きな窓というより、小窓や出窓に設置するのがおすすめ。
レースカーテンとの併用で軽やかさがより引き立ちますよ。
2.ダブルシェード
ダブルシェードカーテンは、1つのメカに生地が2枚付いています。
付ける生地はドレープ生地とレース生地を組み合わせることも可能です。
表はシャープ生地、裏はプレーン生地などと自由に選ぶことができるのも、ダブルシェードカーテンの魅力として挙げられます。
生地がある分、立体感のある見た目で畳んだときもボリュームが出てきます。
機能によっては遮光性や調光性も期待できるため、リビングや寝室など比較的大きな窓におすすめです。
掃き出し窓にも合わせることができ、程よく明るい空間が保たれますよ。
シェードカーテンの種類~縫製の仕方~
続いて、縫製方法の違いからシェードカーテンの種類を見ていきましょう。
今回ご紹介するのは、
- プレーンシェード
- シャープシェード
- バルーンシェード
の3タイプです。
それぞれの特徴を知り、適切な場所に設置してみましょう。
1.プレーンシェード
プレーンシェードは生地を柔らかく畳上げるタイプで、最も一般的な縫製スタイルです。
柄の種類も豊富でカーテンと同じデザインで合わせることもできます。
統一感のある空間がつくりやすいシェードですよ。
ただ、窓の開口部が狭くなりがちです。
設置する際は、サイズや取り付け方法を工夫しましょう。
2.シャープシェード
シャープシェードは生地の裏側にバーがあるため、ヒダをスッキリと見せることができます。
薄い生地などを使用する際は、バーが透けないように日中は生地を上げておくとよいです。
無地のシェードカーテンはもちろん、柄の入ったものでも印象が変わるので縫製スタイルによって選ぶのも面白いですよ。
モダンでスタイリッシュなスタイルを目指している方は、シャープシェードを検討してみてくださいね。
3.バルーンシェード
バルーンシェードはその名の通り、ヒダが風船のように丸みを帯びているタイプのシェードカーテンです。
エレガントな雰囲気で薄いレースと組み合わせるのも素敵ですよ。
バルーンシェードの中にもいくつか種類があり、
- 出窓に対応している出窓バルーンスタイル
- 左右にふんわりと広がるサイドバルーンスタイル
- プレーンシェードのシンプルさを活かしたノーススタイル
などがあります。
それぞれ印象が異なるので、空間の雰囲気やつくりたいイメージに合わせて、シェードのタイプを選んでいきましょう。
シェードカーテンの種類~昇降操作の仕方~
シェードカーテンの昇降操作は、ドラム式とコード式の2種類があります。
それぞれ特徴を見ていきましょう。
1.ドラム式
ドラム式のシェードカーテンは、操作部分がボールチェーンです。
ボールチェーンを引く量によって昇降具合が決まります。
赤ちゃんを抱っこしながらでも、片手で昇降作業ができるため、シェードカーテンの開閉や角度の調節が可能です。
ダブルシェードカーテンの場合は、奥と手前を使い分けることで、2枚の生地の操作が1つのチェーンで行えます。
強く引き過ぎると故障の原因になるので、昇降操作は丁寧に行いましょう。
2.コード式
コード式のシェードカーテンは、操作部分が紐です。
手元の紐がそのまま後ろの生地を引っ張ります。
引いた分だけ生地も下がるので、操作も簡単です。
途中で止めたい場合は少し横に引っ張り、ストッパーをかけましょう。
シンプルな構造のために紐が絡まるなど、トラブルが多いのもコード式の特徴です。
大きな窓より小窓におすすめのタイプです。
ダブルシェードカーテンの場合は、2本のコードを使い分けて、2枚の生地を昇降させましょう。
シェードカーテンの賢い選び方
ここまでシェードカーテンには、さまざまなタイプがあることを知っていただけたはずです。
しかし、実際にシェードカーテンを選ぶときは、どのような基準で選べばよ
いか分からないという方もいますよね。
そこで、最後にシェードカーテンの選び方を解説していきます。
おすすめの方法は3つ。
それぞれどのような角度から見ていくのか知っておきましょう。
1.設置する窓に合わせる
シェードカーテンは種類が違えば、取り付けたときに感じられる印象も変わってきます。
設置予定の窓がどこにあるか、周辺環境に着目することが大切です。
例えば、
- 日当たり具合はどうなのか
- どんな用途で使う空間なのか
- 窓の大きさはどのくらいなのか
など細かく見ていきましょう。
必要な条件をまとめいけば、自ずとそれらをあったシェードカーテンが見つかるはずです。
2.空間の雰囲気に合わせる
つくりたい空間のイメージがあれば、それに合わせるのもおすすめです。
- シンプルな空間をつくりたいのであればプレーンシェード
- スタイリッシュな空間をつくりたいならシャープシェード
- エレガントな雰囲気をつくりたいならバルーンシェード
など、シェードカーテンが与える印象で決めていくのもいいですね。
シェードカーテンを主役としたインテリア構成も素敵ですよ。
3.インテリアと合わせる
カーテンやクッションの柄など既存のインテリアと合わせるのも一つの手段です。
空間に統一感を保たせたいのであれば、この方法を使いましょう。
空間にアクセントをつけたいときは、小窓に鮮やかなトーンのシェードを設置するのがおすすめです。
シェードカーテンの使い道は多種多様です。
自分が納得のいく空間で過ごせるように、シェードカーテン選びは妥協しないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、シェードカーテンの種類を解説してきました。
シェードカーテンにはたくさんの種類が存在します。
それぞれの特徴をよく理解し、適切な場所へ設置していきましょう。
何も考えず、ただかっこいいからとシェードカーテンを設置している方の中には、空間にまとまりがないと悩んでいるかもしれません。
そのような場合は、この記事を読み返し、一貫性のあるインテリアに変えていけるようにチャレンジしていきましょう!
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